ページの先頭です


ページ内移動用のリンクです

  1. ホーム
  2. IIJについて
  3. 情報発信
  4. プレスリリース
  5. 2023年
  6. IIJ IoTサービスのコネクティビティ機能を拡充し、IoTデバイスをインターネット経由でセキュアに接続できる「VPNアクセス」を提供

IIJ IoTサービスのコネクティビティ機能を拡充し、IoTデバイスをインターネット経由でセキュアに接続できる「VPNアクセス」を提供

IIJ以外のモバイル回線や海外現地回線でも安全に接続可能、IIJ IoTサービスの利用シーンを拡大

2023年2月1日
株式会社インターネットイニシアティブ

PDF [419KB]PDF

当社は、IoTデバイスからネットワーク、デバイスの監視や制御等を行うプラットフォーム、セキュリティ、クラウド環境まで、IoTシステムに必要な機能をワンストップで提供する「IIJ IoTサービス」において、コネクティビティ機能を拡充し、IoTデバイスとIoTプラットフォームをインターネットVPNでセキュアに接続できる「VPNアクセス」を、本日より提供開始いたします。

これまでIIJ IoTサービスでは、IoTデバイスとIoTプラットフォームを接続するためのコネクティビティは、データやシステムのセキュリティを確保するため、当社が提供するIIJモバイルサービスもしくはIIJ Omnibusサービスを利用する閉域網での接続を標準としていました。今回提供する「VPNアクセス」機能を利用することで、インターネット接続環境をもつIoTデバイスなら、IIJ以外のモバイル回線、Wi-Fi環境、海外の現地回線などを使ってインターネットVPNで、セキュアにIIJ IoTサービスのプラットフォームに接続、利用できるようになります。

背景

IoTの取り組みではセンシングしたデータをクラウド上のIoTプラットフォームに集約するだけでなく、IoTプラットフォームからIoTデバイスの監視や制御を行います。この際、インターネット経由で接続することは、送信されるデータのほかデバイスやデバイスに接続しているお客様側設備がインターネットからの脅威に晒されるため、これまでIIJ IoTサービスでは、IIJの閉域網を用いたコネクティビティ機能を提供していました。しかし昨今のIoTビジネスの拡がりに伴い、お客様が自社で持つ回線や海外の現地回線を利用したいといったニーズも多くなってきたため、今回、インターネット経由でセキュアにIoTプラットフォームに接続できる機能を新たに追加しました。

VPNアクセスの概要

VPNアクセスは、IoTデバイスとIoTプラットフォームをインターネットVPNでセキュアに接続する機能です。お客様管理者は、専用のコントロールパネルを通じてVPNアクセスの接続プロファイルを作成できます。その認証情報にもとづいて、IoTデバイスはリモートアクセスVPNでIoTプラットフォームに接続し、各種機能を利用できるようになります。接続プロファイルはデバイスごとに作成・削除でき、IoTデバイスごとにコネクティビティを管理することが可能です。
VPNアクセスの主な特徴は以下のとおりです。

様々なコネクティビティを用いてIoTプラットフォーム機能を利用可能

IIJが提供するネットワークサービスのほか、Wi-Fi環境や他社モバイルサービス、海外の現地回線など、回線の種別問わず、IIJ IoTサービス プラットフォームの各種機能を利用できます。例えば、海外に設置したIoTデバイスを日本から遠隔で管理することも可能になります。

WireGuard、L2TP/IPsecによるセキュアな接続方式に対応

リモートアクセスVPNは、軽量かつ設定が容易でIoTデバイスにも適したVPNソフトウェア「WireGuard」と、産業用コンピュータとして多く利用されるWindowsPCに標準搭載されている「L2TP/IPsec」の2つの接続方式に対応しており、安全な暗号化通信が可能です。

提供価格

  • 初期費用 : 0円
  • 月額費用 : 200円/デバイス (1デバイスは無償で利用可能)
  • (※)デバイスは、VPN接続を行う機器ごとの単位となります。

提供イメージ

主な利用シーン

国内外工場設備へのリモートアクセス

工場内のPC、ゲートウェイ機器からVPN接続することで、本社などの遠隔地から工場内設備に対してデバイスリンク機能(※)を利用したリモートアクセスが可能です。

  • (※)デバイスリンク機能:IIJ IoTサービスの一機能で、遠隔地に設置したIoTデバイスにリモートアクセスし、設定変更やソフトウェアのインストールなどが行えるもの

コネクティビティの併用(モバイル&Wi-Fi)

通常はモバイルで閉域接続し、モバイル電波に不安のある地域はWi-Fiを利用するなど、コネクティビティを併用し、デバイスを一括管理することが可能です。

既設インターネット回線を用いたVPN経由のWISE-PaaSアクセス

工場内に既設のインターネット回線があれば、同回線を利用して工場設備からVPN接続を行うことで、WISE-PaaS IIJ Japan-East(※)に閉域網でデータ送信が可能です。

  • (※)WISE-PaaS IIJ Japan-East:グローバルに展開している台湾ADVANTECH社の産業向けプラットフォーム「WISE-PaaS」にIIJのセキュアなネットワークとクラウドサービスを組み込んだもので、工場設備から様々なデータをリアルタイムに収集し、設備やラインの状況を可視化する。

当社は今後も、よりセキュアで安定したIoTシステム環境を提供すべく、サービスの機能拡充に努めてまいります。

報道関係お問い合わせ先

株式会社インターネットイニシアティブ 広報部

〒102-0071 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム

プレスリリースのメール配信(報道関係者向け)について

プレスリリース公開時にメール配信を行っています。ご希望の方は以下のフォームよりお申し込みください。

取材のお申し込みについて

取材のお申し込み/お問い合わせは、広報部にお電話またはメールでご連絡いただくか、以下のフォームよりお申し込みください。

  • (※)本プレスリリースに記載されている社名、サービス名などは、各社の商標あるいは登録商標です。

法人サービス 

Get ACROBAT READER

ページの終わりです

ページの先頭へ戻る