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大阪大谷大学 様大阪大谷大学

学内ネットワークの再構築をIIJが担い、
止まらないメールシステムもクラウドサービスで実現

大阪大谷大学では、教育・研究・学務のインフラとなる学内IT環境を定期的に更新し、安定したネットワークシステムを構築・運用してきた。2012年度の大規模更新ではIIJの提案を採用。IIJ GIOとMicrosoft Office 365 for educationを組み合わせた「止まらない」メールシステムをはじめ、高速なキャンパスネットワーク及び各種システムの更新を一括して受注。自社データセンターを基盤にクラウドサービスを提供し、高い技術力に裏付けられたIIJの総合力が評価された。

学内ネットワークシステムの更新に向けてRFPを作成

大阪大谷大学は、文学部、教育学部、人間社会学部、薬学部の4学部7学科を擁し、社会のニーズに対応した人材を育成。2012年には薬学部が初めて卒業生を社会に送り出すなど、高い専門性を生かした活躍が期待されている。

同学の約4,000名に及ぶ学生・教職員の教育・研究・学務のインフラとなるのが学内ネットワークシステムである。1997年にキャンパスネットワークを構築した後、4~5年ごとに更新を実施し、2012年に3回目の更新を迎えた。更新する機器・システムについては、「安定した技術を利用し、信頼性の高い学内IT環境の構築・運用を推進しています」と、情報教育センターセンター長を務める中村雅司氏は述べる。

情報教育センターは、学内ネットワークシステムの管理・運営、情報教育の基盤整備、利用者の支援などを担う。更新にあたり、情報教育センター副センター長の森本正太郎氏は「各学部から選出された教員、関連する事務部署の職員を交えた委員会で、事業者から提出された提案書の内容を比較・検討するなど、討議を重ねてきました」と取り組みを述べる。

2012年度の更新はキャンパスネットワークを構成する機器やシステムの老朽化とリースアップに伴う大規模なものだ。具体的には、キャンパスネットワーク、学内の各種システム(サーバ)、メールシステム、情報教室のPCのリプレースを一気に行う。そして、情報教員センターが中心となり、これら4つの項目についてそれぞれのRFP(提案依頼書)を作成した。

学内ネットワークの更新でIIJの提案を一括して採用

その狙いについて、情報教育センター情報通信係 係長の伊東信樹氏は「複数の事業者からの提案の中から、項目ごとに最良のシステムを提案してきた事業者の案を採択する方針をとりました。経験上、マルチベンダー化しても保守・運用に支障を来すことはなく、むしろシステム全体のパフォーマンスを向上できると判断したからです」と振り返る。

キャンパスネットワーク、学内の各種システム、メールシステムの3項目について、IIJの提案を採用。「本学のネットワークシステムの現状を綿密に調査した上で、過不足のない提案をしてくれました。特にメールシステムで要件を完全な形で満たしたのはIIJだけでした」と中村氏は述べる。

大阪大谷大学は、以前からMicrosoft Exchangeを用いてメールシステムを構築・運用してきた。2010年のリースアップでは、「再びオンプレミスで更新するか、外部のクラウドサービスを利用するかを検討したが、当時はクラウドサービスの選択肢が少なく、結論を先送りしてリースを1年間延長した経緯があります」と情報教育センター情報通信係の岸上真也氏は述べる。

その後、東日本大震災が発生。関西は震災の直接的な影響がなかったものの、緊急時の通信手段としてメールの重要性を再認識。「止まらないメールシステムの実現に向け、クラウドを基盤に可用性の高いサービスを実現するIIJの提案を採用したのです」(中村氏)。

IIJ GIO上の認証基盤とメールサービスを連携

IIJでは、マイクロソフトの教育機関向けクラウドサービス「Office 365 for education」のExchange Onlineと、IIJ GIO 上の認証基盤を連携させたメールシステムを提案。具体的には、IIJ GIO上に構築したActiveDirectoryフェデレーションサービス(ADFS)により、クラウド上に構築したADと学内ADがレプリケーションし、Office 365の認証連携を行う。学生や教職員は従来と同様の使い勝手でクラウド上のメールサービスを利用できるようになり、学内のネットワークシステムが停止した場合にも、クラウド上に認証基盤を構築したことで、学外のどこからでもメールの継続利用が可能になった。

Office 365(Exchange Online)を採用したのは、ユーザーインタフェースなどの使い勝手を大きく変更せずにすむことと、既存のExchangeのデータを移行できるからだ。また、迷惑メール対策もクラウド側で対応するため、「適切にブロックするとともに情報教育センターの負荷を軽減できます」と岸上氏は述べる。

新メールシステムの導入効果について伊東氏は、「メンテナンスなどで学内ネットワークが停止した時にも、メールシステムを止めることなく利用できます」と述べる。また、「送受信するメールやメールボックスの容量が増え、大容量の添付ファイルをやり取りする機会の多い教員からも好評です」と森本氏もサービスのメリットを話す。オンプレミスの時には、メンテナンスなどでメールシステムを止める場合、事前に学生・教職員に通知していたが、クラウドであれば、そうした手間も不要になった。

学内ネットワークの再構築もIIJがサポートしスムーズに実現

IIJでは、2012年4月に稼働したメールシステムに続き、認証スイッチを用いたセキュアなキャンパスネットワークの再構築や、各種システムの更新を実施。例えば学生がレポートなどを保存するファイルサーバの更新とともに、学外からもアクセスできるようSSL-VPNを導入するなど、大学の要望に対応している。

今後の課題は、次期更新時に各種システムのクラウド化を検討するとともに、ADとADFSの連携によるシングルサインオン(SSO)の適用範囲をメールシステム以外にも広げることだ。それにより、学内ITを活用する学生・教職員の利便性を高められる。「クラウドの導入では、事業者の高い技術力と信頼性がポイントになります。その点、IIJには満足しており、今後も、最良の提案をお願いしたいですね」と各氏は口をそろえる。止まらないメールシステムから、止まらない学内ネットワークシステムへ向け、クラウドを基盤にIIJの総合力が期待されている。

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お客様プロフィール

大阪大谷大学
所在地:大阪府富田林市錦織北3-11-1
大谷女子大学を基に、2006年の薬学部の設置を機に男女共学の総合大学、大阪大谷大学へと改称。建学の精神として大乗仏教の教えにある「報恩感謝」を掲げ、「自立」、「創造」、「共生」を重視した教育を行うことにより、高い専門性と豊かな人間性を兼ね備えた人材を輩出している。

大阪大谷大学

※ 本記事は2012年11月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

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