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クラウドファイルサーバ

「クラウドファイルサーバ」は、Amazon FSx for Windows File Server、Amazon FSx for NetApp ONTAPを活用したファイルサーバをご提供。オンプレミスファイルサーバの移行から、プライベートネットワークの導入まで支援します。

よくあるオンプレミスファイルサーバの課題

オンプレミスでの運用負担

  • データ容量が増える一方で、ディスクの拡張が難しい
  • ディスク故障が多く、対応負担が大きい
  • WindowsOSの更新プログラム適用作業が大変

クラウド利用での不安材料

  • ユーザの使い勝手は変更したくない
  • クラウドまでのネットワークをどうすればいいか
  • クラウド利用に関して、セキュリティが心配

クラウドで安心して利用できるファイルサーバを提供します!

クラウドファイルサーバのメリット

クラウド型ファイルサーバ

1.今までと同様の使い勝手

オンプレミスのファイルサーバと同様に、利用者は使い慣れたエクスプローラでファイル操作可能。管理者もクォータ管理などの機能を利用可能。

2.増加するデータのコスト最適化

ストレージの重複排除と圧縮により実際の利用容量を削減。アクセスの少ないデータを、安価な領域へ自動で移動する階層化機能でコストを最適化。
※ 階層化は、Amazon FSx for NetApp ONTAPのみ。

3.運用の負担軽減(マネージドサービス)

オンプレミスでは頻繁に発生する、ディスク障害対応やOSセキュリティパッチ適用作業などの運用負担を軽減。

2つのファイルサーバの特長

Amazon FSx for Windows File Server

Amazon FSx
for Windows File Server

Amazon FSx for NetApp ONTAP

Amazon FSx
for NetApp ONTAP

特長

Windowsファイル共有機能がそのまま利用可能

NetApp ONTAP機能が利用可能

※ NetApp CLI操作可能

ファイル共有機能 Windows Native NetApp ONTAP(NTFS)
ストレージ

固定(SSD)

※ 仕様上はHDDも可能だが、ファイルサーバ用途ではSSD固定

※ AWSマネージドキーでディスク暗号化

※ データ重複排除と圧縮により実使用量を50%削減

階層化

※ アクセスの少ないファイルを安価なストレージへ自動で移動

※ AWSマネージドキーでディスク暗号化

※ データ重複排除と圧縮により実使用量を50%削減

スナップショット VSS スナップショット
バックアップ

AWS Backup

※ 日次増分バックアップ

AWS Backup

※ 日次増分バックアップ

容量クォータ ユーザ/グループ単位クォータ フォルダ単位クォータ
アクセスログ 操作ログ保存 操作ログ保存
運用管理

Amazon Cloud Watch

※ ディスク使用率/スループット使用率

Amazon Cloud Watch

※ ディスク使用率/スループット使用率

OSアップデート

(Windows Updateなど)

自動実行

※ 事前設定メンテウインドウで自動実行

自動実行

※ 事前設定メンテウインドウで自動実行

ソリューションの特長

拠点からの閉域ネットワークもワンストップ提供

クラウド化の際に課題になりやすい、各拠点からのネットワークもワンストップでご提供。インターネットVPNや専用線など、要件や現状に合わせたプランをご提案します。

拠点から新たにネットワークを接続
既存のWANからセキュアに接続

Active Directory環境は既存・新規問わず利用可能

ファイルサーバをActive Directory(AD)のドメインに参加させ、ファイルへのアクセスを制限します。
ADは、既存のADを活用することも、新たにADサービスを利用することもできます。

データ移行の方法は状況に合わせた最適な方法をご提案。移行作業代行も可能

■ 方法1:robocopy

コピー用サーバで新旧ファイルサーバをマウントし、robocopyでデータをコピー

方法1:robocopy

■ 方法2:AWS DataSync

既存仮想環境にDataSync Agentを導入。
オンプレ環境とFSx間でデータを同期

方法2:AWS DataSync

■ 方法3:SnapMirror

NetApp SnapMirrorを使ってデータを同期
(新旧がNetAppの場合に限定)

方法3:SnapMirror

ソリューションメニュー

項目 FSx for Windows File Server
FSxW
FSx for NetApp ONTAP
FSxN
基本導入 AWS標準設定

AWS基本セキュリティ設定

  • VPCなどAWS環境構築全般
標準作業 標準作業
閉域ネットワーク

各拠点とFSx間の接続

  • Direct Connect、Transit Gateway設定
オプション作業 オプション作業
ファイルサーバ導入 FSx導入

FSxW or FSxN 導入

  • 共有ボリューム、Active Directory参加、Backup、スナップショット、監視、監査ログ、メンテ枠設定など
標準作業 標準作業

データ移行作業

※ 環境を確認して作業
ボリュームを算出

データ移行環境準備

  • データ移行ツールの環境設定作業を実施(移行元側作業含まず)

(必要に応じて)

個別見積もり

(必要に応じて)

個別見積もり

データ移行、及び切替作業

  • 各ツールを利用してデータ移行リハーサル・データ移行作業を実施

運用向け簡易手順書

運用中に想定される作業の簡易手順書を提示します。

FSx for Windows File Server手順書

  • ストレージの容量拡張
  • スループット(Mbps)の増減
  • バックアップからのリストア
  • アクセスログ(CloudWatch Logs)の参照方法
  • 監視(CloudWatch)閾値変更
  • クォータ設定変更

FSx for NetApp ONTAP手順書

  • プライマリ層の容量拡張
  • スループット(Mbps)の増減
  • バックアップからのリストア
  • アクセスログの参照方法
  • 監視(CloudWatch)閾値変更
  • クォータ(qtree)設定変更
  • SVM(ストレージ仮想マシン)追加
  • ボリューム追加

「IIJ Smart HUB(AWS接続)」でAWS Direct Connect (閉域接続)のご利用も可能です

機密性の高いデータや基幹システムの移行を行う場合には、AWSへの閉域接続まで含めたネットワークサービスもご提案します。

AWSサービスパートナー

AWSアドバンストティア サービスパートナー

IIJは、AWSパートナーネットワーク(APN)において、AWSサービスパートナーの一員として活動しています。

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