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タマホーム株式会社 様タマホーム株式会社

アーカイブ・監査機能を備えた
ASP型Webメールシステムにより、
情報漏えい対策を実現し、運用管理にかかる手間を低減

"ローコスト住宅"の提供に先鞭をつけ、テレビCMでも馴染みの深いタマホーム。同社では、事業の急拡大、人員の急増に伴い、メールシステムにかかるセキュリティ対策と運用管理コストの増大が問題となっていた。そこで、従来からのパートナーであるIIJにシステム刷新を依頼。IIJ-Techの統合メールセキュリティソリューション「iiMail Suite」をベースに、新たにIIJグループで開発したASP型メールシステムを採用することで、将来の規模拡張にも柔軟に対応できるセキュアかつ効率的なメール環境を確立した。

「クライアント依存型」の環境がメール利用の諸課題を誘発

「より良いものをより安く提供することにより社会に奉仕する」を経営理念に掲げるタマホームは、設立からわずか11年の間に業界屈指の企業へと成長した。直近の実績を見ると2年連続で受注棟数が1万棟を突破(2008年5月期、2009年5月期)し、さらに2009年度は完工棟数でも年間1万棟超を記録している。

高品質かつ低廉な住宅の提供を実現したポイントの1つに、設計から施工までを一元管理することによる大幅な工期短縮があげられる。一戸建ての場合、着工から引渡しまでに半年程度かかるのが一般的だが、同社は約60日での引渡しが可能なのだ。

このようなビジネスの効率化に対する取組みは、オフィス内の日常業務にも浸透し、ITの活用も積極的に進められている。情報伝達・コミュニケーションの手段としてメールが不可欠なツールとなっており、毎月の送受信数は100万通をはるかに超えている。

同社では2003年から、グループ企業全体のメール環境として、IIJのASPサービス「IIJポストオフィス」およびメールクライアントソフトを利用してきた。しかし、事業の急成長により組織が拡大するにつれて、いくつかの課題が浮上した。

まずはセキュリティ面のリスクがあげられる。「従来システムはクライアント依存型だったため、社員個々のメールの履歴や内容を一元的に管理することができませんでした。住宅産業を営む当社は、お客様のさまざまな個人情報や機密情報を取り扱うわけですから、コンプライアンスや内部統制の観点から『セキュリティを強化しなければ』と考えました」と、情報システム部副部長の賀来義明氏は振り返る。

第二に運用管理コストの増大。これもクライアント依存型に起因するもので、同社は基幹系を含めシステム全体でWebアプリケーションへの移行を推し進めていたことから、メールシステムも同様にWebメールの導入を目指していた。

また、さまざまな業務連絡・通達事項をファイル添付して社員に一斉配信することが頻繁にあるため、大容量データの送受信によるシステムやネットワークの負荷増大も悩みとなっていた。

これらの課題を解決すべく、メール環境の刷新に向けたプロジェクトをスタートさせた。

「iiMail Suite」で情報漏えい対策「IIJ-DOX」でメールサーバ容量を節減

新システム構築の依頼先は、迷うことなくIIJに決めた。「メールシステムだけでなく社内ネットワーク全体の構築・運用で長い付き合いがありましたから、当社の課題を知り尽くした信頼できるパートナーに頼むのが当然と考えました」(賀来氏)。

当初は自前でシステムを保有する案もあった。しかし、企業の成長に合わせた柔軟な拡張性を重視し、最終的には従来と同様にASPサービスを利用することにした。

この要望を受けてIIJでは、メールのアーカイブ機能と監査機能を盛り込んだIIJTechの統合メールセキュリティソリューション「iiMail Suite」をベースに、汎用的なASP型Webメールシステムを新たに開発することを決断した。

さらに、添付ファイルによるサーバ容量の軽減策には、IIJが提供していた「IIJドキュメントエクスチェンジサービス」(IIJ-DOX)を個別にカスタマイズして実装。送信メールに添付されたファイルをネットワーク上に保管し、受信側がメール本文に記載されたURLからファイルにアクセスする仕組みを取り入れることで、メールセキュリティの強化とともに、サーバ容量の増大というWebメールの課題を解決した。

「IIJが状況分析から課題抽出、仕様策定まで真摯に対応してくれたおかげで、十分に納得のいくメールシステムになりました」と、賀来氏は新システムを評価する。

さらに、システム構築のタイトなスケジュールを乗り切ったことについても、次のように語っている。「2009年1月末に発注して2カ月後のカットオーバーを目指しました。この間はほとんどIIJに任せきりでしたが、トラブルもなく予定通りに作業を進めてくれたので、ユーザー側の立場からすれば非常に楽なプロジェクトでした」。

タマホーム株式会社様へ導入したシステム概要図

柔軟な監査項目・基準設定で不適切メールの抑止が可能に

2009年3月末から運用が開始された新しいメールシステムでは、アカウント数が従来の約1000から約2200に増やされた。それでも、月々のASP利用料など運用コストは従来並みに抑えることができている。

また、Webメールへの移行により、クライアントPCの運用管理にかかる手間―PC交換時のメールデータ移行やアドレス帳の配布・更新、障害時の復旧作業などが不要になった。

メールアプリケーションの変更に伴い、当初、エンドユーザー側の混乱が多少心配されたが、不満や問い合わせはほとんどなく、スムーズに浸透しているという。その要因としては、Webメール画面の体裁に細かな配慮を施したことがあげられる。「メール自体の操作に戸惑うことはないはずですから、見た目で抵抗感を与えないように、画面レイアウトや色使いなどにも神経を配りました」と賀来氏は話す。

もっとも重要視したセキュリティ関連の機能についても、使い勝手や管理画面のわかりやすさなど、十分な満足を得ているという。「例えば監査機能では、きめ細かな項目・条件の設定や、メールに含まれる各種個人情報のポイント換算による送信可否などの設定が可能なので、不適切なメール送信を的確にチェックできています。また、メールアーカイブ機能は2年分の保管データを数秒で検索できる性能を有しています。毎月の送受信数を100万通とすれば2400万通分を一気にチェックできるわけですから、万が一の事態にも迅速な検証・対応が可能になるでしょう」(賀来氏)。

今回のシステム刷新によって、セキュアで効率的なメール利用環境が確立されたわけだが、賀来氏は、「IIJには今後も、ネットワーク全般の運用を通して当社のさらなる発展につながるような提案を積極的にしてほしい」と大きな期待をかけている。

プロジェクトの概要

プロジェクト概要 高セキュリティなWebメールシステムをASP提供
利用サービス
  • システムインテグレーション
  • iiMail Suite Archive/Audit(アーカイブ/監査)
キーワード
  • iiMail Suite(アーカイブ/監査)
  • セキュリティ強化
  • コンプライアンス、内部統制
  • 大容量データ送受信(IIJ-DOX)
  • 優れたユーザビリティ

※ 株式会社インターネットイニシアティブと株式会社アイアイジェイテクノロジー(IIJ-Tech)は、平成22年4月1日をもって合併いたしました。本合併により、ネットワークサービスとSI事業を融合し、最適なトータル・ネットワーク・ソリューションを実現してまいります。

お客様プロフィール

タマホーム株式会社
本社:東京都港区高輪3-22-9
設立:1998年6月3日
資本金:7億7350万円
社員数:3542名(2009年6月1日現在)
日米の土地・住宅の価格差に衝撃を受けた玉木康裕社長が「日本の家は高すぎる、適正価格で購入できる家を提供したい」との想いで12年前に設立。現在は全国に158支店を有し、土木、建築、設計、不動産業、保険代理店業を展開。また、各種コンテンツやメルマガを無料で提供するモバイル版ポータルサイト「タマネット」も運営。住宅や生活上のトラブル・悩みに関する各種サービスを提供する有料制の会員サービス「ハッピーライフクラブ・プレミア」とも連携している。

タマホーム株式会社

※ 本記事は2009年10月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

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