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神奈川県による「AI-OCR」の活用に関する実証事業の実施結果について

2020年1月31日
株式会社インターネットイニシアティブ
株式会社IIJエンジニアリング

株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、代表取締役社長:勝 栄二郎)および連結子会社の株式会社IIJエンジニアリング(代表取締役社長:保条 英司)は、神奈川県(知事:黒岩 祐治)との協定に基づき、手書き文字を自動読み取りする「AI-OCR(※1)」を活用して帳票情報のデジタル変換を自動化することで業務効率を向上することを目的とした実証事業(※2)を昨年10月より実施してきましたが、2019年12月16日で事業が終了し、以下結果を得ましたのでお知らせいたします。

  • (※1)AI-OCR:AI(人工知能)を利用した文字認識ソフトウェア。本実証ではAI inside 株式会社が開発・提供するAI-OCRサービス「DX Suite」を使用。
  • (※2)2019年10月31日付報道発表資料
    「IIJグループと神奈川県、『AI-OCR』による業務効率の実証事業に関する協定を締結」
    https://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2019/1031.html

結果概要

本実証事業では、以下の3帳票を対象とし、正確性、迅速性、継続性、操作性の4つの観点によりAI-OCRの文字識読率や導入に向けた課題等の検証を実施しました。実証結果に関する詳細は、神奈川県による記者発表資料をご覧ください。

対象帳票

  • 政治資金収支報告書
  • 漁獲量に関する送り状
  • かながわの水源地域キャンペーンアンケート

検証結果

正確性 3帳票の正読率の平均は93.4%と高かったが、人間でも判読困難な文字が多く含まれていた帳票の正読率は大幅に低下
迅速性 100枚を処理した場合、手作業と比較し、約75%の時間で手書き文字をデジタル化(1,000枚を処理した場合、約60%の時間でデジタル化)
継続性 24時間365日の処理が可能で、複数の帳票を同時に処理することも可能だが、使用時間帯は県のICT環境のメンテナンスなどを考慮する必要あり
操作性 職員アンケートの平均は5点満点中3.2点、読取結果については高評価

IIJグループは今後も、業務運用の経験と自動化推進のノウハウを活かし、お客様業務の効率化を支援してまいります。

報道関係お問い合わせ先

株式会社インターネットイニシアティブ 広報部

〒102-0071 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム

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