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株式会社リコー 様株式会社リコー

IIJのデータセンターとクラウドサービスで
ビデオ会議サービスの映像配信インフラを構築

リコーでは新規事業「ユニファイド コミュニケーション システム」の第1弾として、クラウド型ビデオ会議サービスを2011年8月から開始した。その映像配信インフラのプラットフォームとして、IIJのデータセンターおよびクラウドサービス「IIJ GIO」を採用。映像配信に必要なインターネット接続環境やサーバ環境の構築・運用をアウトソーシングするとともに、利用者の増大に応じて柔軟に拡張できるシステム環境を整えている。

高品位の映像通信を実現するUCS事業

リコーではオフィスの生産性向上とワークフロー変革に貢献するため、企業の経営課題やニーズに合わせた画像機器などの製品やサービスを提供している。例えば 、画像&ソリューション分野では、デジタル複合機やプリンターなどオフィス向けの画像機器を中心に幅広い製品をラインアップ。IT環境の構築、保守、サポートや サービスなどを組み合わせ、企業の課題を解決するソリューションを提供している。

こうした画像機器・サービスなどの事業に加え、2011年度から新規事業の「 ユニファイド コミュニケーション システム(UCS)」事業に取り組む。UCS事業は「いつでも・どこでも、だれでも・だれとでも、コミュニケーション」をコンセプトとして、「映像・音声を中心に、ドキュメント、テキスト、手書きなど多様な情報を統合してコミュニケーションするシステムと、それを相互接続する映像コミュニケーションサービスをクラウドで提供するものです」と、UCS事業室室長の中村英史氏は説明する。

そのUCS事業の第1弾として、新製品の遠隔映像コミュニケーション用ポータブル端末「リコー ユニファイド コミュニケーション システム P3000」(以下、 P3000)と遠隔映像コミュニケーションをサポートするクラウド型ビデオ会議サービスを、2011年8月より開始した。

P3000の特長は、持ち運びに便利なA4サイズのコンパクト・軽量設計ながら、カメラ、マイク、スピーカー、有線・無線LANなどを内蔵していること。プロジェクタ ーやモニターなどの表示装置をつないで、インターネットに接続すれば、すぐにコミュニケーションを開始できる。また、複数の相手と簡単に通信できるリコー独自の通信制御技術や、新しい映像コーデック標準規格を採用。ネットワーク帯域に応じて解像度などを最適に制御することで、「映像の乱れや途切れを抑え、高品位の映像コミュニケーションを実現します」と中村氏はP3000の特長を述べる。

IIJのデータセンター内に映像配信インフラを構築

こうしたP3000の特長を生かし、映像と音声のリアルタイム双方向通信や多地点通信(最大20拠点、映像表示は最大9拠点)を制御するプラットフォームをIIJのデータセンター上に構築し、クラウド型ビデオ会議サービスを提供する。快適な映像コミュニケーションを利用者に提供する上で、P3000とクラウドサービスが両輪に なることから、事業者の選定では慎重を極めた。

UCS事業のプロジェクトを推進するPMグループでは、複数の事業者に提案依頼書を提示し、各事業者の提案内容を比較・検討した結果、IIJを採用した。その決め手の1つが「データセンターに直結する広帯域のインターネット・バックボーンを保有していることです。今回は、データセンター内に構築する配信サーバでリアルタイムに映像・音声通信を制御することが必要でした。IIJのネットワークであれば、大量のトラフィックにも対応できると判断しました」と、インフラ構築を担当したUCS事業室PMグループ スペシャリストの黒瀬博靖氏は話す。

リコーではP3000の開発とともに、データセンターに設置する配信管理サーバやビデオ配信サーバなど、Linuxベースの配信システムを開発。そして、インターネッ ト接続をはじめ、サーバのハウジング、冗長化されたネットワーク機器(ルータ、スイッチ、ファイアウォール)の運用など、IIJのデータセンターに一括してアウト ソーシングすることで、安定的なサービスの提供を実現している。

データセンター内の映像配信インフラを構築する上でプロジェクト管理の苦労もあったという。UCS事業室PMグループリーダーの金井洋一氏は「P3000のハードウエア、ソフトウエアの開発と並行して、クラウド型ビデオ会議サービスのインフラ設計を固めなければなりませんでしたが、配信インフラの技術的な問題について もIIJのプロジェクトチームと相談しながら進めることができたため、機器の調達や設定もスムーズに行えました」と、IIJの対応を評価する。

利用者のログ管理などでクラウドサービス「IIJ GIO」を活用

クラウド型ビデオ会議サービスでは、映像配信サーバなどを設置するデータセンターのほか、IIJのクラウドサービス「IIJ GIO」を活用。IIJ GIOの仮想サーバを 用いて、接続先を管理するシステムや、アクセスログ管理などのシステムを構築している。例えばP3000では、あらかじめ接続先を登録しておけば、携帯電話のように アドレス帳を見ながら接続したい相手を簡単に選択できる特長がある。こうした接続機能の実現にもIIJ GIOが貢献している。

また、クラウド上のアクセスログのデータをリコーの社内システムに送り、P3000のサービス利用料の課金情報を生成する仕組みを構築するなど、ミッションクリ ティカルなアプリケーションにもIIJ GIOは活用されている。「クラウドを活用する利点はスモールスタートし、利用者の増大に応じてシステムを柔軟に拡張できるこ とです。まさに、IIJのクラウドサービスは新規事業のUCS事業に適していました」と金井氏は述べる。

クラウド型ビデオ会議サービスの開始とともに、リコーグループの販売会社などが顧客先でP3000のデモを実施している。「どこでも簡単に接続できることに加え 、映像がきれいだと皆さん驚いています。これからがサービスの本番です。お客様に感動を与え、快適な映像コミュニケーションを提供するため、IIJの技術力、サポート力に期待しています」と中村氏は力を込める。

リコーでは、顧客がいつまでも安心・満足を感じるとともに、使い続けて感動する「Quality」を追求している。そのQualityを具現化するUCS事業。クラウド型ビデオ会議サービスの映像配信インフラを支えるIIJのデータセンターとクラウドサービスの役割は大きい。

株式会社リコー

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お客様プロフィール

株式会社リコー
本社:東京都中央区銀座8-13-1 リコービル
設立:1936年2月
資本金:1353億円(2011年3月31日現在)
連結売上高:1兆9420億円(2011年3月期)
連結従業員数:10万9014人(2011年3月31日現在)
画像&ソリューション(デジタル複合機、ファクシミリ、プリンターなど)、産業(光学機器、半導体など)、その他(デジタルカメラなど)の3つの分野で革新的な商品・サービスを提供。世界約 180カ国で事業を展開している。( ユニファイド コミュニケーション システム:お問合せ先はこちら

株式会社リコー

※ 本記事は2011年11月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

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