特定SaaSのブレイクアウトを実現
IIJクラウドナビゲーションデータベースは、特定SaaS宛通信の拠点ブレイクアウトを実現するサービスです。SD-WANサービスの拠点に対して、 Microsoft 365、Google Workspace、Windows Updateなどの経路を配信。特定のSaaS宛通信を拠点から直接ブレイクアウトすることで、ネットワーク輻輳を回避し、クラウド利用を快適にします。
おすすめの構成が分かる比較表も掲載!(PDF13ページ)
SD-WANの拠点ルータにSaaSの経路を配信
IIJのSD-WANサービス「IIJ Omnibusサービス(※)」と「IIJマルチプロダクトコントローラサービス」の拠点ルータに対して、Microsoft 365、Google Workspace、Windows Updateなどの経路を配信。プロキシ・ファイアウォールなどの構築不要でブレイクアウト構成を実現できます。
※ IIJ Omnibusサービスは、2023年冬頃対応予定です。
通信量が特に多いビデオ通話もブレイクアウト
ビデオ会議の音声・映像通信はUDPを利用するため、プロキシによる制御ではブレイクアウトできません。本サービスではルーティングによる制御で、UDP通信のブレイクアウトを可能にしています。
予告なく変わるクラウドサービスの宛先変更に自動で追従
クラウドサービスの宛先情報が変更されると、本サービスの宛先リストも自動で更新されます。国内で特にニーズの高いSaaSの宛先情報をテンプレート化しているため、ブレイクアウト構成の運用負荷を大幅に軽減できます。
管理コンソールからブレイクアウト対象をON/OFF
テンプレートにない宛先は手動で追加
IIJ Omnibusサービスの拠点ルータに経路情報を配信します。
ブレイクアウト用のインターネット回線・ルータの用意は不要。拠点に設置したルータ1台で、拠点間VPNとインターネット接続を両方利用できます。
IPv6 IPoE方式を用いることでフレッツの輻輳問題を回避。低価格で高速・高品質な通信環境を実現します。