IPSとIIJ、中堅・中小企業向けSAPクラウドソリューションの提供で協業

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株式会社アイ・ピー・エス（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：渡邉 寛、コード番号:4335　ジャスダック、以下IPS）と株式会社インターネットイニシアティブ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：勝 栄二郎、 コード番号：3774 東証第一部、以下IIJ）は、中堅・中小企業向け業務アプリケーション分野での事業拡大を目的に、クラウド上でのSAP® ERPソリューションの提供で協業することを発表いたします。

今回の協業は、IIJとSAPジャパンが2014年1月に発表した協業（※1）の一環として、IIJがSAPソフトウェア製品を組み込んだクラウド環境および基盤ソリューションをSAPパートナー企業に提供し、パートナー企業と共同で、お客様へSAPクラウドソリューションの導入支援を行うものです。

協業の内容

中堅・中小企業に対し、SAP専業パートナーとしてコンサルティングおよびライセンス販売を行うIPSは、日本市場向けにSAP ERPを最適化したテンプレート「EasyOne runs on SAP ERP」（※2）を提供しています。本協業において、IIJのクラウドサービス「IIJ GIO（ジオ）サービス」（※3）の基盤上に「EasyOne runs on SAP ERP」を搭載したクラウド型ソリューションを開発し、お客様にワンストップで提供します。これにより、中堅・中小企業のお客様は、低価格かつ迅速にクラウド上でSAP 業務アプリケーションを構築することが可能になります。また両社は、本ソリューションによるSAP導入セミナーの共催など共同マーケティング活動を行っていく予定です。

協業の背景

IPSの顧客基盤である中堅・中小の製造業は、今後クラウド活用が進む市場とみられており、IPSのSAP ERP製品導入に関わるノウハウと、IIJのクラウドサービス基盤及び運用技術という双方の強みを連携させたソリューションの提供により、一層の市場拡大が進むと考え、今回の協業に至りました。

なお、本協業による導入事例の第一弾として、セメダイン株式会社様（本社：東京都、代表取締役会長兼社長：荒井進）が、「EasyOne runs on SAP ERP」、及びその基盤となるクラウドサービス「IIJ GIOコンポーネントサービス　仮想化プラットフォーム VWシリーズ」の導入を決定しております。

両社は今後も共に、中堅・中小企業向けSAPソリューションの導入を推進してまいります。

• （※1）詳細は、2014年1月9日の発表資料をご参照ください。
  http://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2014/0109.html
• （※2）EasyOne runs on SAP ERP (EasyOne)
  「テンプレート」と呼ばれるSAP ERPパッケージ製品の一種です。IPSが独自に開発しSAP ERPを日本の企業様の商習慣や考え方に合うように機能やプログラムを補完しました。
• （※3）IIJ GIOサービス
  IIJ GIO（ジオ）サービスは、IIJグループで2000年より展開してきたリソースオンデマンドサービス「IBPS（Integration & Business Platform Service）」で培った運用技術を活かし、HaaS/IaaSからSaaSまですべてのサービスレイヤをカバーした高品質なクラウドサービスです。システムを構成するITリソースをコンポーネントとして用意し、1,000通り以上の組み合わせから選択することでお客様に最適なシステムを安価に構築できます。高いセキュリティと柔軟なネットワーク構成により、企業内のプライベートクラウド環境からパブリッククラウド環境まで、幅広いシステム基盤を提供します。

報道関係お問い合わせ先

株式会社アイ・ピー・エス　　東京本社　営業企画部　紺田

• 03-5501-3380
• info@ips.ne.jp
• http://www.ips.ne.jp/

株式会社インターネットイニシアティブ　広報部

〒102－0071　東京都千代田区富士見2-10-2　飯田橋グラン・ブルーム

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• press@iij.ad.jp