オプション機能
IIJ仮想デスクトップサービス/Citrix Cloud for Azure Virtual Desktopでは、仮想デスクトップ環境のセキュリティを強化する豊富なオプション機能をご用意しています。
RAT対策オプション
仮想デスクトップ、及び公開アプリケーション環境に遠隔操作ツール（RAT）の対策を行い、セキュリティを一層強化します。
キーロガー対策
キーボード入力を暗号化。キーロガーによる情報の盗み取りを防止できます。
画面キャプチャ対策
画面キャプチャを取得できないようにして、盗撮を防ぎます。
これにより、ユーザによる悪意のあるスクリーンショット撮影や、第三者による不正スクリーンショット取得などの情報漏洩を未然に防ぎます。
セッション録画オプション
アプリケーション、及びデスクトップセッションの操作画面を録画することで、情報漏洩や内部不正のリスクを最小化します。操作の監視だけでなく、ログの収集によってシステムトラブル時の操作特定に役立てられます。
録画パターンはポリシーで制御できるほか、不正アクセス検知オプションとの連携も可能です。
不正アクセス検知オプション
Citrix Cloud上でのユーザの行動パターンなどを収集しスコアリング。分析から改善策のアクションまでを自動化できます。ユーザのふるまいを分析し、高度な機械学習アルゴリズムを使用することで、通常の動作と悪意のある攻撃者を区別できます。
ログ管理
データソースから抽出した情報をログとして確認するほか、アクセス元の情報を地図上で把握できます。
リスクスコア
組織に対して発生しているセキュリティリスクを即座に把握。スコア化されたユーザごとのリスク分析結果をスコア化してダッシュボードで確認できます。
ポリシー（ルール＆アクション）
ルールを定義し、条件が満たされるとアクションを自動で実行します。
ポリシー例①
海外からの不正アクセスを検知し、そのユーザの仮想デスクトップを自動でログオフできます。
- 条件：仮想デスクトップのセッションを起動した接続元の国が日本以外である
- アクション：そのユーザのセッションを自動ログオフする
ポリシー例②
高リスクスコアのユーザが使用する仮想デスクトップを録画できます。
- 条件：ユーザのリスクスコアが80以上になったとき
- アクション：そのユーザの画面を録画開始する
※ セッション録画オプションの契約が必要です。
ポリシー例③
データ流出の可能性を検知し、要注意ユーザリストに登録できます。
- 条件：大量のデータをローカルドライブにダウンロードした場合や、大量のデータを印刷した場合
- アクション：そのユーザをウォッチリストへ追加する
IIJ仮想デスクトップサービス/
Citrix Cloud for Azure Virtual Desktop
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