脅威メールフィルタ以外にも、メール送受信対策の機能を提供しています。
受信したメールの送信元IPアドレスを、送信側で事前に登録された「SPFレコード」と照合。正当なメールサーバからメールが送信されているかを確認します。
受信したメールの電子署名を検証し、メール自体の正当性を確認します。また、送信時には簡単な操作ですべての送信メールにDKIM署名を付加することができます。
認証失敗時、送信側であらかじめ定めた「DMARCポリシー」に基づいて、隔離/拒否などのアクションを実行します。自社ドメインから送信する正当なメールの信頼性向上が期待できます。また受信側ではSPFやDKIMの認証結果だけでは判断できなかったなりすましメールの排除も期待できます。
通信経路を暗号化し、インターネット上での盗聴(盗み見)を防止します。ユーザは特別な設定をすることなく暗号化を実現。アーカイブした場合でも中身を検索できます。欧米の金融機関、製薬業界等で普及の進むTLSによる経路暗号化に対応しています。
※TLS:Transport Layer Securityの略。通信暗号化のプロトコルの1つ。
お客様のメールサーバやネットワークに障害等が発生した際、IIJがお客様へのメールを一時的に保留。IIJでまとめて保留/配送するため、メールが送信側MTAに返り、その再送を待つことがなくなります。
お客様専用ページから、管理者の意思による配送保留/再開の切り替えも可能。ビル停電やメンテナンスなどの計画停止がある際に、配送をコントロールできます。
災害や障害、メンテナンスなどで、お客様メールシステムが長時間利用不能な時に、ブラウザからスペアメールオプションのWebメールにアクセスして、いつもと同じドメイン・同じアカウントでメール送受信を継続できます。
ディスク容量無制限で最大14日分のメールを保存でき、新たな設備投資をすることなく、容易にメールのBCP/DR対策を実現できます。
PPAP(パスワード付ZIPファイル)の代替手段として、オンラインストレージサービス「IIJドキュメントエクスチェンジサービス(DOX)」との連携が有効です。
ユーザは添付ファイル付きのメールをそのまま送信するだけ。添付ファイルは自動的にストレージにアップロードされ、メールにはダウンロード用ワンタイムURLが付加されるため、ユーザの手間がかかりません。
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