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2020年9月24日(木)14:00~15:00 (13:50~中継開始)
冷蔵庫上部に「みまもりセンサー」を設置
「みまもりセンサー」の拡大写真
(左)一般社団法人瀬戸旭医師会 会長 鳥井彰人 / (中央)瀬戸市長 伊藤保德 / (右)株式会社インターネットイニシアティブ 専務執行役員 北村公一
瀬戸市長 伊藤保德
この度、瀬戸旭医師会、株式会社インターネットイニシアティブ、瀬戸市の3者にて、新しい生活様式における ICT を活用した人とまちのつながりネットワーク構築連携協定を締結する運びとなりました。
本市では、高齢化率の向上に加え、独居高齢者世帯が増加する中、高齢者の方々が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることのできるよう地域包括ケアシステムの推進に取り組んでまいりました。
地域包括ケアシステムを支えるため、これまでも瀬戸旭医師会及び株式会社インターネットイニシアティブのご協力のもと、在宅医 療介護連携等を進めてまいりましたが、新型コロナウイルスヘの対策のため、新しい生活様式に対応したサポート体制を確立していく必要がございます。
瀬戸旭医師会の専門性と、株式会社インターネットイニシアティブの ICT 技術が連携することにより、瀬戸市に暮らす高齢者 、子ども、障害のある方への新たなサポート体制の構築が可能となるとともに、災害時等においても情報共有と連携による安心安全のサポートが可能となるよう尽力してまいります。
新しい生活様式のもと、サポートを必要とする人とまちの地域資源がつながることにより、本市が瀬戸市民にとって安心して暮らし続けるまちとなるよう引き続き取り組んでまいります。
一般般社団法人 瀬戸旭医師会 会長 鳥井彰人
瀬戸旭医師会では、瀬戸市、尾張旭市からの委託により平成25年2月に「瀬戸旭在宅医療介護連携推進協議会」を立ち上げ、同年4月からICTを活用した多職種連携の要として「瀬戸旭もーやっこネットワーク」電子@連絡帳の運営を開始しました。
今や「もーやっこネットワーク」は地域の在宅医療介護連携の要として、患者さんの各家庭での生活情報を共有する必要不可欠なシステムとして地域に定着しています。
今後の更なる普及を目指し、「瀬戸旭在宅医療介護連携推進協議会」では在宅医療介護連携という枠を越え、新しい生活様式における高齢者の見守り、災害・救急搬送などの地域課題に「もーやっこネットワーク」で構築できた人とICTのネットワークを活用できないか議論を積み重ねてきました。
今回の瀬戸市、株式会社インターネットイニシアティブとの連携協定締結により、互いの持つ専門性と技術を結集し、「もーやっこネットワーク」を新たなシステム基盤に成長させ、地域のさまざまな課題解決に取り組みたいと思います。
株式会社インターネットイニシアティブ 専務執行役員 北村公一
IIJ電子@連絡帳サービスは、名古屋大学医学部附属病院 先端医療・臨床研究支援センターが開発した情報共有ツール「電子@連絡帳」を、同センターとの共同研究によりクラウド型サービスとして商用化したもので、高齢者や児童福祉等の在宅医療介護に関わる専門職が相互に情報連携するためのICTプラットフォームとして、2017年4月より全国に提供しています。
「瀬戸旭在宅医療介護連携推進協議会」では、「瀬戸旭もーやっこネットワーク」の名称でご利用頂いており、IIJはICTを活用した在宅医療介護連携事業の運営を支援してきました。
「新しい生活様式」も含め、現在頂いている地域課題を解決するために、今後、電子@連絡帳は、在宅医療・介護・福祉領域に留まらず、「高齢者と地域住民とのつながり、児童福祉や救急連携、防災時連携」など、地域連携のICT基盤として地域の抱える課題を包括的に解決していく、地域ネットワーク情報連携基盤に成長させていきます。
今回の瀬戸市、瀬戸旭医師会との連携協定締結により、構築されたICTを活用した新たな地域包括ケアシステム・モデルに関して、同様の課題を抱える全国の市町村にも積極的に情報展開していきたいと思います。
一般社団法人瀬戸旭医師会 吉村
瀬戸市健康福祉部 高齢者福祉課 地域支援係 大矢、伊藤
株式会社インターネットイニシアティブ 広報部
〒102-0071 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム
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