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昭和薬科大学 様昭和薬科大学

IIJセキュアMXサービスで迷惑メール対策のフルアウトソースを実現

薬学のスペシャリストを養成する昭和薬科大学。研究・教育などでメールの活用が不可欠になる一方、増え続ける迷惑メールが教職員の大きな課題になっていた。迷惑メール対策の各種アプライアンスやサービスを学内で検討した結果、IIJの統合メールセキュリティゲートウェイ「IIJセキュアMXサービス」を採用。専任のIT管理部門のない同大学にとって、教職員自身が迷惑メールの隔離状況を把握でき、運用管理の手間なく導入できるフルアウトソーシングのASPサービスが決め手になった。

薬学6年制に対応する医療薬学教育を推進

2006年から始まった薬学6年制の転換期の中で、昭和薬科大学では教員の増員、施設の拡充、医科大学との提携などを通じて、高度な専門知識と豊かな人間性を備えた薬剤師の養成に取り組んでいる。

同大学は医療薬学系、創薬科学系、生命薬学系の15の研究室を擁し、相互に連携しながら研究成果を教育の場に還元。また、基礎薬学や医療薬学の実習教育などを担う教育センターを設置し、例えば情報科学実習では、コンピュータやインターネットを利用して、学習や研究に必要な情報やデータを収集、活用できる基本的な知識や能力を養っている。

さらに、情報教育の一環として、「Eラーニング」を本格的にスタート。「講義の録画や、薬剤師国家試験の過去問題をデータベース化し、学内や自宅での自主的な学習に役立てる狙いです」と、薬学部数理科学研究室の瀧澤誠氏は話す。

迷惑メールの急増で、教職員が重要なメールを見落とす懸念

大学の研究・教育に欠かせないのがインターネットやメールなどの情報活用である。しかし教職員のメールの活用が進む一方、学内では増え続ける迷惑メールが問題になっていた。教員は学会活動や研究発表などで、自身のメールアドレスを外部に公開する機会も多い。「国内、海外の研究機関や研究者とメールで情報交換を行ったり、国際会議の招請や論文の依頼など、重要な連絡にもメールが利用されています。特に英語のメールは、近年急増している迷惑メールに埋もれやすく、重要なメールを見落とす懸念があったのです」。

こう述べる瀧澤氏の場合、1日に受信する約150通のメールのうち、約100通が迷惑メール。同氏は大学の公式サイトのWebマスターを兼務しているが、問い合わせ用に公開しているメールアドレスあてに送られてくるのは、ほとんどが迷惑メールだったという。

こうしたなか、教職員で構成される学内のネットワーク運営委員会から、迷惑メール対策への要望が高まり、2007年春から検討を開始した。

当初は、迷惑メール対策のアプライアンス製品やサービスを検討。一時はアプライアンス製品の導入にほぼ決まりかけていたが、委員会の教職員から「『万が一、正規のメールが誤判定で隔離された場合に、自分で隔離されたメールを確認する手段が必要』と異論がでました。また、教員は夏休みや海外出張などで大学を空けることもあり、メールを長期間、保存する仕組みが欲しいという要望もありました」(瀧澤氏)。

教職員自身が隔離状況を把握でき運用管理の手間が不要

これらの要件を満たすため、学内ネットワーク運営委員会では再度、迷惑メール対策を検討。そして、導入したのがIIJの統合メールセキュリティゲートウェイ「IIJセキュアMXサービス」である。McAfee社のフィルタリングエンジンと、IIJ独自の日本語スパムデータベースにより、高精度のスパム検出を実現しているのが特長だ。

昭和薬科大学では、2007年5月から教職員や研究室、委員会などのメールアドレスやメーリングリストを対象に、IIJセキュアMXサービスの本格運用を開始。「教職員からは、導入してよかったという声が寄せられています。また、迷惑メールによって集中力をそがれることがなくなり、以前よりも研究効率が上がりました」と瀧澤氏は評価する。さらなるメリットとして、瀧澤氏は「運用管理の手軽さ」を挙げる。「管理者の手を借りることなく、教職員自身が専用のWebページから、自分あての迷惑メールの隔離状況を確認できます。さらに迷惑メールを受信した場合のアクションや、迷惑メール隔離レポートの送信設定なども自身で行えるので、専任の担当者がいない場合でも十分に運用を行うことが可能です。Webページのユーザーインタフェースも分かりやすく、教職員に使い方を説明する必要もありませんでした」(瀧澤氏)。

高精度の迷惑メールのフィルタリングはもちろん、隔離状況の確認や隔離の設定などを「教職員自身が管理できる」ことは、自主性を重視する大学という組織にとっては、大きなメリットであるという。「例えば、隔離された迷惑メールを2週間保管可能ですが、海外出張などで長期間不在になる教員の場合、個別に迷惑メールを隔離しない設定に変更することができるので、誤判定で正規のメールが隔離・削除される心配もありません。各教員は、自身の責任においてメール管理が可能です」(瀧澤氏)。もっとも瀧澤氏の場合、IIJセキュアMXサービスの導入後、正規のメールが迷惑メールとして隔離されたのは1度だけで、誤判定の心配はほとんどないという。

そのほかの導入効果として、瀧澤氏はシステム運用のIIJへのフルアウトソースを強調する。「アプライアンスの場合、導入後の設定変更や保守などにも対応しなければなりません。IIJセキュアMXサービスは導入時にメールアカウントの登録だけ行えば、運用はIIJが行ってくれるので、管理の手間は不要です」。

「大学は学内のみならず、研究成果を社会に発信していく役割もあります。ネットワークを介して安全に情報を利活用できる提案をIIJに期待しています」と、瀧澤氏は述べる。最先端の設備を活用し、薬剤師のスペシャリストを養成する昭和薬科大学の情報活用に向けて、IIJの役割は大きい。

導入したサービス・ソリューション

お客様プロフィール

昭和薬科大学
所在地:東京都町田市東玉川学園3-3165
設 立:1930年(前身の昭和女子薬学専門学校設立。1950年に昭和薬科大学に名称を改め、男女共学となる)
薬学部薬学科の専門大学。民主的で自由闊達な校風を育み、薬学の研究・教育に多くの実績を築き上げてきた。最近では、同大学の研究プロジェクトが文部科学省の「学術研究高度化推進事業」に採択されるなど、先端的研究成果を教育の場に還元している。

昭和薬科大学

※ 本記事は2008年3月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

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