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サッポロビール株式会社 様サッポロビール株式会社

IBPSを採用しTVCM連動型の期間限定サイトを構築、
約1ヵ月半で耐高負荷サイトをアセットレスで実現

ビール・発泡酒など酒類の製造・販売を行なうサッポロビールは2008年6月、新ジャンルの「麦とホップ」を発売した。同商品は発売後24日で100万ケースを出荷するヒット商品となったが、同社ではさらなる拡販を目指してTVCM連動型のキャンペーンサイトを企画。高負荷にも耐え、システムを資産として保有せずに短期利用できる仕組みを模索した。そこで採用されたのが、IIJ-Techの提供するIBPS(Integration & Business Platform Service)のサーバマネジメントサービス(SMS)とネットワークマネジメントサービス(NMS)だ。

最重要要件は"アクセス数が想定を超えても絶対に落ちない"こと

「麦とホップ」は発売直後から好調な売れ行きを見せていたが、サッポロビールではさらなる拡販を狙い、2009年1月2日、3日にTV放送される箱根駅伝の中で流すCMと連動したキャンペーンサイトの立ち上げを企画した。その背景をマーケティング本部 サッポロブランド戦略部商品ブランドグループ マネージャーの吉田直樹氏は、次のように語る。

「キャンペーンの実施時期は、発売から約半年が経った頃でした。好調を維持しつつもまだ飲んだことがない方もいらっしゃること、また2008年12月製造・出荷分の商品から缶のデザインが変わること、さらに箱根駅伝という当社が持っている最大級のコンテンツがお正月にあるということから、この絶好のタイミングで大々的な告知キャンペーンを行ないたいと考えました」。

そこで同社はキャンペーン用の期間限定サイトを立ち上げ、TVCMを見てサイトに来訪したユーザの中から抽選で10万名に、「麦とホップ」12本パックをプレゼントするというお年玉キャンペーンの検討を開始した。そのためのサイトに求めたシステム要件は、第1に想定以上のアクセス数にも柔軟に対応できること、第2に1カ月半という短期間でサイトを立ち上げることだった。これらの要件を挙げた理由を、マーケティング本部 サッポロブランド戦略部 宣伝室 マネージャーの清原由里氏は、次のように説明する。

「実は5年前にもTVCMと連動したキャンペーンを実施し、社内インフラ上にサイトを構築したのですが、その時はCM放映直後のアクセス集中に耐え切れず、応募受付ができなくなり、サイト来訪者の方に多大なご迷惑をかけてしまいました。そのため、ここ4年間は大規模なTVCM連動キャンペーンは行っていませんでした。箱根駅伝という最大の告知機会を使い切れていなかったのです。そこで求めた条件が、"何があっても絶対に落ちないサイト"を短期間で構築することでした」。

短納期で負荷急増にも柔軟に対応できるIBPSを採用

"絶対に落ちないサイト"を1カ月半で立ち上げる――サッポロビールは、サーバとネットワークの調達から応募受付システムの開発まで一括して提供するIIJ-Techを、パートナー企業として選定した。

「我々が目指したのは12月26日のサイト立ち上げです。構築期間は、アプリケーション開発を含めて約1カ月半しかありません。通常はハードウェアの調達だけで1カ月以上かかるため、納期としては非常に短い。このスケジュールをクリアできたのがIIJ-Techでした」(清原氏)。

吉田氏は、「条件を満たすパートナーがいなければ、キャンペーン自体を実施しないという選択肢もありました。しかし、今回の箱根駅伝はタイミングも含めて、新規顧客との最大の接触機会です。ぜひとも実現したかった」と当時の事情を説明する。

納期の制約をクリアするために、IIJTechは、短期間でサイトを構築でき、さらにキャンペーン終了後にシステムを資産として保有する必要のない「IBPS(Integration & Business Platform Service)」を提案した。IBPSは、運用も含めたリソースをユーザ企業にオンデマンドで提供するサービス群で、今回サッポロビールが採用したのは、そのうちのサーバマネジメントサービス(SMS)とネットワークマネジメントサービス(NMS)だ。SMSには月単位の契約形態があり、今回のようなアクセス集中時における一時的なサーバの導入や追加に柔軟に対応できる。NMSはユーザ企業のシステム構築に必要なネットワーク機能や、インターネットコネクティビティを、IIJ-Techのデータセンター内で提供するものだ。今回のキャンペーンにとって、期間限定で柔軟に利用でき、短期構築が可能なIBPSは、まさに最適なサービスだった。

IBPSを採用して構築されたTVCM連動型の期間限定サイト 概要図

導入は"ストレスフリー"今後は幅広くIIJ-Techと連携を

想定アクセス数の算出は、サッポロビール側で行った。TVCMは2日間で30秒スポットを計9回流すことになるが、予想視聴率を元に、CM直後のアクセス数や接続時間などを検討したという。

その結果、"15分間で最大応募件数3万件"という仮説が立てられた。これが今回の最重要要件で、「さらに想定以上のアクセスが来ても耐えられる仕組みを、というお願いをしました」(清原氏)。

これを受けてIIJ-Techは、300Mbpsのインターネット接続帯域と必要に応じてリソースを増設できる体制を用意した。さらに、"絶対に落ちないサイト"を確実に実現するため、限られた納期の中でパフォーマンステストを実施。画像などの大容量コンテンツが多いために、アクセスが同時に集中するとネットワーク帯域が埋まる可能性があることを明らかにし、コンテンツのチューニングを提案した。

「IIJ-Techからのレポートと提案を受け、我々はコンテンツ容量を半分にする作業を行ないました。予算が限られている中で、コストのかかるネットワーク増強という選択肢はありません。同じ目的に向かって、IIJ-Techとはいい協働作業ができたと思います」(清原氏)。

吉田氏は、今回の導入プロジェクトを次のように評価する。
「IIJ-Techとは初めてのお付き合いでしたが、社内リソースを使って構築するのと変わらないスムーズさで、必要な仕組みを実現できました。そうした意味では、完全な"ストレスフリー"でした。ユーザ側からすれば、社外システムであることを意識せずにシステムを利用できたのが一番のメリットです」。

また、IBPSの導入効果について、清原氏は「今回は5年前を大きく上回るアクセス数がありましたが、まったく問題なく応募を受け付けることができて、とても満足しています。IIJ-Techは技術力も、プロジェクトマネジメントの手法も確立されていますね。」と話してくれた。

スピードが要求されるマーケティングの世界や、変化の激しいWebの世界では、常に有効な手段が模索されている。短納期、かつ柔軟にニーズに応えるIBPSへの期待は大きい。

プロジェクトの概要

プロジェクト概要 大規模キャンペーンサイト構築
サービスカテゴリ
  • システムインテグレーション
  • コンサルティング
  • アプリケーション開発
  • サービス
    • サーバマネジメントサービス
    • ネットワークマネジメントサービス
    • 運用管理サービス
キーワード
  • キャンペーンサイト
  • フルサービス
  • 高負荷サイト
  • 短納期
  • 短期利用
  • アプリケーション性能評価
  • ※ 「IBPS」は新規お申し込みの受付を終了しました。後継サービスはクラウドサービス「IIJ GIO」としてご提供しております。
  • ※ 株式会社インターネットイニシアティブと株式会社アイアイジェイテクノロジー(IIJ-Tech)は、平成22年4月1日をもって合併いたしました。本合併により、ネットワークサービスとSI事業を融合し、最適なトータル・ネットワーク・ソリューションを実現してまいります。

お客様プロフィール

サッポロビール株式会社
本社:東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号
(恵比寿ガーデンプレイス内)
設立:2003年7月1日
資本金:100億円
ビール・発泡酒などの酒類の製造・販売、輸入ビール・ワイン・洋酒の販売などを展開。1876年の「開拓使麦酒醸造所」設立以来、モノ造りへの想いや信念を忘れることなく、全ての企業活動を通して、新しい楽しさや豊かさを消費者に発見してもらえる企業を目指している。

サッポロビール株式会社

※ 本記事は2009年4月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

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