株式会社オーク情報システム 様
大林グループ約 23,000 名のメール環境を、巧妙化する脅威や迷惑メールから保護
セキュリティ強化とアドレス登録・削除の運用負荷軽減を実現
Topics
導入前の課題
導入の決め手
受信時の脅威メール対策を実現しつつ、迷惑メールやウイルスなどの統計情報を可視化できる点を評価
「IIJセキュアMXサービス」を導入するにあたり、どのような魅力を感じていましたか。
小川氏
受信時の脅威メール対策として、アンチウイルスや迷惑メールフィルタなど多層的なフィルタリングを備えている点に魅力を感じました。また、迷惑メールのブロック状況や送信ドメイン認証(DMARC)の統計情報などのレポートをグラフィカルな画面で確認できる点に魅力を感じ、導入に至りました。
導入後の効果
高い精度で脅威メールをブロック、迷惑メールを隔離しつつ、アカウント情報の自動連携で運用負荷を低減
「IIJセキュアMXサービス」の導入によって、どのような効果が得られましたか。
小川氏
導入後は、脅威メールを高い精度でブロックし、迷惑メールについても適切に隔離できるようになりました。危険なメールや不要なメールがMicrosoft 365に届く前に対処されるため、大きな安心感につながっています。
オーク情報システム 高寺 伶奈氏
ユーザから「メールが届かない」といった問い合わせを受けることがありますが、その際も「IIJセキュアMXサービス」でメールが隔離されていないかを確認することで状況を把握し、速やかに回答できています。
インフラサービス部 情報共有基盤グループ
高寺 伶奈氏
オーク情報システム 山本 奈緒氏
メールが隔離される要因としては、社外の取引先からのメールが送信ドメイン認証に失敗し、「IIJセキュアMXサービス」によって隔離されるケースが比較的多いと感じています。そういったケースでも、隔離された原因を管理画面上で確認できるので、スムーズな対応につながっています。
インフラサービス部 情報共有基盤グループ
山本 奈緒氏
メールのフィルタリングは、厳しくすると必要なメールが届かず、緩めると迷惑メールがすり抜けるなど、調整が難しい側面があるかと思いますが、日々のメンテナンスは大変ではないでしょうか。
小川氏
IIJさんが日々しっかりとフィルタリング精度のチューニングをしていただいていることもあり、設定を都度調整するなどの手間なく運用できています。フィルタリング精度の調整は専門的な知見が求められるため、そうした点をお任せできるのは助かっています。
高寺氏
ある取引先とのメールのやり取りが多い場合などには、「このメールアドレスからのメールは許可してほしい」といった要望が寄せられることもあります。その際は、該当アドレスをホワイトリストに登録することで対応しています。こうした設定も簡単に行えるため運用上のメリットを感じています。
年度替わりなど社員の異動が多くなる時期は、運用が大変ではないでしょうか。
小川氏
新入社員や退職者のアカウントの追加・削除は、一般的には負荷の大きい作業だと思います。しかし、弊社では、データ連携サービスである「IIJクラウドデータプラットフォームサービス」を併用することで、アカウントが自動的に登録・削除される仕組みを構築しています。そのため、手動で1名ずつ追加・削除する必要がなく、運用負荷を大幅に軽減できています。
山本氏
私は約1年前に現在のグループに異動してきました。メールシステム管理は未経験でしたが、「IIJセキュアMXサービス」の管理画面は非常に分かりやすかったため、短期間で業務に慣れることができました。
今後の運用にあたって、サービスおよびIIJに期待することを教えてください。
小川氏
現在、「IIJセキュアMXサービス」とMicrosoft 365のそれぞれで管理画面にログインする必要がありますが、これらが連携されることで、さらに運用の効率化が図れるのではないかと感じています。
IIJさんとは今後も連携を深めながら、より快適で安全なメールシステム環境の構築を進めていきたいと考えています。
導入したサービス・ソリューション
お客様プロフィール
株式会社オーク情報システム
本社:東京都品川区東品川2-2-20 天王洲オーシャンスクエア 10F
創業:1986年1月27日
資本金:4,500万円
従業員:194名(2026年3月現在)
※ 本記事は2026年5月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

年々メール攻撃が巧妙化する中で、セキュリティ面に不安があった
建設事業で培った技術や知見を生かし、幅広い事業を展開している大林グループにおいて、唯一の情報システム会社である貴社は、主にどのような業務を担っているのでしょうか。
オーク情報システム 小川 雅充氏
当社は、主に大林グループ全体の情報システム運用を支援しています。グループ各社からは、ICTを担う会社として、様々な面でのサポートを期待されており、日々の運用に加えて、業務改善に向けた提案なども行っています。中でもメールやインターネットの領域については、弊社が中心となってサービスを提供しています。
以前は一部のグループ会社が独自のメールサービスを利用しているケースもありましたが、グループ全体で同じ環境を利用した方が、ガバナンスや運用面でのメリットがあり、現在では大林グループの従業員約23,000人が、Microsoft 365のメールサービスを利用しています。
インフラサービス部 情報共有基盤グループ グループ長
小川 雅充氏
2018年に「IIJセキュアMXサービス」を導入されたとのことですが、その背景を教えてください。
小川氏
導入の背景としては、脅威メールや迷惑メールといった外部からのメール攻撃に対するセキュリティリスクへの懸念がありました。標的型攻撃メールやフィッシングメールなど、メールを起点とした脅威は年々巧妙化しており、その対策は重要な課題となっていました。
特に大林グループでは多くのユーザがメールを利用しているため、グループ全体でより安心してメールを利用できる環境を整備するには、より専門的で高度なセキュリティ対策が必要だと考えていました。こうした課題を踏まえ、メールセキュリティを強化するためのサービスとして、「IIJセキュアMXサービス」の導入を決定しました。