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  2. IIJとDCの歴史 /
  3. <1990年代後半>クラウドサービスの萌芽とNHN
  • 1992年

    <1992年>
    IIJの誕生

  • 1998年

    <1998年>
    広域LANサービスの開始

  • 1990年代後半

    <1990年代後半>
    クラウドサービスの萌芽とNHN

  • 2000年代

    <2000年代>
    水冷から外気冷却へ

  • 2010年

    <2010年>
    次世代型データセンター実証実験

  • 2011年

    <2011年>
    松江データセンターパークの開設

  • 2013年

    <2013年>
    オール外気コンテナ型DC実証実験

  • 2013年11月

    <2013年11月>
    間接外気冷却方式コンテナ型DCの開発

  • 2013年11月

    <2013年11月>
    松江データセンターパークの拡張

  • 2014年

    <2014年>
    ラオスでのコンテナ型DC導入可能性調査事業受託

歴史年表

<1990年代後半>クラウドサービスの萌芽とNHN

90年代後半にはもう1つの大きな動きがありました。Server Side JavaやASPが使えるようになり、DB接続やインターネット決済のインフラが実現されると、動的サイトを利用したECサイト構築が頻繁に行われるようになりました。
ECサイトのシステムアーキテクチャは、どのお客様のサイトでも似たようになります。予め機器を用意して部品化しておき、お客様からオーダーがあったら必要な部品を組み合わせて提供すれば効率が良くなる。そう考えて作ったのが、現在のクラウドサービス「IIJ GIO(ジオ)」の前身である、リソースオンデマンドサービス「IBPS」です。必要な時に必要なリソースを使い、いらなくなったら解約できる。お客様は一切資産保有リスクを持たなくてよい。IBPSは今でいうIaaSそのものでした。

一方でIIJは、多数のサービスの基盤として、大規模なサービス設備を運用管理しています。
この運用管理コストを圧縮するために、標準化と自動化を進め、次世代ホストネットワーク「NHN (Next Host Network)」というサービス基盤技術を独自構築してきました。

2009年にクラウドサービス「IIJ GIO(ジオ)」を開始するまで、10年以上に渡るIaaSビジネスの進化とサービス基盤の進化の過程で、様々な課題を乗り越えてきました。仮想化の適用やプロビジョニングシステム、監視システムの内製、サーバ・ネットワーク・ストレージ設備の大規模更新。IIJ GIOのコスト競争力を更に強化するために、データセンターファシリティと電気代のコストダウンが最も効果が大きいということも分かってきたのです。