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京丹後市役所 様京丹後市役所

地方自治体の安全な情報活用を支援する
IIJのセキュリティ&クラウドサービス

京都府京丹後市では、自己導入により運用してきたファイアウォール機器の更新を契機に、IIJマネージドファイアウォールサービスを導入。さらに統合メールセキュリティサービスやWebセキュリティサービスを導入するほか、LGWAN(総合行政ネットワーク)向けメールシステムの中継にクラウドサービス「IIJ GIO」を活用。機器やシステムの運用・監視を含め、IIJに一括してアウトソーシングすることで、ITにかかわる業務の負荷軽減とコスト削減を図るとともに、情報セキュリティを強化している。

町の合併で6つの庁舎を地域イントラネットで接続

京都府の北部、日本海に面した丹後半島に位置する京丹後市。雄大な景色や山海の味覚などが楽しめ、観光に訪れる人は多い。

京丹後市は、2004年4月に6町が合併して誕生。「この地域は、以前から行政事務の情報化を積極的に推進してきました」と話すのは、企画総務部 情報政策課 課長の吉岡敬恭氏だ。合併とともに、行政の情報化、地域の情報化を進め、地域イントラネットを構築。峰山に本庁舎を置き、他の旧町役場を市庁舎として、市民がどの地域からも均一の行政サービスを利用できる地域イントラネットを整備した。

「合併で庁舎が広域に分散され、本庁舎や市庁舎を結ぶには、広域ネットワークが必要となりました。ネットワークが複雑化したため、ファイアウォールの設定など、セキュリティ管理においても苦労しました」と、吉岡氏は当時を振り返る。

IIJマネージドファイアウォールサービスで機器の設定・監視をアウトソーシング

ファイアウォールの運用では、様々な課題が持ち上がっていた。

例えば、設定変更が必要な場合、情報政策課の職員が行うのは技術的に困難なため、事業者に依頼していた。しかし、「京丹後市の地理的な制約もあり、対応に時間がかかることに加え、費用もスポット料金で割高となっていました。そのため、ファイアウォールの設定変更を見送った経験もありました」と吉岡氏は打ち明ける。

実際、「ファイアウォールを自己導入により運用していた時には、どのような設定が必要なのか判断が難しい。さらに、最新パッチが適用されているのか、最適なポリシーで運用されているのかが分からない状況でした」と情報政策課の藤田敏弘氏は振り返る。

これらの課題を解決するために、ファイアウォール機器の老朽化とサポート切れを契機に刷新。機器の運用・管理の省力化や設定変更などの迅速な対応、コスト面から見送っていた冗長化などの要件を設定し、プロポーザルを実施。その結果、IIJのマネージドファイアウォールサービスを2010年から導入した。

IIJマネージドファイアウォールサービスは、ファイアウォール機器のレンタルや設定・運用をはじめ、専門エンジニアによる24時間365日のリモート監視、問い合わせやインシデント発生時の情報提供など、トータルにアウトソーシングできるサービス。機器の設定変更などは月額費用に含まれるため、余計なコストがかからず、予算化しやすいといった特徴もある。

メールとWebのセキュリティをアウトソーシング

そして、自前で行っていたメールやWebのセキュリティ対策についても、アウトソーシングした。IIJの統合メールセキュリティ「IIJセキュアMXサービス」と統合Webセキュリティ「IIJ セキュアWebゲートウェイサービス」を導入し、2012年4月から稼働を開始している。

これまで、市役所のホームページに公開している各課のメールアドレス宛に、多数の迷惑メールが毎日届いていた。「振り分けで正規のメールを削除してしまうこともありました。セキュアMXサービス導入後は、迷惑メールをほぼ隔離できているので助かっています」と吉岡氏は評価する。そして、セキュアWebゲートウェイサービスで提供されるWebフィルタリングでは、職員が利用する行政系端末と図書館などの端末からインターネットを利用する住民公開系端末のアクセスポリシーを分けて設定するなど、柔軟な運用を可能にしている。

また、京丹後市ではLGWAN向けの行政メールシステムとして、情報センターから京都府の情報通信基盤「京都デジタル疎水ネットワーク」を経由して送受信する中継システムを自前で構築・運用してきたが、システムの冗長化が課題であり、可用性の点でも不安があったという。

クラウドサービスを活用してメール中継システムを構築

そこで、クラウドサービス「IIJ GIO」を活用。そのメリットとして、インターネット向けとLGWAN 向けのメールを振り分けるSMTPサーバやメールアーカイブ、メール監査など、完全冗長化されたシステムを構築することができたという。また、LGWAN向け及び、セキュアMXサービスを介してやり取りされるインターネット向けのメールはIIJ GIO上のシステムを経由することにより、万一の問題発生時にも原因究明が可能となった。クラウドサービスの利用に対して吉岡氏は、「庁舎内部にデータを置いておく方が安全という意見もありますが、災害などでデータを失うリスクもあります。クラウドは物理的には外部にありますが、論理的には庁舎内のネットワークと同様の構成になっており、安全に利用できます」と語る。

IIJの各種サービスの導入効果について、吉岡氏は「運用の負荷軽減や機器の冗長化、セキュリティの強化といった要件を満たしながら、コストが削減できています。できる限りアウトソーシングすることで、職員はITの企画や利用環境の整備に注力できます。そして、高いレベルで一定のサービスを受けることができるので、専門知識がないとできない仕事に労力を割く必要もありません」と述べる。また、藤田氏は「システムベンダーはセキュリティ機器の提案はしますが、運用までできる企業は少ないようです。その点、IIJはセキュリティ機器の監視や保守・運用を一括して任せられるので安心です。今後も最先端技術を生かした信頼性の高いサービスを提案してほしいですね」とIIJに期待する。

情報政策課では、職員や住民向けの防災情報メールシステムなどのクラウド化を検討する計画もある。IIJでは地域クラウドなど様々な提案を通じ、京丹後市の情報活用を支援していく考えだ。

京丹後市役所様へ導入したシステム構成図

導入したサービス・ソリューション

お客様プロフィール

京丹後市役所
所在地:京都府京丹後市峰山町杉谷889
人口:59957人(2012年5月末)
世帯数:22295世帯(2012年5月末)
京丹後市は、リアス式海岸部の湾や入江を通して、古代から大陸・朝鮮半島と活発に交流してきた歴史を持つ。近世は回船業や丹後ちりめんの生産が産業を支え、現在は世界ジオパークに認定されている山陰海岸ジオパークなどがある。観光産業や、機械金属工業などがまちの発展を担っている。

京丹後市役所

※ 本記事は2012年9月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

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