HEVCソフトウェアコーデックの課題を解決：クラウドトランスコーダーシステム

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NTTアドバンステクノロジ株式会社（以下:NTT-AT、本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:花澤 隆）、株式会社インターネットイニシアティブ（以下:IIJ、本社：東京都千代田区、代表取締役社長：勝 栄二郎）、Capella Systems（CEO:山田育代、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ）は、来る11月13日（水）～15日（金）に、幕張メッセで開催される、国際放送機器展「InterBEE2013」（主催:一般社団法人電子情報技術産業協会）にて、NTTグループブースに出展いたします。3社は、高速トランスコードソリューションとしてクラウドトランスコーダーシステム（参考出展）を展示いたします。

NTT-AT、IIJ、Capella Systemsは、「InterBEE2013」のNTTグループブースにて、共同でクラウドトランスコーダーシステム（参考出展）を展示いたします。NTT-ATからは、今年8月に発売開始したソフトウェアコーデック「HEVC-1000 SDK」の技術を用いて様々な映像フォーマット変換を処理できるファイルベーストランスコーダーアプリケーション「RealFeel FileConvert 4K」（新商品）を出展いたします。
HEVC（※1）のコーデックで高解像度の処理を行う場合、演算量が多く処理時間が長くなることが課題とされていますが、本ソリューションではその課題を解決します。例えば、1時間の4K（60フレーム／秒）のコンテンツをPC1台でエンコードする場合、処理に数十時間かかりますが、このクラウド環境にて100台のマシンを用いると、エンコード時間を数十分に短縮できます。

クラウドトランスコーダーシステム（参考出展）の概要

IIJのクラウド「IIJ GIO（ジオ）サービス」上の環境に最大100台のマシンを配備し、各マシンにNTT-ATのHEVCトランスコーダーアプリケーション「RealFeel FileConvert 4K」をインストールします。マシンはすべてCapella Systemsの「Cambria Cluster」で管理され、各マシンで4K映像をセグメントに時間分割し、分割したセグメント毎にRealFeel FileConvert 4Kを用いて並列にエンコードすることで、処理速度を短縮することができます。

IIJでは今後、RealFeel FileConvert 4Kを活用したトランスコードシステムの提供を、検討してまいります。

• 参考プレスリリース（2013/7/30）：「IIJ、「IIJ GIOクラウドトランスコードパッケージ」を提供開始」

ぜひ、NTTグループブースにてデモンストレーションをご覧ください。

• （※）文中記載の社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
• （※1）HEVC・・・High Efficiency Video Coding、2013年に国際標準化規格になったばかり。今後の映像符号化の主流。

報道関係お問い合わせ先

NTTアドバンステクノロジ株式会社
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