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株式会社あじかん 様株式会社あじかん

IIJ GIOサイボウズ ガルーン SaaSの活用で
情報共有の促進と運用の省力化を実現

玉子焼きや寿司食材など食品の製造・販売を手がける株式会社あじかん。同社ではブロードバンドのインターネットVPNなどを用いて本社・工場・営業所など約40拠点を結ぶ高速・高信頼のWANを再構築。そして、オンプレミスのグループウェアを「IIJ GIOサイボウズ ガルーン SaaS」へ刷新。各拠点から閉域網を介してガルーンの各種機能を利用するなどセキュアな情報共有により、食のビジネスを加速している。

的確な経営判断を支援し全社のIT活用を推進

あじかんは1962年の創業以来、半世紀にわたって食品の製造・販売を推進し、寿司や弁当、惣菜など350アイテムに及ぶ玉子製品を取りそろえている。さらに、業務用食材では多くのヒット商品を生み出し、椎茸や干瓢などの味付け品など、バラエティ豊かな商品を提供。また、50周年を機に一般向け製品の提供も開始した。こうした商品の開発力、管理力、生産力、機動力が同社の優位性となっている。

そして、コンピューターによる受注・生産・物流の一元管理を行う全社情報システムを構築し、スピーディーな物流体制を整備。「基幹系システムとグループウェアなど情報系システムを統括し、迅速・的確な経営判断を支援するなど、全社的なIT活用を推進しています」と情報システム課 課長の頓田浩己氏は話す。

情報活用のインフラとなるのが全社ネットワークである。同社では本社・工場・営業所など、全国約40拠点を結ぶ全社ネットワークとしてIP-VPNサービスを利用してきたが、様々な課題を抱えていたという。アクセス回線は冗長化しておらず、「回線のトラブルで業務に支障をきたすリスクもありました。加えて、通信コストの削減も課題になっており、ネットワークの再構築を検討していた時にIIJから提案があったのです」と頓田氏は述べる。

回線冗長化で高信頼の全社ネットワークを再構築

IIJの提案は、ブロードバンド回線を活用して高速なインターネットVPNを導入するとともに、アクセス回線の冗長化で信頼性を確保するというもの。具体的には、本社・工場などの主要拠点は広域イーサネット、各地の営業拠点はBフレッツなどの光アクセス回線を用いてインターネットVPNを構成し、主回線とバックアップ回線のキャリアを分けて冗長化している。

そして、新たな全社ネットワークが2011年4月から稼働開始。その導入効果について、頓田氏は「データセンターで一括管理しているサーバへのアクセスが速くなったというユーザーの声も届いています。通信コストを抑えながら、ネットワークの帯域増強と冗長化で信頼性を確保しています」と、コストパフォーマンスの高さを評価する。

サーバの老朽化とリプレースで「IIJ GIOサイボウズ ガルーン SaaS」に移行

あじかんでは、全社ネットワークの再構築とともに、グループウェア「サイボウズガルーン」の刷新を検討。同社ではオンプレミスでガルーンを構築・運用してきたが、サーバの老朽化と障害でリプレースの時期を迎えていた。とくに社員が一斉にアクセスする早朝などは、サーバに負荷がかかり、グループウェアが一時使えなくなる事態も発生。トラブルのたびに、サーバを預けているデータセンターまで足を運び、再起動するなど運用の手間がかかっていた。

再びオンプレミスでシステムを構築するかどうか検討していた2010年当時、IIJがSaaS型でガルーンのクラウドサービスを提供していることを知ったという。そして検討の結果、「IIJ GIOサイボウズ ガルーンSaaS」への移行を決定。「手間のかかるシステム構築やサーバ運用管理などの課題をとにかく解消したかったのです」と頓田氏は強調する。グループウェアなど情報系システムはできるだけアウトソーシングし、基幹系システムの企画と運用などに注力する狙いもある。

「ガルーン SaaS」と「デヂエ」をIIJ GIO上で連携

あじかんでは、オンプレミスで導入していたWebデータベース「サイボウズ デヂエ」についても、IIJ GIOサイボウズ ガルーンSaaSと連携して構築。そして、全社ネットワークで導入した広域イーサネットとインターネットVPNを介してIIJ GIO上のガルーンへアクセスできるネットワーク環境を整備。本社をはじめ、全国各地の工場・営業所などで勤務する約700ユーザーがセキュアな閉域網を介して日々、活発な情報交換を行っている。

また、社員が使い慣れたガルーンを社内ポータルとして設定。すべての社内アプリケーションの「窓口」とするなど、あじかんのIT活用の中心的な役割を担う。各部門や営業拠点ではメールやメッセージ、スケジュール、掲示板などの機能を自由に活用。例えばメッセージ機能を利用し、東京エリアの担当者が顧客と商談した内容を、全国の関係する各営業所に伝達するなど、スムーズな情報共有により、ビジネス機会を広げられるという。

IIJ GIOサイボウズ ガルーン SaaSの導入効果として、頓田氏は「運用の省力化と安定した利用環境」を挙げる。従来、自社で運用管理していた時にはガルーンのデータバックアップに深夜から早朝まで長時間を要していたという。午前4時頃から業務を開始する営業所もあり、バックアップ中はメールなども閲覧できなかった。「SaaSに移行してからは、バックアップ時間が大幅に短縮され、業務に支障をきたすこともなくなりました」と述べる。また、必要に応じてディスクやメモリーを容易に増設でき、インフラのリソースを有効に使えるようになったという。

今後、ワークフローの導入を視野に、ガルーンと連携して申請・承認業務が行えるかどうか検討。情報システム課の場合、IT 統制の一環としてシステム利用時にユーザーが申請、所属長と情報システム課が承認する仕組みを採用。現在、紙で行っている申請・承認業務をワークフローシステムに置き換え、承認結果をデヂエで管理するといった活用法を想定している。

また、中国の子会社へ出向した社員向けなどにIIJのIDゲートウェイを導入して社内システムへのリモートアクセス環境を整備してきたが、その拡大も今後の課題だ。外出先で業務報告書を作成したり、様々な出張先からグループウェアへのアクセス要望も増えているという。「モバイルの活用を含め、最適な提案をこれからもお願いしたいですね」と頓田氏はIIJに期待する。今後もIIJでは、あじかんのビジネスを支えるITのアウトソーシングなどを提案していく考えだ。

株式会社あじかん様へ導入したシステム構成図

導入したサービス・ソリューション

お客様プロフィール

株式会社あじかん
本社所在地:広島県広島市西区商工センター7-3-9
創業:1962年10月
資本金:11億225万円
上場取引所:東京証券取引所第二部、大阪証券取引所第二部
卵加工製品・野菜加工製品・水産練製品・その他食品の製造および卸売。協力工場を含め国内5工場および中国・山東省の生産子会社から製品を、海外の委託工場からも加工食品を調達。営業所は仙台から鹿児島まで34拠点で、海外販売も拡大中。初の一般市販向けとなる“ごぼう茶”を発売。「ブランド価値の向上」「継続的な需要創造」「グローバル化」の3つの柱を掲げ、2012年10月で創業50周年を迎える。

株式会社あじかん

※ 本記事は2012年9月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

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