IIJのクラウドサービスがマイクロソフトのクラウドサービスとの相互接続に対応

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株式会社インターネットイニシアティブ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：鈴木 幸一、以下 IIJ）は、クラウドサービス「IIJ GIO（ジオ）コンポーネントサービス」が、日本マイクロソフト株式会社（本社：東京都港区、代表執行役　社長：樋口 泰行、以下 日本マイクロソフト）が提供する「Windows Azure Platform（以下、Azure）」とのクラウド間相互接続に本日より対応したことを発表します。

IIJ GIOコンポーネントサービスは、企業の情報システム基盤として利用できる柔軟性の高いオーダーメイド型のクラウドサービスです。Azureはマイクロソフトがインターネット経由でコンピューティングリソースを提供するパブリッククラウドサービスです。これまでAzureは、外部のプライベートネットワークとの接続に対応していませんでした。

マイクロソフトは、Azureが外部のプライベートネットワークと接続できる「ネットワーク機能」を本日から提供開始します。IIJは、既に自社開発のルータ「SEIL（ザイル）シリーズ」を使ったAzureとの相互接続テストを実施し、SEILシリーズを介してAzureとのセキュアな接続が可能なことを検証しています。これにより、IIJ GIOコンポーネントサービスをご利用のお客様、及びAzureをご利用のお客様が、両社のクラウドサービス、さらにパッケージやソリューションを連携させてより柔軟なクラウド環境を利用できるようになります。

クラウド間プライベート接続イメージ

例えば、お客様がIIJ GIOコンポーネントサービス上に構築している会計システムと、Azure上に構築している受発注システムを連携させることで、業務の効率化を図るといった利用が可能になります。また、Azureをご利用のお客様が、IIJ GIOで提供されているデータベースサービスを使うなど、補完的にサービスを利用することができます。

AzureとIIJ GIOコンポーネントサービス間の通信は、認証及び暗号化されるため、お客様は安心して接続することができます。Azureとのプライベートネットワーク接続に必要なルータは、IIJよりご提供します。

料金

サービス名	初期費用	月額費用
IIJ GIOコンポーネントサービス SEIL/x86	48,000円	24,000円

• （※） 構築費用は含まれておりません。

IIJは、今後もマイクロソフトとのクラウド分野での協業を拡大し、お客様の利便性向上に努めてまいります。

日本マイクロソフトからのエンドースメント

日本マイクロソフトは、インターネットイニシアティブのルータ”SEIL”とWindows Azure仮想ネットワークとの接続動作確認情報を公開いただいた事を大変嬉しく思います。この取り組みにより、両社のお客様は、IIJ GIOコンポーネントサービスとWindows Azureによるハイブリッド クラウド環境を安心してご利用いただくことができます。今後も日本マイクロソフトは、クラウド コンピューティングのメリットをより多くのお客様が享受できるよう、インターネットイニシアティブとの協業を推進してまいります。

日本マイクロソフト株式会社
サーバープラットフォームビジネス本部 業務執行役員 本部長 梅田成二様

報道関係お問い合わせ先

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