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株式会社タカラトミー 様株式会社タカラトミー

グループウェアとメールシステムの
クラウド化で国内外の情報共有を促進

玩具メーカーのタカラトミーでは、同社及び海外拠点を含めたグループ会社の情報基盤となるグループウェアとメールシステムを刷新した。そのプラットフォームとしてIIJのクラウドサービス「IIJ GIO」を採用。ユーザ数の増大など業務環境の変化に応じた柔軟なシステムの拡張や運用・保守のアウトソーシング、クラウドに直結するインターネット基盤など、クラウド活用の様々な利点が評価された。

グループ会社を含めた情報インフラを刷新

玩具メーカーのトミーとタカラの両社が合併したのは2006年3月。効率的なオペレーションや強力な新商品、コンテンツ開発力など両社の強みを統合し、玩具事業をコアに人気ブランドを活用した周辺事業にも取り組んでいる。

そして、世界中の子どもたちに笑顔を届けたいとの思いから、2011年春には米国玩具メーカーを買収、子会社化するなど、国内だけでなく、海外市場にも注力する。日本・アジア、北米、欧州、オセアニアの4極体制を確立し、グローバルな商品開発や生産、マーケティング戦略などを推進。グローバル展開を強化するとともに、創業90周年の2014年に向け、世界で3本の指に数えられる玩具メーカーを目指している。

また、国内においては、玩具の企画・開発から生産、物流、販売、アフターサービスまで、グループ会社が連携しながら効率的な業務プロセスを追求する一方、こだわりを大切にした玩具づくりを実践する。

こうした事業展開を支えるのがITである。タカラトミーでは合併後、各種システムの統合を進めてきた。そして、既存グループウェアの更新時期を迎える中、グループ会社を含め、情報インフラとなるグループウェアとメールシステムを刷新することになった。「グループウェアの更新を契機に新たな情報系インフラをつくり、グループの情報共有を加速するとともに、ガバナンスを強化する狙いがあります。また、海外にデータを預けることは法的な面からカントリーリスクがあり、国産クラウドを利用することを考えました」と、タカラトミーのシステム企画部部長 橋本誠氏は情報系システム刷新の経緯を述べる。

グローバル化を視野に入れグループウェアをIIJ GIOで構築

タカラトミーでは情報系システムの刷新にあたり、従来通り、自社でシステムを構築・運用するか、事業者のクラウドサービスを利用し、運用・保守を含めアウトソーシングするかどうかの検討を重ねてきた。そして、ビジネスのグローバル展開を考慮し、クラウドサービスの導入を決めている。時差のある海外を含め、安定的に情報系システムを利用するためには、24時間365日の稼働が必要になるからだ。

加えて、グループ会社の利活用が進み、国内・海外のユーザ数増大も想定される。「自社で機器を調達すると、ユーザ数の増大などに即応できない恐れもあります。クラウドであれば、ビジネスの変化に応じて柔軟に伸縮できます」と、タカラトミービジネスサービスのネットワークインフラ課 課長 横山英規氏はクラウドサービス採用の理由を説明する。

そして、複数の事業者のクラウドサービスを比較した結果、IIJの提案を採用した。その提案内容は、オーダーメイド型クラウドサービスの「IIJ GIOコンポーネントサービス」を活用。仮想サーバをベースにグループウェア及びメールシステムをそれぞれ構築する。グループウェア(企業ポータル)は、アリエル・ネットワークのWebコラボレーションツール「ArielAirOne Enterprise」、メールシステムはIIJの「iiMail Suite」を推奨した。

「ArielAirOne Enterpriseは英語や中国語などの多言語に対応しており、グローバルな情報共有に欠かせないと判断しました。また、クラウドのシステム構築や運用に加え、インターネット回線で強みを持つことも、IIJの提案を採用する決め手になりました」(横山氏)。

自由度の高いシステムをクラウドサービスで実現

タカラトミーは、一部のグループ会社を除き、約2000人が利用するグループウェアとメールシステムをリプレースした他、モバイルアクセス用ゲートウェイのインフラにもIIJ GIOを採用。情報系システムのインフラは、IIJGIOのコンポーネントサービスを組み合わせて構成されている。「当社の要件に合致するよう、様々なコンポーネントを組み合わせ、オンプレミスのような自由度の高いシステムをクラウドで実現しています」とタカラトミービジネスサービスのネットワークインフラ課リーダー森寺宏記氏は話す。

これまで、イントラネットに参加していないグループ会社は、タカラトミーの本社内で運用していた既存グループウェアを利用できなかったという。新システムはクラウド上で提供され、インターネット接続環境があれば、どこからでも容易にアクセスできる。また、従来のグループウェアと異なり、「海外出張時にも国内と同様に簡単に情報を共有でき、ビジネスのグローバル化を促進すると期待しています」とタカラトミーのシステム企画部 担当部長 河野稔氏は話す。

また、統合ゲートウェイ「IIJセキュアMXサービス」、「IIJセキュアWebゲートウェイサービス」を導入。クラウドサービス利用時のセキュリティを強化するとともに、自社の使い方に合わせたシステムをクラウドで実現している。

メールアーカイブもその一例だ。タカラトミーでは動画やアニメなど大容量データをメールに添付して社外とやり取りすることも多い。クラウド基盤上のメールシステム「iiMail Suite」側でアーカイブすることで、安価に大容量のディスクを利用できるという。

情報系システムに加え、今後は本社内で運用している基幹系システムのアウトソーシングも検討課題になるという。とくに東日本大震災を契機に、「BCPの観点から安全性の高いデータセンターでのシステム運用に注目しています。その手段として、クラウドサービスの利用も選択肢の1つになります。IIJには、一歩先を行くソリューションを提案して欲しいですね」と橋本氏は期待する。IIJ GIOを基盤に情報活用を促進し、グローバルなビジネス展開に取り組むタカラトミーのIT戦略に注目したい。

株式会社ポイント様へ導入したシステム 構成図

導入したサービス・ソリューション

お客様プロフィール

株式会社タカラトミー
本社:東京都葛飾区立石7-9-10
設立:1953年1月
資本金:34億5900万円
従業員数:連結2535人(2011年3月31日現在)
おもちゃを中核に、世界に通用する商品・コンテンツ、ブランドづくりを推進。人気ブランドを活用し、カプセル玩具、アパレル、ぬいぐるみなど周辺事業も展開している。

株式会社タカラトミー

※ 本記事は2011年12月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

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