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サッポロビール株式会社

「IIJ迷惑メールフィルタ」でセキュリティを強化し、安全・安心なメール環境を実現
サッポロビールでは、社内や社外の取引先などとの情報交換に全社的にメールを活用する一方、近年増え続ける迷惑メール(スパム)対策が大きな課題になっていた。社員の日常業務を妨げるだけでなく、スパムに潜むフィッシングなどの被害が懸念されたためだ。こうした課題をASP型のメールゲートウェイソリューション「IIJ迷惑メールフィルタ」で解決。日本語スパムを高精度で判定するエンジンや運用のしやすさなどが評価され、サッポロビールの約3700ユーザーの安全・安心なメールコミュニケーション環境を実現している。
サッポロビールでは、ビールを中心に発泡酒やワイン、焼酎など、人々の生活をより楽しく、より豊かにする商品群を提供。1876年の開拓使麦酒醸造所設立以来のものづくりへの思いやこだわりを今日まで継承してきた。それは、ビールや発泡酒の原料となる麦芽とホップの「100%協働契約栽培」にも表われている。安心できる良質な原料だけを使い、安全でおいしい商品づくりを推進する同社の姿勢は、多くの消費者から支持されている。
こうした企業活動に欠かせないのがITの活用だ。中でも、メールは社内や取引先とのコミュニケーション手段として不可欠になっており、サッポロビールではそのセキュリティ強化に取り組んでいる。「消費者、取引先との信頼関係やコンプライアンスの観点から、個人情報、営業情報の保護を推進しています。ビジネスリスクとなるウイルス対策などを講じてきたものの、近年、急増するスパムメール対策が大きな課題になっていたのです」と話すのは、CSR部情報保護推進室 兼 ITソリューション部 マネージャーの寺田豊彦氏だ。
スパムメールは、社員によってその受信数に違いはあるものの、削除に余計な手間を要するなど業務の妨げになる。「スパムは多い人で1日に数十通。経営層からもスパムをどうにかせよ、と厳命されていました」と打ち明ける。
社員がスパムメールを振り分ける手間に加え、金融機関をかたるフィッシング詐欺のスパムも懸念された。「実害はありませんでしたが、万一、社員がフィッシング被害に遭うような事態になれば、会社の信用問題にもなりかねません」(寺田氏)。
ITソリューション部では、社員やヘルプデスクから挙げられたスパムメールを分析し、記載されている内容から、リンク先のURLをはじめとしたスパムの特徴点をメールシステムに登録して、フィルタリングを行ってきた。メールサーバなどITシステムの運用を外部の事業者にアウトソーシングしており、スパムパターンの登録作業などはその事業者が行っていた。だが、増大するスパムに作業が追いつかず、抜本的な対策が急務になっていた。
そこでITソリューション部は、当初、スパム対策用アプライアンス製品の導入を検討した。「海外のアプライアンス製品は、日本語スパムも高い精度でフィルタリングできるのか、ソフトウエアのバージョンは頻繁に更新されるのか、導入後の運用を含め手間とコストはどのくらいかかるのかといった様々な懸念がありました」(寺田氏)。
そんなとき、IIJのメールゲートウェイソリューション「迷惑メールフィルタ」を知る。「当社に最適なソリューションだと思いました。ASPサービスとして利用でき、アプライアンス製品と比較して、導入・運用の手間が一切かかりません。すぐに、『迷惑メールフィルタで会社の信頼と社員の安全を守る』という趣旨の稟議書を上げました」と寺田氏は振り返る。
迷惑メールフィルタは、日本国内で多数実績があるMcAfee社のフィルタリングエンジンを採用し、IIJのメール専門エンジニアが24時間365日体制で運用を行うASP型メールゲートウェイソリューション。企業は既存のメールシステムに手を加えずに導入できる上、IIJが独自にフィルタリングデータベースの運用・更新を行うため、管理者の負荷を大幅に軽減すると同時に迷惑メール対策の強化が可能になる。

サッポロビールでは、2006年6月から経営層や一部社員向けに迷惑メールフィルタを先行して導入。そして、2007年1月から持株会社のサッポロホールディングスを含めサッポロビールの全社員、約3700ユーザー(派遣社員、業務委託を含む)に適用している。その導入効果について、寺田氏は「スパムがゼロになるわけではありませんが、劇的に減らすことができました。経営層も少なくなったと評価しています」と述べる。ちなみに、同社の2007年3月の全受信メールのうち、約6割がスパムと判定され、フィルタリングされている。
ヘルプデスクのスパム削除依頼が大幅に減ったことも導入効果の一つだ。従来、1カ月間に約100件程度の削除依頼があったが、「迷惑メールフィルタ導入後はわずか数件になり、担当者も本来のIT支援に専念できるようになりました」(寺田氏)。また、個人ごとにも設定可能なホワイトリストを併用することで、重要な取引先からのメールがスパムと誤判定されることを回避し、より確実にスパムだけをフィルタリングできるように運用を行っている。
さらに、社員のメールに加え、Webサイトで消費者向けに公開している商品ブランド別のインフォメーションアドレスにも迷惑メールフィルタを適用している。従来、商品ブランド別サイトの担当者がメールの題名でスパムかどうかを判断して削除していたが、迷惑メールフィルタの適応後、振り分け、削除の手間を削減できるようになった。
「各商品ブランドのメールは、社員とは別のドメインを使用し、システムも分けて運用しています。異なる場所にあるメールシステムや複数ドメインでも一元的に対応でき、IIJのサービスを選んでよかったと思います。Webブラウザベースの管理画面が使いやすい点も気に入っています」と寺田氏は述べる。
アプライアンスであれば、メールサーバのあるサイトごとに設置する必要があるが、ゲートウェイサービスの迷惑メールフィルタはDNSのMXレコードを変更するだけで利用でき、企業ニーズに応じた柔軟な迷惑メール対策が可能だ。
食品を製造する企業として、食の「安全・安心」を確保することはサッポロビールの使命である。「お客様やお取引先様に対する情報の安全性を確保すべく、真摯に取り組みを続けていくことも、ひいては『サッポロビールを選んでよかった』と言われることにつながると確信しています」(寺田氏)。サッポロビールの安全・安心なメールコミュニケーションをIIJ迷惑メールフィルタが支援している。

お客様プロフィール
サッポロビール株式会社
本 社:東京都渋谷区恵比寿4-20-1
創 業:1876年9月
設 立:2003年7月
資本金:100億円
従業員数:2233名(2007年4月末現在)
2003年7月、持株会社サッポロホールディングスへの移行に伴い、酒類事業(ビール、発泡酒、その他の酒類の製造・販売、輸入ビール・ワイン・洋酒の販売など)を担う新「サッポロビール」として発足。顧客から真に求められる価値を提供することで、「サッポロビールを選んでよかった」と言われる企業を目指している。
IIJのクラウドサービスとオンプレミスの併用で事業継続性の高いシステム環境を構築
クラウドサービスを活用して住友林業グループの統合Webサイトを構築
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