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IIJ、社員の自律的なキャリア形成を支援する公募型兼務制度「セレクトジョブ」を開始

2021年11月1日
株式会社インターネットイニシアティブ

PDF [394KB]

当社は、社内公募で一定期間他部署の業務を経験できる制度「セレクトジョブ」を2021年10月1日より開始いたしました。
セレクトジョブは公募型の兼務制度で、就業時間の2割を目安に、半年間他部署の仕事を兼務する人事制度です。社員が他部署で取り組んでみたい業務に自ら手を挙げ、多様な経験を積むことができる環境を整備することで、社員の成長と自律的なキャリア形成を促し、自己実現につなげることを狙いとしています。

IIJでは「自己実現する職場の提供」を経営理念の1つに掲げており、社員一人ひとりが誇りとやりがいをもって自律的に能力を発揮できるよう、人材の育成および能力開発支援に力を入れてきました。
これまでもキャリア形成の機会として、本人の希望を尊重する部署異動施策を実施してきましたが、正式な異動は調整に時間を要したり、必ずしも本人の希望に添えないなど課題もありました。セレクトジョブは、半年間の兼務かつ社内公募というかたちをとることで、異動よりハードルが低くなり、早期に本人の希望に沿った業務経験やスキル習得の機会を提供できます。

セレクトジョブ概要

社内から募った業務および受入部署を全社に公表し、社員はそのなかから1つに応募することが可能です。面談等を通じて受入部署・所属部署・応募者の3者が合意した後に、就業時間の2割を目安に半年間、他部署の業務に兼務で取り組みます。
2021年度は第一段階として、対象を若手中心の社員に限定して制度をスタートしました。25名が19の部署へ応募し、全員がセレクトジョブの趣旨に合致しているとして対象に選出されました。なお、応募者は本社の社員だけでなく、約1割が地方拠点からの応募となりました。

社員が様々な部署の業務を経験することで、部署を越えた人材交流が行われ、組織の活性化やシナジーが生まれることも期待されます。IIJは長期持続成長に向けた重要施策の一つとして人材開発を位置付けており、今後も本取り組みの対象を拡大し、多くの社員の成長を支援し、主体的なキャリア形成を促進する職場づくりをすすめてまいります。

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