IIJ DNSプラットフォームサービス 2つの機能

DNS

IIJマネージドDNSサービス

プライマリネームサーバ、セカンダリネームサーバとしてご利用いただけるクラウド型DNSサービスです。

主な機能

基本機能

DNSゾーン管理（正引き/逆引き）	正引き（ホスト名からIPアドレスへの変換）逆引き（IPアドレスからホスト名への変換）
DNSSEC署名	標準でDNSSECの署名を付与
TSIG（Transaction Signature）を利用したゾーン転送	プライマリネームサーバとセカンダリネームサーバ間のゾーン転送時に、TSIG鍵を利用してゾーン転送のなりすましを防止
認証・認可	標準で契約内すべてのゾーン編集が可能なアカウントを利用可能 IIJ IDサービスによる多要素認証、アカウントごとの権限設定

プライマリネームサーバとして利用する場合

DNSレコード編集（追加/更新/削除）	サービスの管理画面よりDNSのレコードを編集可能お客様管理者が容易にレコードの追加、更新、削除が可能多数のレコードタイプに対応
ゾーンファイルのアップロード/ ダウンロード	bind形式のゾーンファイルにより一括登録が可能複数ゾーンのファイルも一括でダウンロード可能
Zone Apex対応（ANAME）	Zone ApexにCNAME相当のレコード登録が可能登録されたANAMEレコードの参照先アドレスが変更になった場合も追従
REST APIを通じた自動制御にも対応	WebUIに加え、REST APIを提供。様々なシステムからDNSレコードの変更を自動化することができます（別途、IIJ IDサービスの契約、連携が必須となります）

セカンダリネームサーバとして利用する場合

プライマリネームサーバからゾーン転送	お客様プライマリネームサーバでゾーン管理が可能 IIJが保有するセカンダリネームサーバ群へのゾーン転送が可能
プライマリネームサーバをHidden Primaryとして利用	IIJが保有するセカンダリネームサーバ群のみをNSレコードで公開することで、お客様プライマリネームサーバのHidden Primary化が可能

管理画面

分かりやすい管理画面で、簡単に設定できます。

負荷分散

IIJ DNSトラフィックマネージメントサービス

DNSの機能を利用した負荷分散サービスです。事業継続（BCP）や災害復旧（ディザスタリカバリ）を実現できます。
お客様のWebサーバ群を常時監視し、その監視結果に応じて、稼働中サーバのIPアドレスを返答します。返答するIPアドレスは、お客様が設定した優先度などをもとに決定します。
メインサーバがダウンした場合は、お客様へメール/電話で通知するとともに、稼働中の予備サーバのIPアドレスをサイト訪問者に返答します。

活用シーン

サーバ障害時のサービス停止防止に
メインサーバで障害が発生した際に、あらかじめ設定された予備サーバへ、アクセス先を自動で変更します。
ロードバランサ不要で、安価にWebサイトの安定稼働を実現します。

事業継続（BCP）や災害復旧（ディザスタリカバリ）に
専用設備不要で、ディザスタリカバリを実現します。
国内はもちろん、国外に設置されたバックアップサイトにも対応します。

特長

複数拠点・複数のクラウドサービスからの監視

大規模な攻撃による障害に備え、IIJの複数拠点に加え、他社クラウドサービスからも監視を行います。
他DNS事業者のインフラを併用可能

プレミアムプランのマルチプロバイダ機能では、IIJ以外のDNS事業者のインフラを併用し、対DDoS帯域及びAnycast拠点数を拡充します。

主な機能

ルールベースの動的応答機能	Webサーバ群への監視設定やフェイルオーバーの優先度といった設定に応じたDNSレスポンスを設定可能
監視管理	監視手段を PING/TCP/HTTP などから選択可能対象の監視結果が変化することでDNSレスポンスが変化
サイト・エンドポイント管理	複数の拠点（サイト）とその配下のエンドポイント（サーバ）の登録が可能ルール設定に応じて、特定サイトがダウンした際に異なるサイトにフェイルオーバーさせることが可能
ルール管理	サイトごとに優先度を登録することで柔軟なフェイルオーバーのルールを設定可能 AレコードやCNAMEレコードなどのリソースレコードタイプごとに異なるルールを設定可能
DNSSEC署名	動的に変化するレスポンスにDNSSEC署名を付与
通知先管理	通知先としてメールアドレス及び電話番号（国番号含む）と一緒に、名前や言語を登録可能登録した言語に応じて通知言語（日本語or英語）が変化
認証・認可	柔軟な認証・認可設定が可能 ※IIJ IDサービスのご契約が必要です

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