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岡山県美咲町、県内初となる「IIJ電子@連絡帳サービス」を導入し、重層的支援体制を整備

行政と福祉・介護等の専門職が連携し、地域共助のための町内DXを推進

2026年3月30日
株式会社インターネットイニシアティブ

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当社は、岡山県美咲町において、地域福祉の取り組みの一環として「IIJ電子@連絡帳サービス 」(以下、電子@連絡帳)が2025年10月から導入されたことをお知らせいたします。岡山県内での電子@連絡帳の導入は初の事例となります。
電子@連絡帳は、医療・福祉・介護・行政など、地域の暮らしを支える専門職をつなぐ「多職種連携プラットフォーム」です。医師や看護師に加え、薬剤師、介護ヘルパー、ケアマネジャーなどが、在宅医療を受ける高齢者や子どもの患者情報を共有するためのICTプラットフォームとして、2017年4月よりサービス提供を開始し、現在は全国76市区町村が導入し、27,000人以上が利用しています。

導入背景

岡山県の中央部に位置する美咲町は、ダブルケア(※1)や8050問題(※2)など、子ども・障がい・生活困窮・高齢者といった従来の分野別の支援体制だけでは対応が難しい、複雑で複合化した課題を抱える地域住民に対し、「属性を問わない相談支援」「参加支援(※3)」「地域づくりに向けた支援」の3つの支援を行政・社会福祉関係団体等が一体となって行うための「重層的支援体制整備事業」に取り組んでいます。
この取り組みにあたっては、行政と関係機関が組織の枠組みを超えて連携することに加え、行政内の組織間連携の強化や支援者間での効率的な情報共有ができるコミュニケーション基盤の整備が課題となっていました。これに対し美咲町は、2025年に策定した重層的支援体制整備事業の実施計画に基づき、行政・社会福祉関係団体・支援者間での検証を経て、電子@連絡帳を正式導入し、地域で支え合うための情報連携プラットフォームとして活用を始めています。今後は町内DXを推進するツールとしても活用が期待されています。

  • (※1)子育てと親や親族の介護が同時期に発生する状態のこと
  • (※2)80歳代の親が50歳代の子の生活を支え、経済的な困窮や社会的孤立に陥いる家庭が多く存在するという社会問題
  • (※3)社会参加が困難な方が社会とのつながりを回復するために、交流機会の提供や就労支援、居住支援等を実施

提供イメージ

提供イメージ

支援者間の情報連携における課題

支援者間の情報連携における課題

IIJでは今後とも、さまざまな地域課題の解決を支援すべく、地域の暮らしを支える専門職をつなぐプラットフォーム「IIJ電子@連絡帳サービス」の提供を推進してまいります。

美咲町のコメント

美咲町は、令和7年度より「美咲町重層的支援体制整備事業」~支援の層を重ね、想いを重ねてより丁寧な支援へ~に向けて取り組んでいます。
「美咲町 電子@連絡帳」は、支援関係者や関係機関が、本人の想いや支援内容、経過などの情報共有を行い、本人の気持ちや考えにより沿った支援を行うために活用しています。
言葉での情報共有はもちろんですが、「電子@連絡帳」による、よりスムーズな情報共有で速やかに支援者同士の連携を図ることができ、支援の方向性や役割を整理、確認するためにも効果的です。
今後も活用し、本町の「重層的支援体制整備事業」を推進していきます。

美咲町 重層支援センター

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