つかいはじめる前に
(考え方編)

02

インターネットで知り合った
同い年の女の子が
「会いたい」って言ってるけど……。

つかいはじめる前に
(考え方編) 02

家も近いみたいだし……
会ってもいいかな?

つかいはじめる前に
(考え方編) 02

プロフィールがちがうかもしれないから
気をつけよう!

 インターネットでのプロフィールは本当のものとはかぎらないし、本当かどうか調べる方法もない。それに、相手がいい人なのか悪い人なのかを、確実に見わける方法もないんだ。

 だから、インターネットを通じてなかよくなった人がいても、自分の個人情報を教えてしまうのは危ないよ。

 例えば現実の世界では、知らない人には注意するよね?これはインターネットでも同じ。ただ、プロフィールや会話から勝手に相手の姿を想像してしまう分、「本当の姿はわからない」ことを忘れてしまいがちだから、より注意が必要なんだ。

 インターネットを通じてステキな友だちと出会うかもしれない。でも、悪い人とも出会ってしまうかもしれないから、気をつけて!

つかいはじめる前に
(考え方編) 02

保護者の方へ

 昔、子どもの世界は家族や親戚、学校やクラブ、塾、近所の住人など数十人程度のコミュニティで形成されていました。しかしインターネットが普及した現在、子どもたちはこれらに加えてオンライン上にもコミュニティを持つことが増えています。

 LINE(ライン)などSNSの登場により、転校や卒業などで学校が変わっても、日常的に連絡を取り合える環境ができました。学校の友だちを集めたLINEグループでの会話に、友だちの友だちが入ってくるなど、直接会ったことがない人とも知りあう機会が増えました。オンラインゲームを通じて、年齢や性別を意識することなく、新たな友だちを作ることもあります。

 このように現実の世界では接点のないオンライン上の友人知人の数は、多い子だと3桁、4桁にものぼります。こうなると当然、親には子どもの交友範囲や状況を把握しきれません。

 加えて、インターネット上では本名を名乗る必要も、本人の顔写真をそのままアイコン(プロフィールに使用する顔写真代わりの画像)にする必要もないため、本当の年齢や性別を判断することができません。したがって、大人が作るコミュニティに子どもが紛れこむことも、子どもが対象であるコミュニティに大人が紛れこむことも可能です。

 例えば、小学生を装って近づき「今から遊ぼう」と呼び出す大人がいるかもしれません。「このブログ面白いよ!」とリンクを差し出し、サイトを訪問した人に脅迫めいた手口で料金の振り込みを迫るワンクリック詐欺などがあるかもしれません。

 インターネットを通じて生涯の友ができることもあります。ですが、悪い大人に出会ってしまう可能性もないとは言えません。子どもに自衛の意識を持つよう促すと同時に、親もまた日頃から子どもとの対話を増やし、我が子がどんなコミュニティにいるのか、ある程度は把握できるよう心がけたいものです。