IIJ、「LINE証券」が提供するFX取引サービス「LINE FX」にSaaS型FXプラットフォーム「IIJ Raptorサービス」を提供 | IIJについて

2020年3月16日

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株式会社インターネットイニシアティブ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：勝栄二郎、以下IIJ）は、LINE証券株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役Co-CEO：落合紀貴・米永吉和、以下 LINE証券）が本日より提供を開始する外国為替証拠金取引（FX取引）サービス「LINE FX」のシステム基盤として、SaaS型の「IIJ Raptor（ラプター）サービス」を提供し、運用を開始いたしました。

サービス提供の背景

「LINE証券」は“投資をもっと身近に、もっと手軽に”をミッションに、簡単・便利で分かりやすくシンプルなスマホ投資サービスの提供を目指しています。同社では、FX取引サービス「LINE FX」を開始するにあたり、ユーザビリティの向上に注力し、安定した信頼できるFXプラットフォームの導入を検討していました。そうしたなかでIIJ Raptorサービスの大手金融機関での導入実績および10年にわたる安定した稼働実績をはじめ、高速な約定処理性能、インフラから運用サポートまでワンストップでの提供体制、柔軟なカスタマイズへの対応などを高く評価いただき、今回の採用に至りました。

サービス提供内容

IIJ Raptorサービスでは、FXにおいて注文受付から約定まで数ミリ秒という高速な約定処理スピードを実現するとともに、各取引機能をAPIとして提供することで、スマートフォンアプリやPCブラウザなど多様なチャネルとの連携、接続を可能にします。また、今回IIJでは、IIJ Raptorサービスの提供に加えて口座開設システムおよびポータルサイトの構築も行いました。新規に開発した本システムは、LINE Front-end Framework（※）（LIFF）上で動作し、オンラインで手軽に口座開設を行うことができます。この他にもバックオフィスシステムとして、ディーリング機能や顧客管理機能も提供しています。

（※）LIFF:「LINE」アプリ内で動作するウェブアプリが実装できるプラットフォームで、「LINE」ユーザのアカウント情報を活用した様々な機能の提供が可能になります。

画面イメージ

IIJ Raptorサービスの今後の展望

IIJでは、IIJ Raptorサービスの機能拡充を続けていくとともに、10年にわたるFXや仮想通貨取引システムの構築、運用を通じて蓄積した知見を活かし、ユーザの取引情報など実データの分析、活用による新たな領域でのサービス展開を進め、未来に向けたお客様のビジネス創出を支援してまいります。

IIJ Raptorサービスについて

IIJ Raptorサービスは、ひとつのプラットフォームで、くりっく365と店頭FXに対応した取引システムをSaaS型で提供するIIJ独自開発のFXサービスです。並列メモリ処理技術を駆使した「コアエンジン」を中心に、ユーザビリティの高い「投資家向け機能」と高い管理機能を擁した「業務管理者向け機能」、収益を最大化させる「ディーリング機能」から構成されています。取引所接続も含めた統合プラットフォームを実現するとともに、それぞれの機能を自由に導入できる柔軟性の高いシステムです。

「LINE FX」について

「LINE FX」は、高機能チャートを備えた直感的に使いやすいアプリと、経済指標や相場の急変動をわかりやすくお届けする「LINE」ならではの通知機能で、必要な情報に素早くアクセスし、タイミングを逃さずに取引できるサービスです。いつでもどこでも、24時間スマホひとつで、為替市場の値動きや、今後の為替動向を予測するための材料を確認しながら取引が可能となっており^*、忙しい「働く世代」にご利用いただきやすいサービスです。