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  2. IIJとDCの歴史 /
  3. <2011年>松江データセンターパークの開設
  • 1992年

    <1992年>
    IIJの誕生

  • 1998年

    <1998年>
    広域LANサービスの開始

  • 1990年代後半

    <1990年代後半>
    クラウドサービスの萌芽とNHN

  • 2000年代

    <2000年代>
    水冷から外気冷却へ

  • 2010年

    <2010年>
    次世代型データセンター実証実験

  • 2011年

    <2011年>
    松江データセンターパークの開設

  • 2013年

    <2013年>
    オール外気コンテナ型DC実証実験

  • 2013年11月

    <2013年11月>
    間接外気冷却方式コンテナ型DCの開発

  • 2013年11月

    <2013年11月>
    松江データセンターパークの拡張

  • 2014年

    <2014年>
    ラオスでのコンテナ型DC導入可能性調査事業受託

歴史年表

<2011年>松江データセンターパークの開設

こうして、2010年8月のコンテナ型データセンター(DC)建設の発表、2011年4月の松江データセンターパークの開設に至りました。

プレスリリース:

  • IIJ、商用として国内初となる外気冷却コンテナユニットによるデータセンター「松江データセンターパーク」を構築開始(2010年8月26日)
  • IIJ、「松江データセンターパーク」を開設し、IIJ GIOプライベートHaaSの提供を開始(2011年4月26日)

松江データセンターパーク

コンテナ型DCの利点は、まず圧倒的な建設コストの安さです。しかも金属の六面体で平屋のため、頑丈であるということ。加えて外気冷却のため、従来の空調を用いた都市型DCに比べて圧倒的に電力消費が少ないこと。これは元々電気代を節約するために考えていたのですが、東日本大震災を受けて世の中が節電に取り組む中、大きなアドバンテージになっています。

収容効率の高さも利点です。300台を超えるサーバを1つのコンテナの中に収容して稼働させるに十分な90KVAの電力提供と、その熱負荷を冷却することが可能です。これは1ラックあたり10KVAの電力に相当します。現在、都市型のDCでは1ラックあたり4KVA〜6KVAでしか提供できないことが多いため、せっかく42Uの高さがあってもラックの半分程度しかサーバを搭載できないという問題点があります。これではIIJのようなクラウドサービスを提供する上では原価高になってしまいます。収容効率の高さはサービス提供業者にとっては大きなメリットになっています。
また、必要な時に必要なだけコンテナを追加すればよいという設備稼働効率の良さも大きな利点です。設置にあたって、サーバキッティングセンターでラックマウントし、配線した上でトラック輸送できる道交法上最大のサイズにしています。これによってコンテナを追加したい時のリードタイムが圧倒的に短くなりました。即ち、設備投資から回収開始までの期間が極めて短いのが特長なのです。

コンテナ型DCは、人が常時入らないことを前提に、建築物の扱いから除外されています。そのためIIJでは、基本的にはIIJ GIOの仮想マシンサービスのように、物理障害とサービス提供を切り離して考えられる設備群にコンテナ型DCを活用し、更なるコストダウンを図っていきます。仮想サーバであれば災害時のサービス切り替えが別の拠点で容易にできるという理由もあります。一方、物理的なメンテナンスが必要となるお客様持ち込み機器等は、保守性やネットワーク足回りの柔軟性を考慮して従来の都市型DCに設置する方が有利であると考えます。IIJは、コンテナ型DCの利点と都市型DCの特長を組み合わせて、お客様の求めるシステムを低コストで提供することを目指しています。