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Internet Infrastructure Review(IIR)Vol.32
2016年8月29日発行
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目次

2.6 まとめ

この1年間のブロードバンドトラフィックの傾向として、トラフィック量の増加が加速していることが挙げられます。この1年間でダウンロード量は47%、アップロード量も18%増加しました。昨年は38%と15%の増加、一昨年は27%と13%の増加だったので、増加率も大きく伸びています。また、2年前からHTTPSの利用が大きく拡大していて、HTTPとほぼ同量にまでなってきています。トラフィック増加の要因としては、頻繁化するソフトウェア更新やその大型化、定額制の音楽配信や動画配信のストリーミングサービスが広く普及してきたことなどが挙げられます。また、フレッツ網のNGNへの移行が進んで、アクセス網インフラの整備がトラフィック増加を支えていることも重要なポイントです。前回から報告に加えたモバイルトラフィックは、この2年間で大きく伸びてきています。ブロードバンドと比較すると、ヘビーユーザの割合が少なく、利用時間では平日の通勤時間帯や昼休みの利用が目立つなどの違いがあります。

長 健二朗

執筆者プロフィール

長 健二朗(ちょう けんじろう)

株式会社IIJ イノベーションインスティテュート 技術研究所所長。

2. ブロードバンドトラフィックレポート

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