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株式会社パソナグループ 様株式会社パソナグループ

全国のパソナグループ各社の業務を支える高信頼・高セキュリティの統合IT基盤を構築

総合人材サービスを展開するパソナを中核に、傘下に43の子会社を擁する純粋持株会社の株式会社パソナグループが2007年12月に設立された。グループのガバナンスとセキュリティ強化のため、グループ各社が共有する広域プラットフォーム「シェアードネットワーク」を構築。IIJでは、複数キャリアで冗長化されたネットワークをはじめ、ファイアウォールやメールセキュリティなどの構築・運用をワンストップでサポート。個人情報など、重要な情報資産を保有するパソナグループ各社のビジネスをバックアップしている。

グループ全体のガバナンスと情報セキュリティ強化が命題

パソナグループは、人材サービスのパイオニアとして1976 年の創業以来、「社会の問題点を解決する」という企業理念の下、雇用創造を通して幅広い事業を展開。グループの中核企業であるパソナを中心に、人材派遣、人材紹介、再就職支援、アウトソーシングなどのサービスを通じ、誰もが自由に好きな仕事を選択でき、働く機会を得られる雇用インフラを構築してきた。

そして、グループの相乗効果を高め、さらなる雇用創造を目指して2007 年12 月に純粋持株会社パソナグループを設立。パソナをはじめ、グループの43 社を子会社化した。

「パソナグループが推進する人材サービスはまさに情報ビジネスです。顧客企業や登録者の個人情報を大量に扱っており、情報保護が大きな命題になっています。そのため、ITインフラの統合には、グループ全体のガバナンスとセキュリティの強化が不可欠でした」と、パソナグループ 執行役員 情報システム企画部長の林史彦氏は強調する。

ネットワークや情報保護の強化を目指して統合ITインフラを構築

パソナグループの設立に先立ち、パソナでは2005 年からグループ内の統合IT インフラの構築に着手した。

「それまで、パソナの各拠点を結ぶ全社ネットワークには狭い帯域の専用線を利用しており、帯域不足の解消と通信コストの削減が課題でした」と、パソナ 情報システム部 グループ企業支援チーム チーム長の藤岡文子氏は当時の状況を説明する。

林氏は「ネットワークの回線速度が遅いと、拠点間でデータのやり取りをするにも時間がかかり、業務に支障を来します。そのため、情報システム部門には、ビジネスのスピードに対応した高速性、システムを止めない安定性を持ったネットワークが求められていました」と振り返る。

またパソナでは、労働者派遣法に対応した個人情報保護の強化や、個人情報保護法施行、内部統制確立などを背景に、2006 年に情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「ISO 27001」の認証を取得。技術的なセキュリティ対策と、組織全体のマネジメントの双方から情報セキュリティの維持向上を目指した。

こうしたなか、パソナグループのネットワーク再構築とセキュリティ強化を図るため、統合IT インフラの構築に向けて、複数の通信事業者に提案を依頼。IIJ の提案を採用する決め手になったのが、「ネットワークの高速性や安定性、コストなど、私たちが求めるすべての要件を満たしていたことです。また、要件の実現のために、親身になって考え、積極的に提案をしてくれました」と藤岡氏は述べる。

IIJマネージドVPN PRO を中核に高信頼のネットワークを実現

その要件の1 つが、パソナをはじめ、グループ各社が共有する「シェアードネットワーク」(パソナ情報システム部での愛称は「SWAN」)を構築し、冗長性に優れた「止まらないネットワーク」の実現だ。この要件に対し、IIJ では複数キャリアの通信サービスを組み合わせ、冗長ネットワークを構成する「IIJマネージドVPN PRO」を提案。IIJ バックボーンを介したインターネットVPN 網をはじめ、パソナの重要拠点はKDDIの広域イーサネットサービス、他の拠点は、コストパフォーマンスを重視してNTTコミュニケーションズのGroup-VPNを導入した。IIJマネージドVPN PROを中心に、それぞれのネットワークを接続、万一の障害時には自動的にバックアップ可能な体制を構築し、ネットワークの信頼性を高めている。

IIJでは、このSWAN の構築にかかわるキャリアサービスやアクセス回線の手配・開通、各拠点に設置するVPN機器の設置・保守などをサポート。また、ファイアウォールや不正侵入検知などのセキュリティ機器の導入・運用をはじめ、迷惑メールやウイルス対策などを担うIIJセキュアMX、URLフィルタリングなどの各種アウトソーシングサービスも提供する。さらに、グループ各社が共有するメールサーバやファイルサーバの再構築を含め、統合ITインフラの構築・運用を支援している。

SWAN の運用・拡張にかかわる業務をフルアウトソーシング

パソナグループ各社は、順次SWANへの接続を進めている。2008 年2 月末時点で、約200 拠点がSWAN を活用しており、近い将来、500 拠点を超える大規模ネットワークになる。

IIJソリューションの導入効果について藤岡氏は、「SWAN の運用や拡張にかかわる、あらゆる窓口をIIJに一元化できました。拠点追加時のアクセス回線の手配を含め、メンバーと協調しながらスピーディに対応してくれるので、助かっています」と、ワンストップでのフルアウトソーシングサービスを評価する。

また、林氏は「グループ各社が利用するITインフラを一元化したことで、コンプライアンスの徹底や、セキュリティ強化に大いに役立っています」と述べる。パソナ本体で確立したセキュリティポリシーを統合ITインフラに適用し、グループ各社のセキュリティレベルの向上を図っていることも、その一例だ。

パソナグループのネットワークとセキュリティ基盤が構築され、今後はグループ共有のアプリケーションを拡充する計画だ。そして新しい課題として、「事業継続性の強化や、ディザスタ・リカバリの対策も検討したいと思っています。SWAN の活用に向け、新たな提案をIIJ に期待しています」と林氏は述べる。雇用創造に向けて事業拡大を図るパソナグループのIT基盤をIIJの総合力が支えている。

お客様プロフィール

株式会社パソナグループ
本 社:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング
設 立:2007年12月(創業1976年2月)
資本金:50億円
グループ会社:連結子会社43社、持分法適用関連会社7社
パソナグループ各社は、「人材を活かす」ことをサービスの原点とし、人材派遣、人材紹介、再就職支援、アウトソーシングなどのサービスを提供している。パソナグループは、そうしたグループ各社全体の経営戦略策定と業務遂行支援、経営管理と経営資源の最適配分を行っている。

株式会社パソナグループ

※ 本記事は2008年4月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

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