マルウェア検知から再発防止までの流れ

• STEP1
  LANSCOPE 管理画面のカレンダー上で、検知したマルウェアを確認

  その日に発見されたマルウェアの数は、LANSCOPEの管理画面のカレンダーに表示される「脅威」アイコンの件数で分かります。どんなマルウェアが、どこで、なぜ流入したのかを追跡するには、そのアイコンをクリックします。

  

• STEP2
  どのPCで何件マルウェアが発見されたかを確認

  今回は、佐藤さんのPCで検出されたマルウェアの詳細を追いかけてみましょう。佐藤さんの名前の行をクリックします。

  

• STEP3
  どんなマルウェアを検知したかを確認

  佐藤さんの端末で、5⽉5日にPlugX.exeというハッキングツールを検知し、隔離していることが分かりました。
  PlugX.exeが既に社内に広がっている可能性があります。

  

• STEP4
  同じマルウェアを検知しているPCの存在を確認

  同じマルウェアを検知している端末の存在を確認したところ、佐藤さん以外に2台のPCで発見しました。
  マルウェア実行前に隔離しているので、感染は防げましたが、なぜ流入したのか原因を追及する必要があります。佐藤さんの端末での操作ログから、マルウェア流入前後に行っている⾏動を追ってみましょう。

  

• STEP5
  原因となるユーザ操作を追跡＆確認し、再発を防止

  Outlookを起動し、受付完了メールに添付されていた「⾶行機のチケット.pdf」を開いた際にマルウェアを検知したことが分かります。 不審なメールの添付ファイルを安易に開かないような教育、社内のルール変更などを検討する必要がありそうです。

  

• EXTRA
  検知したマルウェアの詳細情報を確認

  脅威として検知したファイルの要素を人工知能で解析し「マルウェアらしさ」をスコアリング。分析結果を詳細にレポートします。
  また、全世界のCylanceユーザが行った「隔離」や「許可」などの設定状況も共有されるので、これらの情報を参考に、該当ファイルへのアクションを行えます。運用開始後は自動で隔離されるため、管理者の手間がかかることはありません。