IIJ、「IIJスマートメーターBルート活用サービス」において「発電事業者パック」を提供開始 | IIJについて

売電事業者向けに売電状況が分かりやすくモニタリングできる管理画面を開発

2017年7月4日

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株式会社インターネットイニシアティブ（IIJ、本社：東京都千代田区、代表取締役社長：勝栄二郎、コード番号：3774 東証第一部）は、Bルート（※1）の活用に必要なシステム基盤をワンストップで提供する「IIJスマートメーターBルート活用サービス」において、発電事業者が売電状況を分かりやすくモニタリングできる画面を搭載した「発電事業者パック」を2017年7月18日より提供開始いたします。

IIJスマートメーターBルート活用サービスでは、低圧スマートメーターのBルートからデータを取得・活用するために必要なゲートウェイ機器、端末の集中管理システム、および収集データの管理システムをワンストップで提供し、標準機能として収集データ等をモニタリングする管理画面を実装しています。従来は、電気小売事業者向けの画面設計となっていましたが、発電事業者パックでは、太陽光などの再生エネルギー発電事業者やO&M（オペレーション&メンテナンス）事業者が売電状況を分かりやすくモニタリングできるよう最適化した管理画面を提供いたします。

発電事業者パックの特長

発電事業者パックで提供する管理画面では、売電状況がリアルタイム（※2）で表示され、売電料金（※3）の概算が確認できます。また、日別のピーク売電力値を表示する画面も備えています。

発電事業者パックで提供される機能は以下のとおりです。

売電力値（W）のピークグラフ
売電力値（W）の正方向としたグラフ（リアルタイム）
売電量（kWh）を正方向としたグラフ（時間別、日別、月別）
簡易売電料金表示
各種データのCSVダウンロード
発電所毎の売電状況を横断表示（リスト、グラフ）
気象情報表示（2017年度中に提供開始予定）
アラート通知機能（2017年度中に提供開始予定）

（※）発電事業者パックの利用料金は個別見積となります。
（※1）Bルート：スマートメーターとHEMS（家庭向けエネルギー管理システム）やBEMS（ビル向けエネルギー管理システム）のゲートウェイ機器を接続するルート。Bルートをとおして収集できるデータを活用することで、省エネ化やデマンドレスポンスへのきめ細かい対応が可能になると期待されています。
（※2）データ収集間隔は標準では60秒毎です。
（※3）スマートメーターから取得した売電量データをもとに売電料金を算出します。ただし、電力会社による売電料金の確定タイミングにより本サービスで算出される売電料金は実際の金額と一致しない場合があります。