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IIJ Technical WEEK 2017

IIJグループでは、2003年より毎年1回、インターネットの最新技術を演題とした講演会「IIJ Technical WEEK」を開催しております。ここでは、講演で使われた資料を公開します。

IIJ Technical WEEK 2017 本イベントは終了しました。

お知らせ

2017/11/10
講演終了後、アンケートへのご協力をお願いします
2017/11/10
講演資料(11/10<金>分)を公開しました
2017/11/09
講演資料(11/9<木>分)を公開しました
2017/11/08
講演資料(11/8<水>分)を公開しました
2017/11/07
ストリーミング中継ページを公開しました
2017/10/02
サイトオープン、申し込み受付を開始しましたblank(11/6 17:00お申込を締切ました)

はじめに

「IIJ Technical WEEK」は、2003年から毎年11月に開催しているITエンジニアを対象とした技術イベントです。3日間にわたり、日頃IIJのエンジニアが携わっているサービス開発・運用に関する技術や実装前の新しい要素技術などを紹介します。

今年は、ネットワークやクラウドをはじめ、セキュリティ・IoT・MVNO といった旬な話題に関する全12セッションを予定しております。

情報システム部門の方はもちろん、インフラエンジニアや学生の皆さままで、どなたでも気軽にご参加いただけます。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

日程

会期 2017年11月8日(水)~10日(金)13:45~17:30(開場 13:15~)
会場
参加費 無料(事前登録制)
定員 各日160名(先着順)
申込締切 2017年11月6日(月)17:00まで
注意事項 <お申し込み>
  • お申し込みは先着順での受け付けとなります。
  • お申し込みは1日単位ですが、プログラムの途中で入場・退出いただけます。

<プログラム全般>

  • 講演資料は講演日の午前中にPDFを公開します。
  • セミナー会場では、無線LANがご利用いただけます。
  • プログラムの内容は変更となる場合があります。

プログラム

11/8(水)
時間 講演タイトル 講演概要 講演者
13:45~13:50 ご挨拶 IIJ 取締役 CTO
島上 純一
13:50~14:35 セキュリティ動向2017 今年もインターネットに関係した情報セキュリティ上の事件・事象が多数発生しました。こうした事象を理解するためには、新たに発覚した脆弱性の要点や、攻撃手法の流行の変化を把握する必要があります。本講演では、IIJグループが提供するセキュリティ事業wizSafeで観測された情報や、IIJセキュリティオペレーションセンター(SOC)による調査・研究の中から、今年注目を集めたトピックを取り上げてご紹介します。

【キーワード】IoTセキュリティ、ランサムウェア、DDoS、Botnet
セキュリティ本部長 齋藤 衛
14:35~14:45 休憩
14:45~15:30 Mimikatz実行痕跡の発見手法 攻撃者は被害者の社内ネットワークに侵入した後、ドメイン管理者(Domain Admins)権限の奪取を試みます。Mimikatzは実行されたPCのメモリに保持されているアカウントの認証情報にアクセスするためのツールで、権限奪取の際によく使われます。攻撃者がどのような権限でネットワーク内のリソースにアクセスできたのか、という情報はインシデントレスポンスにおいて調査範囲を決めるのに重要な要素となります。本講演ではMimikatzが実行されたことを示す痕跡をどのように見つければよいのか解説します。

【キーワード】セキュリティ、インシデントレスポンス、フォレンジック、Mimikatz

セキュリティ本部 セキュリティ情報統括室 リードエンジニア
小林 稔

15:30~15:35 ショートセッション

15:35~15:55

コーヒーブレイク
15:55~16:40 SDNで実現するネットワークセキュリティ BYODやIoTの活用が急激に増加し、組織内ネットワークを狙った標的型攻撃も複雑化しています。従来のゲートウェイ型対策の限界や、デバイス側で十分なセキュリティを確保することが困難であることは多く論じられているところです。今や組織ネットワークは、従来の対策に加えて、組織内ネットワークでの不正活動の早期発見と拡散防止の対策を行うべきと考えます。そこで本講演では、端末認証、マイクロセグメンテーション、セキュリティセンサーとフロー制御の技術を用いてオンプレミス環境の安全を実現するシステムの開発について解説します。

【キーワード】SDN、NFV、セキュリティ、マイクロセグメンテーション、端末認証

ネットワーク本部 SDN開発部長
白崎 博生

16:40~16:45 休憩
16:45~17:30 予兆監視の適用ステップと解析プラットフォーム ITシステムやIoTを対象としたデータ活用の一つの方法として「予兆監視」の仕組みが注目されはじめています。近年のビッグデータ技術普及によるデータ活用への期待感、また、それによってもたらされた旧来の監視システムに対する課題認識が広まっているようです。本講演では、これまでの一般的な監視システムから予兆監視適用へ至る過程を段階的に追っていきながら、その仕組みや効果について言及していきます。また、一般的な監視とは異なる予兆監視システムの運用上の工夫、予兆監視を実現するための解析プラットフォームについての例をご紹介します。

【キーワード】予兆監視、ビッグデータ、機械学習

クラウド本部 クラウドサービス2部 ビッグデータ技術課 テクニカルマネジャー
高舘 洋介

11/9(木)
時間 講演タイトル 講演概要 講演者
13:45~14:30 IIJ Omnibusサービス 運用の裏側 IIJ Omnibusサービスは、IIJのサービスの中でもこれまでにない範囲(WANからインターネット接続、クラウド接続)をカバーしたサービスとなっており、これまで培った技術要素を組み合わせて複合的なサービスに仕上げています。このOmnibusサービスの裏側の仕組みや、これまでの運用で経験した様々な出来事、事件についてお話しします。

【キーワード】Omnibus、SD-WAN、NFV、IPoE

ネットワーク本部 ネットワークサービス部 ネットワークサービス課長
和佐 好智

14:30~14:40 休憩
14:40~15:25 IIJ GIOインフラストラクチャーP2 パブリックリソースにおけるストレージ機能強化に向けて サービス開始から1年半が経過し、多くのお客様にご利用いただいているIIJ GIO P2 パブリックリソースですが、さらに便利にご利用いただけるよう、ストレージ関連機能の強化、拡充に向けて開発を進めています。今回は強化・拡充を予定している機能のご紹介と開発の裏側についてお話しします。

【キーワード】IIJ GIO、パブリッククラウド、ストレージ

クラウド本部 クラウドサービス1部 パブリックリソース2課
安達 賢

クラウド本部 クラウドサービス1部 パブリックリソース2課
小野 航平

15:25~15:30 ショートセッション
15:30~15:50 コーヒーブレイク
15:50~16:35 LoRaを活用した農業IoTへの取り組み紹介 IIJでは、平成28年度農林水産省補正予算事業「革新的技術開発・緊急展開事業 (うち経営体強化プロジェクト)」の研究開発課題「低コストで省力的な水管理を可能とする水田センサー等の開発」において採択を受け、平成29年度から3年間の計画で農研機構生研支援センターの支援を受けて研究開発を進めています。 簡単に言うと、LoRaに対応した水田センサーと自動給水弁を開発し、水回りのコストを半減させるための研究です。IIJがLoRaと農業という新しい分野に挑戦 していく取り組みについてご紹介します。

【キーワード】IoT、LPWA、LoRa、農業、水田

ネットワーク本部 IoT基盤開発部長
齋藤 透

16:35~16:45 休憩
16:45~17:30 経路制御の課題と対策 この講演では、経路制御、特にBGPに関して、最近発生した通信障害などを題材に課題を整理し、現時点で各ネットワークで取れる対策や今後の展望を解説します。

【キーワード】経路制御、ルーティング、BGP

サービス基盤本部 インフラ企画部
松崎 吉伸

11/10(金)
時間 講演タイトル 講演概要 講演者
13:45~14:30 LEEDプロジェクトにおけるモジュール型データセンターの構築について 温室効果ガス排出削減のためにNEDOから委託を受け実施しているLEEDプロジェクトの概要と、当該プロジェクトにおいてデータセンターファシリティとして利用されているコンテナ型データセンターモジュールの開発の歩み、特徴を紹介します。また、ラオス国内のIT基盤整備とともにIT人材、産業育成等の効果も兼ねたクラウド基盤の構築を 本データセンターで行っており、短納期実現のため、日本で作り始め、船で海を渡り、ラオスに到着した データセンターモジュールとクラウド基盤についての構築エピソードを紹介します。

【キーワード】データセンター、JCM、コンテナ、クラウド、海外インフラ輸出

サービス基盤本部 データセンター技術部 エンジニア
堤 優介

グローバル事業本部 グローバルプロフェッショナルサービス部 グローバルプロフェッショナルサービス1課 課長代行
杉村 明生

14:30~14:40 休憩
14:40~15:25 トラフィック計測のための多次元フロー集約アルゴリズム ネットワークトラフィックの状況把握や異常検出のために、5タプルで定義される個別フローを集約してサマリー情報を作成する手法があります。しかし、多次元のフロー情報を効率よく集約する事は容易ではありません。本講演では、多次元フロー集約技術について解説し、IIJで開発した多次元空間分割にもとづくフロー集約アルゴリズムについて話します。さらに、このアルゴリズムを実装したオープンソースツールとオープンデータについてもご紹介します。

【キーワード】トラフィック監視、多次元フロー集約アルゴリズム

IIJ技術研究所 所長
長 健二朗

15:25~15:30 ショートセッション
15:30~15:50 コーヒーブレイク
15:50~16:35 IIJの目指すフルMVNOとは IIJは、携帯電話網の中心的な設備である加入者を管理するデータベース「HLR/HSS」を保有し、SIMカードを独自に発行する事ができる「フルMVNO」の立ち上げに向けた準備を進めています。フルMVNOでは、従来型のMVNOである「ライトMVNO」とは異なる視点でのマーケットへのアプローチが可能となります。本講演では、フルMVNOとライトMVNOの違いについて、その技術的背景とともにご説明します。

【キーワード】MVNO、携帯電話網、SIMカード、法令

MVNO事業部 事業統括室
佐々木 太志

16:35~16:45 休憩
16:45~17:30 Video over IPの発展 今年Video over IPは、SMPTE ST 2110の承認と発刊によりプロトコルスイートとして標準化され、新しいステージを迎えます。様々な団体が連携しつつ必要なプロトコルの開発が相次いでいます。放送機材はさらに仮想化、"Dematerialized"というテーマに向けて急速に動き出しています。IIJではこの動きをキャッチアップすべく研究開発を進めてきました。その中でメーカ、ユーザサイド問わず多くの方から「なぜメディア伝送にIPを用いるのか?」という本質的な問いを多く耳にしてきました。そこで本講演では、あらためてIPをメディア伝送に用いることのメリットや将来の展望について、豊富なVideo over IPの実証実験例を用いて論じます。

【キーワード】Video over IP、SMPTE ST 2110、AMWA、JT-NM、VSF、AIMS、NMI、ASPEN

経営企画本部 配信事業推進部 シニアエンジニア 4K over IP スペシャリスト
山本 文治

関連リンク

問い合わせ先

IIJ Technical WEEK 事務局 techweek@iij.ad.jp


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