テイ・エス テック株式会社 様
GDPR、CPRAなどグローバルな法規制にも万全に対応
日本語での手厚いサポートで包括的なクッキーバナーの運用が実現
Topics
導入前の課題
選定の決め手
サポート体制とIIJのこれまでの実績、企業の信頼性などを評価
IIJのクッキー同意管理ツール『STRIGHT』を導入することになった決め手を教えてください。
大森一樹氏
他にも2社ほど検討したツールがあったのですが、STRIGHTに決めた一番の理由は“サポート体制”です。以前使っていたツールは海外基盤だったので、どうしてもそのあたりに不便を感じていました。ベンダーにもっと力を借りたいと日頃から思っていたので、しっかり支援をもらいながら、自分たちでクッキーバナーの運用ができる環境を作りたいと考えていました。そのため日本語対応をしてくれる国産ツールである、というのは魅力でした。
また、重要な判断材料であるサービス提供価格が納得のいくものであったことに加え、STRIGHTに限らず他にもさまざまなサービスを広く展開しているIIJの実績にも魅力を感じました。そうした企業としての信頼性が、判断を強く後押しする結果となりました。
STRIGHTへの移行作業は、ITの専門部署ではない広報課で行われたということですが、進め方はいかがでしたか。
塚本南美氏
弊社サイトの運営管理は広報課で行っているため、我々で移行作業を担当しました。要件の整理から実装までIIJの皆さまが丁寧に伴走してくださったおかげで、スムーズに移行できたと感じています。事前に細かいフローでスケジュールをいただいて、弊社側のタスクを教えてくださっていたので、クリアな状態で作業を進めることができました。途中つまずいてしまった部分があったのですが、IIJに相談したところすぐに打合せの機会を設けてくださり非常に安心しました。
弊社でこだわりたかったクッキーバナーのデザインについても、我々の要望に応えようと尽力してくださり、そういったお姿を拝見してIIJへの信頼が確かなものになりました。
貴社サイトにおけるクッキーバナーのデザインへのこだわりを教えてください。
大森一樹氏
トップページはクッキーバナーありきでデザインされているわけではないため、できるだけデザインに影響しないようにクッキーバナーを表示したい、という希望がありました。バナーは2、3行の文章でクッキーの利用目的が明記されるものが多いのですが、日本国内においてはクッキー規制がそこまで厳しくないことと、弊社はBtoC企業ではないこともあって、1行のミニマム表示にしたいと考えていました。めずらしい要望だと思うのですが、我々のそういった要望をIIJがうまくチューニングしてカスタマイズしてくださいました。
塚本南美氏
STRGIT以前に使っていたクッキーバナーのデザインをできるだけ踏襲したいと思っていました。いろいろとご支援いただいて、全く同じというわけではないのですが、概ね変わりなく、スマートに収めることができました。
導入後の運用、効果
グローバルに対応する“法のプロ”によるバックアップなど、IIJの厚いサポートで運用中の不安を解消
STRIGHTでのクッキーバナーの運用が始まって、何か変化や効果を感じていらっしゃいますか。
大森一樹氏
導入後、サイトが見づらくなった、などの意見や反応はありません。クッキーバナーが悪目立ちしてないことは期待通りで、UIやUXを阻害せずにクッキーバナーを導入することができていると思っています。
またSTRIGHTを導入して強く感じているのが、プライバシー関連の法規に関するサポートの心強さです。例えば先日CPRA(米カルフォルニア州プライバシー権法)が改正したという通知をいただきました。かなりニッチな内容だったのですが、この地域だったらこういう対応が必要だと一目でわかる内容でご案内をいただきました。このような我々ではなかなか認知できないような事案に対しても、法律の専門家によるサポートをしていただけるので、今後も漏れなく対応していける安心感があります。
導入前の課題だった管理画面の使い勝手やサポートに関してはどうでしょうか。
塚本南美氏
以前使っていたツールと比べて使いやすいUIです。クッキーの分類や制御が適切に行えるような仕組みが整っていて、どこにいったらその情報が取れるのかなどの機能もわかりやすく助かっています。
また運用していくなかで我々では判断しにくいことがあった場合に、気軽に問い合わせができて、迅速に対応していただけることが心強いです。以前使っていた海外製品はそこがネックだったので、日本の企業が提供するサービスで、日本語でサポートを受けることができる、という点はとくに安心です。
大森一樹氏
何か問題が起きたときにすぐに対応していただけるのは、とてもありがたく感じています。じつは昨年末の最終稼働日にIIJに問い合わせをした際にも、当日中にご対応いただけました。クッキーで動いているサービスのひとつに、クッキー制御によって正しく動かないトラブルを見つけたのですが、弊社とIIJですり合わせをしながら解決することができました。
またこのトラブルを自らで発見できたことや、IIJとともに問題解決に至った経緯などからも、STRIGHTを導入してから「クッキーに関する理解が深まった」、「クッキーバナーをしっかりと運用できている」、という実感があります。
貴社サイトを運営するにあたって展望があれば教えてください。
塚本南美氏
弊社は、BtoB企業ではありますが、直接的な顧客だけでなく、エンドユーザーの方々や、国内外の投資家の方々など、多くのステークホルダーに向けて、弊社製品の開発エピソードなどをオウンドメディアで発信しています。そういった取り組みを展開しながら、弊社のブランド認知に注力していきたいと考えています。
大森一樹氏
そして弊社の認知が高まっていくと、おのずとさまざまなユーザーが弊社サイトを訪れることになるので、より一層不備のないように、粗相のないようにしないといけません。法規もどんどん変わっていくので、そういったところでコンプライアンスをきちんと遵守したサイト作りをIIJのお力を借りながらしていきたいと考えています。
導入したサービス・ソリューション
お客様プロフィール
テイ・エス テック株式会社(TS TECH CO.,LTD.)
本社:埼玉県朝霞市栄町3丁目7番27号
創業:1960年(昭和35年)12月5日
資本金:4,700百万円
従業員:連結 14,163名、単独 1,634名
※ 本記事は2026年1月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

他社ツールではサポート体制に不安があった
まず、クッキーバナーを導入することになった経緯を教えてください。
テイ・エス テック 大森一樹氏
他社ツールを使用してクッキーバナーを導入したのは2022年1月頃でした。弊社は日本を含む13ヵ国に拠点を持つグローバル企業なので、世界中にお客様がいます。なかでも日本と比べてプライバシー保護の意識が高いEU地域からのアクセスが増えていました。Webサイトは顧客との重要な接点です。サーバー管理やインターネットセキュリティ、プライバシー保護に関してある程度の水準を求められるようになってきた中で、企業として法令対応とプライバシー保護に誠実に向き合っている姿勢を示すためには、クッキーバナーの導入はマストだろうと決めました。
しかしBtoB向けの製造業界では、当時はまださほどそういったことは重要視されていなく、弊社と同じ自動車部品を扱うメーカーでは、大手の数社ほどしかクッキーバナーを導入していなかったように記憶しています。
大森一樹氏
他社ツールからSTRIGHT(ストライト)へ乗換えることになったのはなぜですか。
テイ・エス テック 塚本南美氏
使用していたツールに、運用コストの見直しやサービス体系の変更があったことがきっかけでした。そのツールは海外製品で、わからないことを調べようとすると英語ベースのサイトを当たらないといけなかったり、問い合わせ先がわかりにくかったり、更に問い合わせを英語でしなければいけなかったり。そういった負担とUIの使いにくさも相まって、なかなか実務に活かしきれない状況が続いていたため、乗換えの検討に入りました。
塚本南美氏