IIJ、サービスのID管理を一元化する「IIJ IDサービス」の機能を拡充

対応するサービスを拡大し、ユーザ認証のセキュリティを強化する多要素認証機能を追加

2017年3月27日

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株式会社インターネットイニシアティブ（IIJ、本社：東京都千代田区、代表取締役社長：勝栄二郎、コード番号：3774 東証第一部）は、各種サービスにアクセスするためのID管理および認証システムを統合し、シングルサインオン（SSO）を実現する「IIJ IDサービス」において、対応するサービスのラインアップを拡大いたします。また、ユーザ認証のセキュリティ強化を目的として、不正ログイン防止に有効な多要素認証機能を追加し、本日より提供開始いたします。

IIJ IDサービスは、各種サービスに1つのIDでログインできる仕組みを提供する企業向けIDaaS（IDentity as a Service）（※1）です。本サービスを導入することで、お客様は、煩雑化するID管理を効率化し、安全かつ簡単に複数のサービスを利用できるようになります。

このたび新たに追加するサービスおよび機能は以下のとおりです。

対応サービスの拡大

IIJサービスを追加するとともに、既存のOffice 365に加え、グループウェアやファイル共有など業務で広く利用されている外部サービスに対応します。

IIJサービス

IIJ OmnibusサービスのSD-LANモジュール

外部サービス

以下のフェデレーションプロトコルに対応したサービス（※2）
SAML 2.0／OpenID Connect 1.0
G Suite／Box／Salesforce／サイボウズガルーン SaaS／Citrix NetScaler（※3）

多要素認証の追加

「IIJ SmartKeyマネージメントサービス」（※4）で提供している多要素認証を本サービスのオプション機能として追加します。お客様は、通常のID/パスワード入力に加え、スマートフォンのスライド認証やワンタイムパスワードを組み合わせることで、本人認証の際のセキュリティを強化することができます。

IIJ IDサービス　サイトURL

http://www.iij.ad.jp/biz/iid/

（※1）IDaaS（IDentity as a Service）： ID管理やシングルサインオンなど認証機能をサービスとして提供するもの。
（※2）プロトコルの仕様等によっては、認証連携ができない場合があります。
（※3）2017年3月27日時点で、IIJ 側で連携が確認できているサービスです。
（※4）個人向けに無料提供しているスマートフォン向けのワンタイムパスワード管理アプリ「IIJ SmartKey」を活用し、二段階認証機能をクラウド型で提供するサービス。

サービス概要図

費用

		初期費用	月額費用
基本機能	ID使用	0円	0円
オプション機能	外部サービス連携	0円	100円/ID
オプション機能	スマートフォンアプリ認証連携	0円	100円/ID

日本マイクロソフト株式会社からのエンドースメント

日本マイクロソフトは、この度の「IIJ IDサービス」の機能拡充を心より歓迎いたします。企業でのクラウド活用が進む中、IIJ IDサービスが提供するシングルサインオン、多要素認証機能と統合型情報共有クラウドサービス「Office 365」の連携により、利便性を損なうことなく、セキュリティ強化を実現できるソリューションとして幅広い企業に受け入れられると期待しております。日本マイクロソフトは、IIJとのパートナーシップを通して、日本市場におけるクラウド利用を推進してまいります。

日本マイクロソフト株式会社
ホスティング & マネージドサービスプロバイダービジネス本部　本部長
野中智史様

株式会社Box Japanからのエンドースメント

世界をリードするクラウド・コンテンツ・マネジメントを提供するBoxは、様々な業界におけるあらゆる規模の企業がクラウド上で重要な情報に安全にアクセスし、管理するための支援を行っています。今後も、株式会社インターネットイニシアティブと共に、安全なコラボレーションとコンテンツマネジメントを実現する技術で、より多くの企業が新しい働き方の恩恵を享受できるように取り組んでまいります。