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松竹株式会社 様松竹株式会社

IIJ SMF sxサービスの導入で
大幅なコスト削減と品質向上を実現

演劇、映像、不動産を3本柱に国内各地で事業を展開する松竹株式会社。同社では、各事業を支える社内ネットワークをリプレースした。IIJのネットワークサービス・マネージメントソリューション「IIJ SMF sxサービス」とブロードバンドアクセス回線を用いたインターネットVPNで約30拠点を接続。通信コストの削減と運用管理の負荷軽減を実現するとともに、高速・広帯域の社内ネットワークを構築。加えて、ロケなどに同行する社員向けにIIJモバイルを導入し、社内の情報活用を促進している。

狭帯域のアクセス回線でサーバレスポンスが低下

松竹では「日本文化の伝統を継承、発展させ、世界文化に貢献する。時代のニーズをとらえ、あらゆる世代に豊かで多様なコンテンツをお届けする」ことをグループのミッションに掲げ、広範な事業を展開。

歌舞伎、一般演劇やミュージカルなどの制作・興行を行う演劇部門をはじめ、映画の製作・宣伝・配給や映像コンテンツの開発、直営劇場の運営などを担う映像部門、不動産事業やキャラクター商品の企画・販売などを行う事業部門を合わせ、エンターテインメント企業を形成している。

こうした松竹の事業基盤を支えるのが社内ネットワークである。同社では、データセンターにサーバを集中配置。IP-VPNサービスなどを用いて全国の各拠点と本社、データセンター間の社内ネットワークを構築・運用してきたが、様々な問題が持ち上がっていたという。

「IP-VPNで利用していたアクセス回線は狭帯域だったため、ファイルサーバなどのレスポンスが遅く、各拠点のユーザからどうにかしてほしいという声が寄せられていました。しかし、広帯域のアクセス回線は通信コストが割高です。そこで、安価なブロードバンドサービスをアクセス回線に利用でき、信頼性の高いネットワークサービスを探していたのです」と、松竹のシステム室、室長の山下良則氏は述べる。

拠点の重要度に応じて柔軟にアクセス回線の種別を選択

システム室で社内ネットワークのリプレースを検討していたときに、目に留まったのがIIJのネットワークサービス・マネージメントソリューション「IIJ SMF sxサービス」である。「このサービスであれば、ランニングコストの削減とともに、高速で信頼性の高いインターネットVPNが実現できると判断しました」と山下氏は話す。

高速性と信頼性を重視したのは、コストを削減できても、通信品質やサービスレベルが低下しては意味が無いと考えていたからだ。「その点、IIJ SMF sxサービスはアクセス回線を柔軟に選択できるうえ、拠点の重要度に応じて回線や機器を冗長化することで社内ネットワークの信頼性を高められます」と、システム室インフラ担当の山崎敬之氏はサービス導入の決め手を話す。

松竹では、2008年夏からデータセンターと全国各地の拠点へ順次、IIJ SMF sxサービスを導入。現在、約30拠点を接続するとともに、重要拠点ではブロードバンドのアクセス回線とサービスアダプタ(VPN機器)を冗長化している。

具体的には、各拠点からのアクセスが集中するデータセンターのほか、演劇の拠点(大阪松竹座、京都四條南座)、関西支社のアクセス回線を冗長化。興行系システムで提供されるチケットの予約情報や、情報系のメールやWebアクセスなどを快適に利用できるネットワーク環境を整えている。

運用管理を含めたネットワークのコストを約40%削減

IIJ SMF sxサービスの導入効果として、山下氏は当初の狙いであった通信コスト削減と高速・広帯域ネットワークを挙げる。「ブロードバンドのアクセス回線により、拠点のユーザは大容量のファイルもストレスなく利用できるようになり、サービスレベルが大幅に向上しました。それにもかかわらず、運用管理を含めた社内ネットワークのランニングコストは、従来に比べ約40%とこちらも大幅に削減できました」と手ごたえを話す。

運用管理費の削減に貢献しているのが、ルータの集中管理を実現するIIJ独自開発のネットワークマネージメントシステム「SMF」である。従来IP-VPNのルータの設定や保守を外注していた事業者は、設定変更などの際も各拠点に出向いて作業を行っていたため、そのコストも小さくなかった。しかしIIJ SMF sxサービスでは、SMFの仕組みを活用することで、拠点に設置するサービスアダプタを一元的に管理。サービスアダプタは、ネットワークに接続するだけで、自動的に管理サーバから設定情報を取得するため、拠点の追加や変更にも迅速に対応できる。

「従来、ルータの設定にかかっていた手間とコストが大幅に削減できるだけでなく、各拠点のサービスアダプタの稼働状況などもWebのサポートページ上で一元管理でき、運用管理が楽になりました。また、ファームウェアの更新なども簡単に行えます」と山崎氏は評価する。

従来、ルータのセキュリティ・パッチなどファームウェアを更新する場合、各拠点に足を運ばなければならず、更新を見送ってきた経緯がある。IIJ SMF sxサービスの導入で手間なく更新でき、セキュリティの強化にも効果があるという。今後、演劇の巡業先などにもIIJ SMF sxサービスを拡大していく計画だ。

映画のロケ先や小規模拠点にIIJのモバイルサービスを活用

松竹では、宣伝担当者や営業担当者向けに高速モバイルデータ通信サービス「IIJモバイル」を導入。データ通信カードとノートPCを用いて映画のロケ先や演劇の巡業先などでも、効率的に業務を行っている。また、サウンドスタジオや不動産管理事務所などトラフィックが比較的少ない小規模拠点では、IIJモバイルとサービスアダプタを組み合わせることで、回線の導入コストをかけずに手軽にネットワークを構築している。

このほか、現在、ADSLなどの有線で接続している演劇の「切符引取機」(予約チケットを発券するキオスク端末)にIIJモバイルとSEILルータを利用する構想もある。「切符引取機は、回線の敷設に手間のかかる映画館や商業施設などにも設置されています。こうした問題を解消するため、今後、IIJモバイルの使い勝手を検証していく考えです」と山崎氏は述べる。

そして、山下氏は「IIJ SMF sxサービスの導入では、アクセス回線の手配からSEILルータの設置までIIJのサポートでスムーズに移行できました。今後も、当社に役立つ提案をお願いしたいですね」と期待する。日本文化の伝統を継承、発展させ、新たな挑戦を続ける松竹。そのネットワークインフラをIIJの革新的なサービスが担っている。

導入したサービス・ソリューション

お客様プロフィール

松竹株式会社
本 社:東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル
創 業:1895年(設立は1920年)
資本金:281億4365万円(2009年2月28日現在)
従業員数:609名(同上)
演劇部門、映像部門、事業部門を中核に事業を展開。創業以来、歌舞伎を支え続けてきた。その歌舞伎の殿堂として親しまれてきた歌舞伎座は、2010年4月の興行終了後、建て替えられ、2013年春には新たな歌舞伎座が完成する予定。

松竹株式会社

※ 本記事は2010年2月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

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