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株式会社アップ 様株式会社アップ

セキュアなWeb基盤構築のため
統合ネットワークをIIJにアウトソーシング

関西圏を中心に教育サービスを展開する株式会社アップ。同社ではインターネットの利用拡大に伴い、個別に構築・運用していたイントラネットとインターネットを統合するとともに、Webアクセスのセキュリティを強化。Webフィルタリングやウイルス対策、ログ管理の機能を統合した「IIJセキュアWebゲートウェイサービス」をはじめ、「IIJマネージドファイアウォールサービス」、「IIJマネージドVPN PROサービス」などのサービスを活用し、セキュリティとネットワークを一括してIIJにアウトソーシング。ビジネス基盤の最適化と運用管理の負荷軽減を実現している。

個別運用のイントラネットとインターネットの問題が顕在化

アップでは、「豊かな社会を創る人材の育成」を企業理念に、幼児から社会人までを対象に幅広い事業を展開。中学・高校・大学受験指導をはじめ、英会話指導、科学実験教室など、多様な教育サービスを提供する。また、ITを活用した教育サービス事業にも注力。インターネットを使ったライブ遠隔授業システム「E-Lecture」や、教室授業の映像および画像を使った「VOD受講システム」などを開発、導入している。

同社では、受講する生徒の情報を管理する基幹システムを本社に設置。そのネットワーク基盤として、本社と約70ある校舎をインターネットVPNで結ぶイントラネットを構築、運用してきた。また、これとは別に、校舎ごとにインターネットを導入。「専用PCを設置し、講師や事務職員のインターネット環境を提供してきましたが、様々な問題が持ち上がっていたのです」と、情報システムを担当するアップ 執行役員の水田猛氏は打ち明ける。

近年、インターネットは同社のビジネスに欠かせないインフラとなっている。例えば、校舎を訪れた生徒や保護者に対し、職員がインターネットへアクセスしながら「E-Lecture」を説明する。さらに、受験指導講座などの申込受付もインターネットでも行うようになってきた。「インターネットの利用頻度が増える一方、各校舎では専用PCが1、2台しかないため、講師や職員が使いたくても、自由に使えない状態でした。さらに、用途ごとに個別にアクセス回線を導入するのはコスト面でも問題があり、ネットワークの刷新が課題になっていたのです」と水田氏は話す。

統合ネットワークに欠かせない強固なセキュリティ

アップでは、ネットワーク刷新に向けて要件を定義。「イントラネットとインターネットを統合してコスト、運用管理の負荷を軽減」「統合ネットワークのセキュリティを確保」「新校舎のネットワーク開通を短期間で行う」という3点を要件に、複数の事業者に提案を依頼した。

セキュリティを要件にしたのは、イントラネット上の基幹システムには外部に漏れてはならない生徒の個人情報などが含まれているためだ。従来のイントラネットは物理的に社内に閉じており、外部からの脅威を心配する必要はなかった。当然ながらインターネットとの統合ネットワークにおいても、同様の高いセキュリティレベルが求められた。

また、アップでは受験指導、個別受験指導、幼児教室などの事業を積極的に展開し、新校舎を相次いで開設している。ネットワークの早期開通は、新校舎の開設時にインターネットを使って生徒の募集、申込受付などの業務をスムーズに行う狙いがある。

複数事業者の提案を比較・検討した結果、IIJの提案を採用した。「必要な要件をすべて満たしていたことに加え、打ち合わせ時の、当社からの質問に対する担当者の回答が的確で、安心感がありました」と水田氏は採用理由を語る。

IIJの提案は、以下のようなものだった。統合ネットワークの基盤として「IIJマネージドVPN PROサービス」を導入。校舎間ネットワークを束ねる本社ルータと回線をそれぞれ冗長化するとともに、IIJ監視センターから常時、ルータの死活監視を行い、ネットワークの可用性を確保する。また、新校舎の早期開通の要件に対しては、IIJモバイルとルータを組み合わせることで実現。固定のアクセス回線の開通後はモバイル端末を撤収する、などだ。

安全なWebアクセスを実現するゲートウェイサービス

そして、統合ネットワークのセキュリティ対策として、「IIJセキュアWebゲートウェイサービス」と「IIJマネージドファイアウォールサービス」を導入。セキュアWebゲートウェイサービスは、IIJデータセンターに設置したゲートウェイサーバを介して、Webフィルタリング、ウイルス対策、ログ管理/ダウンロードの3つの機能をアウトソーシングサービスとして提供する。

ゲートウェイサーバは、IIJのエンジニアが24時間・365日体制で監視・運用を行い、ユーザは運用管理の手間なく、セキュアなWebアクセス環境を利用できる。

アップでは、講師と事務職員用を合わせて約500アカウントのセキュアWebゲートウェイサービスを導入している。その効果について、水田氏は「Webフィルタリングやアンチウイルス機能により、ユーザは悪意のあるサイトに誘導される心配がありません。また、ログ管理を社内に告知することで、社員のセキュリティ意識を高められ、コンプライアンスの徹底にも役立ちます」と評価する。

そして、IIJマネージドファイアウォールサービスにより、外部からの攻撃や不正アクセスを防ぐ。「月次レポートでトラフィック状況を把握するなど、本社で集中管理でき、安心感があります」と水田氏。

各校舎の講師や事務職員にも、統合ネットワークとセキュリティ対策の評判は高いようだ。「各人のPCを使ってインターネットをいつでも利用でき、スムーズに業務が行えます。Webアクセスによるウイルス感染の心配もなくなり、安心してPC業務ができると好評です」(水田氏)。

コスト効果については、用途ごとに契約していたアクセス回線が不要になり、月額の通信費を抑えられるという。加えて、ネットワークとセキュリティの運用を一括してIIJにアウトソーシングすることにより、「問題発生時の切り分けを任せられるなど、運用管理を含めたTCOを軽減できます」と話す。

アップでは、保護者がインターネットを介して自宅のPCで受けることができるサービスなど、更なるネット利用のサービス充実を検討しているという。「こうしたサービスを実現するには、強固なセキュリティ対策が重要です。今後も、当社の業務に役立つ提案をお願いしたいですね」と水田氏はIIJに期待する。

総合教育産業として、質の高い教育サービスを提供するアップのビジネス基盤を、IIJのセキュリティソリューションがバックアップしている。

お客様プロフィール

株式会社アップ
本 社:兵庫県西宮市高松15-41
設 立:1977年10月
資本金:16億6710万円
社員数:417名(2009年3月31日現在)
幼児から成人までを対象とした総合教育事業で民間教育界をリードし、私塾から受験産業、総合教育産業へと発展。兵庫県西宮市を中心に阪神間、奈良、京都で地域に密着した教育サービスを提供している。

株式会社アップ

※ 本記事は2010年3月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

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