【前編】Raptor事業推進本部社員座談会!
皆さん、こんにちは。IIJ人事部の澤崎です。
今回はRaptor事業推進本部の現場社員座談会を実施しましたので、その内容をご紹介します!
プロフィール

土屋:2018年新卒入社。人事部 人事採用課所属。
新卒採用を経験し、現在は中途採用と人材開発課を兼務。当座談会の司会進行役。
渡部:2021年キャリア入社。Raptor開発部運営1課所属。Raptorサービスの運用管理業務を担当。
向永:2018年新卒入社。Raptor事業推進部サービス企画開発課所属。
Raptorサービスに関するサービスの企画や事業全体の推進を担当。
岡田:2019年キャリア入社。Raptor開発部開発3課所属。
FXシステムの開発と、Raptorの次期プラットフォーム化の推進リーダーを担当。
梅村:2020年新卒入社。Raptorプラットフォーム部基盤課所属。
インフラ構築リーダーとしてネットワークやサーバの設計業務やプロジェクトのタスク管理を担当。
事業紹介
土屋: Raptor事業推進本部の業務内容について、向永さんからご紹介いただきたいと思います。向永さん、よろしくお願いします。

向永: Raptor事業推進本部は、「IIJ
Raptorサービス」を運営する組織です。Raptorとは、IIJが開発した金融プラットフォームサービスの名称で、主に外国為替取引や証券取引のプラットフォームとして、国内の大手金融機関様に提供しています。
現在23社に提供しており、2010年にリリースされてから約15年になります。
Raptorは、外国為替取引サービスを運営する国内事業者に対して30%超のシェアを有しており、国内ではトップシェアを誇るサービスです。
外国為替取引とは、異なる通貨を売買して為替差益を得る取引です。たとえば、ドルを買って円を売り、ドルが上がったら円を買って利益を出すといった形です。事業者様がこうしたサービスを提供するための基盤を、我々が提供しています。
2024年の国内年間取引高は1京円を超えており、非常に大きな市場です。
IIJはインフラで有名な会社ですが、なぜ金融かというと、90年代から日本初のオンライン証券の立ち上げに携わってきた背景があります。インターネットだけでなく、その先につながるサービスづくりを創業以来続けてきた会社です。
我々は、インターネットを活用した便利な金融システムの実現を目指し、日々開発と運用に取り組んでいます。
Raptorサービスは複数の機能に分かれており、運用監視も含まれます。サービス内容としては、投資家向けクライアント、コアアプリケーション、インフラネットワーク、そして24時間365日の運用監視など、これらすべてをIIJが内製開発し、ワンストップで提供しています。
Raptorサービスをご導入いただければ、事業者様は金融サービスの運用に必要なすべてをIIJから提供される形になります。

Raptorサービスを運営するチームは、開発チームと運用チームに分かれており、Raptor事業推進本部内で企画からリリース、運用まで一貫して行っています。

採用ポジションについてもご紹介します。企画から開発・運用まで携わるサービスですので、採用ポジションも多岐にわたります。
企画提案では事業推進サービス企画、お客様対応ではアカウントマネージャー。開発ではプロジェクトマネージャー、テックリードエンジニア、アプリケーション開発エンジニア、インフラエンジニアを募集しています。
また、品質管理担当者やシステム運用管理者も募集しております。
業務内容
渡部さんの業務内容紹介
土屋:今回ご参加いただいている皆さんの仕事内容についても、改めてお話を伺っていければと思っております。では、渡部さんからお願いします。
渡部:私は運営1課の運用管理業務を担っておりまして、主な業務は3つほどあります。
1つ目は、24/365で稼働しているRaptorサービスのオペレーション業務の管理です。シフト作成や、メンバーのフォローなどを行っています。
2つ目は運用設計です。新規案件や改善要望に対して、監視の導入、可視化の推進、手順書の整備などを行っています。
3つ目は既存保守系の業務です。現在使用している手順書の修正などを、開発チームやアカウントチームと調整し、査読を経て運用オペレーターに展開し、サイクル作業を実施してもらうという流れです。シフト業務でいうと、3班制×5人=15人くらいになります。日勤と夜勤で回しています。
一方で、運用管理の中にはシフトメンバーだけでなく、運用設計を支えるメンバーも9人ほどいます。ですので、パートナーさんも合わせて30人弱で回していますね。
岡田さんの業務内容紹介
岡田: Raptorの開発で私は主に2つの業務を担当しています。
1つは、お客様(証券会社様や銀行様)向けにFXシステムを開発・導入。
もう1つは、Raptorが10年以上稼働しているサービスであるため、古くなったアーキテクチャを刷新するRaptor次期プラットフォームプロジェクトの推進です。
金融系システムは古い技術のイメージを持たれがちですが、Raptorでは新しい技術やフレームワークを積極的に採用し、よりモダンな開発環境を目指しています。
向永さんの業務内容紹介
向永:私の仕事は、サービスの企画、事業推進、プロジェクト支援の3つです。 サービスの企画では、外国為替取引や証券プロジェクト、2025年4月にリリースした振る舞い検知ソリューションやデータ解析ソリューションなど、様々なサービスを企画・リリースしています。 また、これまでのプロダクトに新機能を追加したり、お客様への提案・販売を計画・実行する業務を担当しています。
土屋:Raptorブランドを、今どうあるべきか、今後どうなっていくべきかを、全体を俯瞰してみていくイメージですね。
梅村さんの業務内容紹介
梅村:基盤課で次期プラットフォーム案件のインフラリーダーを担当しています。
インフラエンジニアというと、サーバとネットワークに分かれることが多いですが、基盤課では明確に分けずに業務を行っています。
新環境の構築では、サーバやネットワーク機器の見積もり・調達から、ネットワーク・サーバ設計、設定作業の準備まで一貫して担当しています。
インフラリーダーとしては、担当案件に関わるメンバーへのタスク割り振りや技術管理も行っています。
引き続き後編では、入社理由や部内の雰囲気などにフォーカスしご紹介します。後編もお楽しみに!
<関連リンク>
・【後編】Raptor事業推進本部社員座談会!
・IIJ Raptor(ラプター)サービス -
金融事業者(FX/証券/銀行)向けプラットフォーム
・日本の金融市場を支える「Raptor事業推進本部」を語る!(前編)
・日本の金融市場を支える「Raptor事業推進本部」を語る!(後編)