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大容量リチウムイオン蓄電池の導入と充放電制御による電力の最適化
IIJサービス基盤及びコロケーション拠点として利用され、大量の電力を消費するデータセンターを構築/運営するIIJは、エネルギー利用の最適化を追及し、環境対策を推進しています。
白井データセンターキャンパスでは、空調設備向けバックアップ電源に、大容量のリチウムイオン蓄電池を採用いたしました。
従来型の鉛蓄電池と比較し、高いエネルギー密度及び優れた充放電特性を持つリチウムイオン蓄電池の特長を利用して、データセンター電力需要のピークカット及びピークシフトを実現し、電気代の削減に取り組んでいます。
非常時の電源継続という用途だけでなく、エネルギーマネジメント機能をもった動的な蓄電池として、常時の電力供給用にも活用し、データセンター電力の最適化を図っています。
テスラ社製 産業用蓄電池「Powerpack」
リチウムイオン蓄電池による給電イメージ
イメージ図:データセンター電力構成とリチウムイオン蓄電池による給電
イメージ図:データセンタの電力需要とピークカット/ピークシフト
IT負荷は昼夜変動少ない。空調電力は昼夜変動が大きい
導入効果
- 電気代(DC運用コスト)の削減
- ピーク電力の抑制による「ディマンド料金」の低減
- 昼夜の電気料金差の利用による「電力量料金」の低減
- 省エネ法で特定事業者に求められる「電気の需要の平準化」への寄与と環境貢献
- 屋外設置による建物及び空調コスト削減
- エネルギーリソースとしての活用(将来)
- 太陽光などの再生可能エネルギー電源と組み合わせて出力の安定化
- 分散型エネルギーシステムへの取り組み推進
- 電力需要の調整や売電等による、電気料金削減と収益最大化の可能性
スペック
区分 | 導入内容 |
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用途 |
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蓄電池 |
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AC電圧 |
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出力/容量 |
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今回導入設備(リチウムイオン)と従来型蓄電池(鉛)の比較
内容 | 今回導入の蓄電池(リチウムイオン) | 従来型蓄電池(鉛) |
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ライフサイクル |
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設置環境 |
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容量/スペース |
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