茨城県立IT未来高等学校にてネットワーク実習授業を実施

IIJは、将来のIT業界やインターネットを支える人材の育成のため、中学生・高校生を対象に、実際に運用中のインターネットの設備見学会や、インターネットの技術を学ぶセミナーを実施しています。
2025年3月には、茨城県立IT未来高等学校にてインターネットの仕組みを学ぶ「ITセミナー」と、生徒達がネットワーク機器を扱う「ネットワーク実習授業」を実施しました。

茨城県立IT未来高等学校との取り組み

茨城県立IT未来高等学校は2023年に開校した専門学科情報科設置校です。全国唯一の情報科のみを設置した高等学校として、次世代を担うIT人材育成を見据えたカリキュラムを設定しています。IIJはIT未来高等学校の理念に共感し、高度なネットワーク技術者の育成プログラムを提供する「IIJアカデミー」から講師を派遣しました。

授業の模様

2024年度（2025年3月）のネットワーク実習授業では、IT未来高等学校の全校生徒（約120名）を対象に、IIJアカデミーの講師であるIIJの現役エンジニアが直接授業を行なっています。
授業の内容は、TCP/IPの基本の説明やルータの操作方法に始まり、生徒自身がルータにネットワークケーブルを接続し、設定を行ない、インターネットに繋がるネットワークを構築するというものです。教科書に書かれている「IPアドレス」や「ルーティング」といった概念を実際に体感し、自分たちが設定を行なうことで「通信ができるようになる」という過程を体験してもらいました。

IIJでは今後も、学生向けの実習や見学会を通して、IT人材の育成やそれに繋がる進路選択を支援していきます。