コア機能/バックオフィス機能
IIJ Raptorサービスの根幹となる「コア機能」と、事業者担当者向けの「バックオフィス機能」を提供します。

基本構成
投資家向けコア機能-Condor-
FXシステムのコアとなる毎秒の値洗い処理、Tick by Tickのトリガー判定などを高速メモリ処理で実現。
ディーリングコア機能-Falcon-
バグレート監視、カバー判定・実行処理、複数CPとのマルチバンド接続による最良条件執行など、ディーリング収益最大化の機能をご提供。
業務管理者向け機能-Owl-
高い操作性、充実した各種管理機能、外部システムとも柔軟に連携。
口座開設機能-Universe-
口座開設のWebページ、審査処理などのバックオフィス機能、マイページ機能、マイナンバー保管などに対応。
全口座毎秒の高速値洗いで投資家リスクを最小化
毎秒値洗いを実現するアーキテクチャ
口座情報(ポジション)を全てオンメモリで処理
- 各Parallelサーバ上に必要な口座情報をオンメモリで所持 I/O待ちやLockに影響されず高速な演算が可能
高頻度のレートを根本でまとめる事による計算量の低減
- Masterサーバで1秒間内の高値と底値を計算し 値洗いの計算量を低減 (Triggerは配列化しBy Tick処理)
口座数に応じて無限にスケールアウト可能な水平分割アーキテクチャ
- 各Parallelサーバに数千の口座を自動で分散配置
- Parallelサーバは口座数に応じてスケールアウトさせる事が可能
最適化された冗長化特性
- MasterサーバはFT(Fault Tolerance)で最高の障害耐性を実現
- ParallelサーバはHAでリソースを余らせない冗長性を実現

複数サーバでの並列処理により大量の約定を処理
約定の並列処理を実現するアーキテクチャ
一元性の確保とロードバランス
- 約定結果の処理を一元管理しつつ複数台のサーバで業務処理を実施可能
- レプリケーション機能および DBへのFT(Fault Tolerance)適用で高い耐障害性を確保
要求性能に対してスケールアウト可能なアーキテクチャ
- アプリケーションサーバは1台のトランザクションDBに対し4台程度までスケールアウトが可能
- 4台以上の性能が求められる場合にはClusterをセットで追加 アプリケーションパーティショニングで更にスケールアウトが可能
