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フレキシブルサーバリソース

IIJ GIO P2 Gen.2のフレキシブルサーバリソースでは、 1vCPUの仮想リソース単位で契約し、自由に仮想マシンを作成できます。

フレキシブルサーバリソースの特長

  • 仮想リソースプールから最小「1vCPU/4GBメモリ/10GBディスク」というリソース単位で契約でき、自由なリソースサイズで仮想マシンを作成し、システムを構成できます。
  • ホステッド・プライベートクラウドでありながら、ハードウェア、ハイパーバイザーの管理はIIJで行うため、仮想基盤の運用負荷を大幅に軽減できます。
  • 移行性の高いVMwareベースで、移行に必要な各種ツールや、IIJが移行作業をサポートする移行ソリューションも提供します。
  • プライベートルーティングを利用して、IIJプライベートバックボーンサービス並びに各リソースへ接続できます。
イメージ図:IIJ GIO P2 Gen.2 フレキシブルサーバリソース

サービスメニュー

ゲートウェイリソース

ネットワーク インターネットゲートウェイ(IGW)
モニタリング&オペレーションゲートウェイ(MOG)

VPCリソース

VPC VPCルータ
ネットワーク 境界FW
LB
コネクタ DCコネクタ:L2

フレキシブルサーバリソース

VMリソース サーバリソースプール
ブロックストレージプール
バックアップ バックアップ
OSライブラリ OSライセンス Windows、RHEL
プライベートOSライブラリ
イメージ図:サービスメニュー

フレキシブルサーバリソース

仮想マシンの作成の流れ

イメージ図:仮想マシン
フレキシブルサーバリソース

コントロールパネル

仮想マシンの操作・設定ができるコントロールパネルを提供します。

仮想マシン

  • 仮想マシンの作成や設定変更ができます。仮想マシンのリソース追加もオンラインで行えます。
  • 仮想マシンの起動、シャットダウン、再起動、スナップショットの取得/復元(1世代)、コンソールの取得、メディアマウントができます。

アフィニティルール

  • 特定の仮想マシンを同一ESXiサーバで起動させる、または異なるESXiサーバで起動させる設定ができます。
イメージ図:コントロールパネル
フレキシブルサーバリソース

サーバリソースプール

サーバリソースプールは、仮想マシンのCPU・メモリとして使用できるリソースプールです。最小構成から契約し、自由に割り当てが可能です。

  • 1vCPU/4GBメモリ単位でリソースプールを契約します。リソースプールのサイズは変更できます。
  • 1つの仮想マシンあたり、最大16vCPU・192GBメモリまで設定できます。
  • VPCあたりサーバリソースプールを20個まで契約できます。
  • 1プールあたり512vCPU/ 2048GBメモリまで契約できます。
イメージ図:サーバリソースプール
フレキシブルサーバリソース

ブロックストレージプール

ブロックストレージプールは、仮想マシンのストレージとして割り当てるブロックストレージです。スペックの異なる2種類のブロックストレージから選べます。

ブロックストレージプール

  • 10GB単位で契約できます。
  • 1つのブロックストレージプールあたり32TBまで契約できます。
  • 1つの仮想ディスクあたりの最大容量は8TBです。
  • 1つの仮想マシンあたり複数の仮想ディスクをアタッチできます。
  • ストレージは暗号化されています。

2種類のブロックストレージ

  • 汎用利用の「ベーシック」とIOPS性能を高めた「スタンダード」から選択できます。
  • 「ベーシック」から切り出したストレージと「スタンダード」から切り出したストレージを、同一仮想マシンに割り当てることができます。
品目 契約単位 性能目安 想定用途
ベーシック 10GB 2 IOPS/GB 汎用サーバ用途
スタンダード 4 IOPS/GB IOPS性能が必要なサーバ用途
  • 例:スタンダード 100GB契約の場合、性能目安 400 IOPS
イメージ図:ブロックストレージプール
フレキシブルサーバリソース

OSライブラリ

仮想マシンのOSは、OSライブラリからデプロイします。

OSライセンス

  • フレキシブルサーバリソースに展開する仮想マシンにインストールして利用できるOSを提供します。
  • 利用可能なバージョン
  • OSライセンス 提供バージョン
    Windows Windows Server 2016 Standard
    Windows Server 2019 Standard
    Windows Server 2022 Standard
    RHEL Red Hat Enterprise Linux 7.x
    Red Hat Enterprise Linux 8.x
    Red Hat Enterprise Linux 9.x

    ※ Red Hat Enterprise Linuxアップデートサーバもご提供します。

プライベートOSライブラリ

  • 仮想マシンの展開時に利用できるテンプレートやISOイメージのアップロード及びダウンロードが可能です。保存容量合計による従量課金です。
    • プライベートOSライブラリへの登録
    • VPC内の仮想マシンをテンプレートとして保存
    • OVAテンプレートをアップロード
    • メディアファイル(ISO)をアップロード
  • サーバOSだけでなく、仮想アプライアンスイメージもアップロード可能です。
イメージ図:OSライブラリ
フレキシブルサーバリソース

バックアップ

  • 仮想マシン単位でバックアップを取得します(エージェントレスバックアップ)。
  • バックアップの取得、及びバックアップの管理には、サービス専用の通信経路を利用します。そのため、インターネットに接続性のない仮想マシンもバックアップ可能です。
  • 「バックアップ設定済みの仮想マシン数」及び「バックアップ保持容量」による従量課金です。
  • バックアップ仕様
  • 項目 内容
    バックアップ形式 VMイメージ
    (スナップショットベース)
    バックアップ方式 増分バックアップ
    バックアップ世代数 上限なし
    スケジュール 日次、週次、月次
    暗号化 可能
イメージ図:バックアップ
フレキシブルサーバリソース

長期利用割引オプション

長期利用割引オプション

  • フレキシブルサーバリソースプールは、契約時に期間を定め、長期利用割引枠を付与できます。
  • 対象リソース
  • 対象リソース
    フレキシブルサーバリソースプール サーバリソースプール
    ブロックストレージプール
  • 選択可能な契約期間
  • オプション 契約期間 割引率
    長期利用割引 1年 1年 約15%
    長期利用割引 3年 3年 約28%

長期利用割引オプション利用時の課金イメージ

長期利用割引オプションを付与したフレキシブルサーバリソースは、「長期割ありリソース」から優先的に消費します。

割当済みリソースが長期割契約リソース未満の場合

長期割対象の利用枠から優先的に利用します。長期利用割引オプション対象分は、割り当ての有無にかかわらず固定課金です。

割当済みリソースが長期割契約リソース未満の場合
長期割契約リソース以上に割当済みの場合

長期利用割引オプション契約分のリソースを超えた分は、通常料金が課金されます。

長期割契約リソース以上に割当済みの場合

VPCリソース

VPC(Virtual Private Cloud)リソースは、フレキシブルサーバリソースで作成した仮想マシンを接続するためのプライベートネットワークを提供します。

各種ネットワーク機能をご提供

  • 仮想マシンと連携できるDNS、DHCP、NTPサーバを標準提供します。
  • LBやFW機能をオプション提供します。
  • グローバルIPv4アドレスを標準で5個まで提供します。また、標準5個に加え、20個(合計25個)までオプションで提供できます。

ゲートウェイリソースとの接続

  • ゲートウェイリソースを利用して、インターネットや各種IIJサービスと連携できます。
イメージ図:VPCリソース
VPCリソース

VPCルータ

VPCルータは、すべてのセグメントを包括する境界ルータです。VPCリソースのご契約時に、無償で1つ提供されます。

VPCルータ

  • 全セグメントと接続し、セグメント間ルーティング及びゲートウェイリソースへの通信を制御します。
  • VPCルータのアップリンクは10Gbpsベストエフォートです。

境界FW

  • VPC内部/外部間通信の境界FWとして、ステートフルFW機能をオプション提供します。
  • VPC内部/内部間通信はフィルタリングできません。
  • 通信ログの参照・ダウンロードができます。
  • 境界FW設定可能数
  • 項目 内容
    設定可能なルール 100ルール
    作成可能なアドレスオブジェクト 40オブジェクト
    作成可能なサービスオブジェクト 20オブジェクト
イメージ図:VPCルータ
VPCリソース

LB

高機能LBをマネージドサービスで提供します。

LB

  • Pulse Secure Virtual Traffic ManagerによるLB機能を提供します。
  • 帯域は、100M/300M/500M/1Gbps から選択できます。
  • ゲートウェイリソースからの通信だけでなく、VPC配下の仮想マシンからのバランシングもできます。

機能仕様

  • L7ロードバランサ機能を提供します。
  • 項目 内容
    対応プロトコル HTTP、SSL、SMTP、FTPなどの任意のTCP/UDPプロトコル
    負荷分散方式 ラウンドロビン、重みつきラウンドロビン、最小接続、最速レスポンスなど
    セッション維持 IPアドレス、SSLセッションID、Cookie挿入など
    SSLオフロード お客様がお持ちのSSL/TSLサーバ証明書をインストール可能
    Sorryサーバ設定 可能
イメージ図:LB
VPCリソース

DCコネクタ:L2

フレキシブルサーバリソースとお客様契約ラック間の接続経路を提供します。

DCコネクタ:L2

  • IIJデータセンター内のお客様契約ラックと接続できます。
  • L2接続を提供します。ラック内のお客様機器との通信はVLAN Trunkです。VLAN IDはお客様にて指定できます。
  • 帯域は10Gbpsです。
イメージ図:L2DCコネクタ

ゲートウェイリソース

VPCルータと接続するゲートウェイをご用意しています。

  • IIJ GIO P2 Gen.2サイト外との通信に利用するゲートウェイを、VPCルータと連動させて提供します。
  • ゲートウェイリソースを利用することで、インタ-ネットとの外部通信、IIJ統合運用管理サービスによる監視が実現します。
  • すべてのゲートウェイがVPCルータと接続するため、仮想マシンはルーティングをVPCルータに集約できます。
イメージ図:ゲートウェイリソース
ゲートウェイリソース

インターネットゲートウェイ(IGW)

NAPT機能を備えたインターネットゲートウェイを提供します。

インターネット接続

  • インターネットゲートウェイ(IGW)の利用によって、外部インターネットと通信できます。
  • 最大10個のVPCと同時に接続し、共用のインターネットゲートウェイ としても利用できます。
  • インターネットゲートウェイは帯域による固定課金です(100M/300M/500M/1Gbpsベストエフォート)。トラフィック転送量による追加課金は発生しません。

NAPT

  • VPCリソースのプライベートネットワークから外部への通信にNAPTを設定できます。
イメージ図:インターネットゲートウェイ(IGW)
ゲートウェイリソース

モニタリング&オペレーションゲートウェイ(MOG)

監視サービスとの連携用ゲートウェイを提供します。

監視設備接続

  • モニタリング&オペレーションゲートウェイ(MOG)の利用によって、IIJ統合運用管理サービス(UOM)と連携できます。
  • 最大10個のVPCと同時に接続し、共用のゲートウェイとして利用できます。
  • MOGは無償で提供します。
  • 別途、IIJ統合運用管理サービス(UOM)のご契約が必要です。
  • UOMの監視・運用設備からの監視対象アドレスに対するアクセスはMOGでNATして通信します。
イメージ図:モニタリング&オペレーションゲートウェイ(MOG)

IIJ GIOインフラストラクチャーP2 Gen.2

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