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ダイバーシティの推進

中核人材の登用等における多様性の確保について

多様性の確保についての考え方

IIJグループは、経営理念の一つとして、「多様な才能・価値観を有する人材、技術革新や社会貢献に積極果敢に挑戦する人材が集まり、誇りとやりがいをもって自律的に能力を発揮出来る場を提供していく」と掲げています。性別・国籍・障がいの有無等の属性や新卒・中途採用の別に依ることなく、多様な人材を受け入れ、様々な視点や価値観を尊重しながら、能力重視の人材活用・登用を実践してきており、今後も継続していきます。また、上記の経営理念を追求し続けることで、新たな技術や価値を生み出していきたいと考えております。

人材構成の特性

IIJグループの技術・サービス部門に従事する従業員は、2023年4月時点で全体の約70%の構成比率であり、その多くは女性比率が低い理工学を専門分野とする大学他より採用しております。また、当社は1992年の創業であり、事業立ち上げ当初は新卒採用を行わず中途採用が中心で、これより高い年齢層ほど男性従業員及び中途採用者の構成比率が高いとの構造的な特性があります。

中核人材の登用等における多様性の確保の自主的かつ測定可能な目標について

女性従業員

近年の採用者における女性比率は約26.9%と上昇しており、女性管理職数は徐々に増加しております。2023年4月現在のIIJ単体の管理職における女性比率は6.3%であり、2024年度の目標6%を早期に達成しました。家庭生活や育児を両立させる制度や職場環境を継続的に充実させていくことにより、今後も時間経過とともに女性管理職比率は上昇していくと想定しており、2027年度の女性管理職比率は、8%以上を目標としております。

IIJ(単体)社員数(男・女別)

IIJ(単体)採用者数(男・女別)

IIJ(単体)管理職者数・女性管理職比率推移

中途採用者

人材構成の特性のなかで、2023年4月現在のIIJグループの管理職における中途採用者比率は約75%であります。IIJグループは、現在は、新卒採用の継続及び育成を主軸に、即戦力を中途採用でまかなうとの基本方針であり、これを継続してまいります。これより、時間経過とともに中途採用者の管理職比率は低下していくと予想しておりますが、具体的な数値目標は掲げておりません。

外国人従業員

前述の経営理念に沿い、IIJグループは、国籍等に依ることのない採用を継続しております。インターネット関連の技術研究の職種他において外国人従業員を有しておりますが、事業は国内で営むものが主であり、外国人従業員の具体的な数値目標は掲げておりません。IIJグループは、事業の一部として国際事業を展開しており、海外拠点を含め、2023年4月現在の外国人従業員は139名であり、そのうち管理職は41名であります。

障がい者雇用

IIJグループは、障がい者の雇用について、限定された業務に従事するのではなく、個人の障がいの度合いや能力に応じて多様な業務を担当してもらうことで、従業員全員が活き活きと働くことのできる職場環境づくりに努めています。

特に地方拠点においては、歩行に障がいのある従業員が通勤時に不便を感じることが多いことから、自宅で勤務できる就業制度を導入しています。2023年4月現在、札幌市にあるIIJグループの事業所周辺で23名、松江市の事業所周辺では10名の従業員が同制度を利用して業務に従事しています。

2023年6月現在、障がい者雇用率は2.4%で、法定雇用率を達成していますが、引き続きさらなる雇用推進に取り組んでいきます。

IIJ(単体)障がい者雇用数・雇用率

  • (※)重度障がい者(フルタイム)は1名あたり2名分としてカウント
  • (※)各事業年度の6月1日時点

定年退職者の再雇用制度

IIJは、定年退職者を再雇用する「継続雇用制度」を導入しています。満60歳で定年退職となった日の翌日から、嘱託職員として勤務を継続することができる制度で、過去5年継続してほとんどの定年退職者が利用しています。再雇用者の職務内容や労働時間などについては、会社と本人との協議により決定しています。


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