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一般社団法人住宅クラウドコンソーシアム 様一般社団法人住宅クラウドコンソーシアム

「住宅クラウド」のインフラを担い
住宅業界の活性化に貢献するIIJ GIO

一般社団法人住宅クラウドコンソーシアムでは地域工務店や設計事務所の活性化を支援するため、2010年8月から「住宅クラウド」のサービスを開始。会員向けのポータルサイト「住宅ひろば」を通じ、住宅設計などに必要な各種システムをSaaSとして提供する。このITインフラにIIJのクラウドサービス「IIJ GIO」を採用。サーバやネットワークなどのITリソースを柔軟に組み合わせて低コストに利用できるIIJ GIOの機能が評価された。

中小の工務店・設計事務所に向け「住宅ひろば」で業務効率を支援

一般社団法人住宅クラウドコンソーシアム(JCC)は、住宅業界向けのクラウドサービス「住宅ひろば」を開設。利用会員となる地域の工務店や設計事務所に対して、住宅業界の発展と活性化を支援している。

同社は、国土交通省の地域木造住宅市場活性化推進事業・採択事業の運営母体である木造住宅ICT活用委員会の活動の中から誕生した。政府は、国民の住生活の基盤となる良質な住宅の供給に向け、住宅の性能や品質を担保する法制度を相次いで整備。こうした法制度に対応するためには、中小の工務店・設計事務所においても、高度な情報処理能力が求められる。

「日本の住宅市場を活性化していくためには、大手住宅メーカーとの情報処理格差を解消し、中小規模の工務店や設計事務所が手軽に住宅関連の情報処理システムを利用できるICT環境が不可欠です。その手段としてクラウドコンピューティングに着目しました」と、専務理事の北上義一氏は経緯を説明する。

同社は、工務店・設計事務所にSaaS型サービスを提供するCADベンダーやサポート事業者など14社の正社員で構成(2010年7月1日現在)。3次元機能を搭載したクラウド型CADをはじめ、設置場所の日射量に基づく提案を支援する太陽光発電シミュレーションサービス、施工を管理する顧客・進捗管理サービス、住宅業界に特化したホームページ作成システムなどの各種サービスを手頃な月額料金で提供する。これらのアプリケーションサービスに加え、プレゼンテーションの図面や構造図、申請書の作成代行などの業務サポート事業を展開。サービスとサポートの相乗効果で住宅業界の仕組みを変えていくという。

低コストかつ柔軟にメニューを組み合わせられるIIJ GIOを採用

住宅クラウドのサービスは、ポータルサイト「住宅ひろば」を通じて提供される。そのITインフラの選定にあたり、同社では以下のような要件をもとに複数事業者のクラウドサービスを比較検討した。(1)初期コストの負担が少ないこと、(2)メニューが豊富なこと、(3)変更時にも柔軟かつスピーディーに対応できること、(4)各種サービスを提供するベンダーの検証環境を整備することだ。

コストを重要視したのは、スタート当初にJCC 正社員14社の出資金を有効活用するとともに、利用会員となる工務店・設計事務所が手軽に利用できる料金体系を打ち出すためにも初期コストの圧縮が不可欠だったからだ。また、サービスの拡充や利用会員数の増大に応じてサーバやネットワークなどのリソースを柔軟に組み合わせられるITインフラであることもポイントになった。そして、各事業者のサービスを検討した結果、IIJのクラウドサービス「IIJGIO」を採用。「IIJ GIOは、住宅クラウドのITインフラに要求される機能を備えていました」と北上氏は採用理由を語る。

住宅クラウドコンソーシアムは、サーバとネットワーク、ストレージなど必要なコンポーネントを自由に組み合わせられるオーダーメイド型サービス「IIJ GIOコンポーネントサービス」を活用。具体的には、システム規模に応じてサーバのCPUとメモリを選択できる仮想化タイプを導入するとともに、ネットワーク、ストレージ、システムの監視・運用を行うモニタリング&オペレーションの各サービスを組み合わせた。IIJ GIOの採用決定から、住宅ひろばの稼働開始までわずか2週間。「システムの検証やドメインの変更手続きなどもスピーディーに対応してくれました」とIIJのサポート体制を評価する。

Webカタログやストレージなどの新規サービスをIIJ GIO上で提供

IIJ GIOの導入効果について、北上氏は「仮想サーバを低コストに利用できることに加え、豊富なサービスメニューを組み合わせ、今後の利用会員の増加や公開するサービスの状況に応じてリソースを柔軟に追加・変更できる利点があります」と話す。例えば、利用会員のアクセス増大に応じてネットワーク帯域を拡大したり、ストレージ容量を増やしたりすることも容易に対応できる。

また、IIJ GIOがSIerやアプリケーションベンダー向けに用意しているパートナープログラム「ソリューションパートナー」を活用。住宅クラウドコンソーシアムとIIJのパートナー契約にもとづき、JCC正社員であるベンダーは住宅ひろば上で新規にアプリケーションを提供する際、無償でIIJGIOの検証環境を利用できるようになるなど、住宅クラウドの活性化に取り組んでいるところだ。

同社では、住宅ひろばのサービスを拡充。IIJ GIOのインフラ上でWebカタログや住宅アルバムなどのサービスを利用会員に無償で提供する。こうした新規サービスと、既存のクラウド型CADサービスなどのセキュアな利用環境を促進するため、同社は独自にシングルサインオンを構築している。

住宅クラウドの普及・促進に向け、「企業間・システム間連携を実現し、住宅業務の情報処理を円滑にすることが重要です」と北上氏は強調する。例えば、クラウド型CADで作成した図面と住宅基幹システムを連携するサービスの提供により、資材などの受発注・工程管理から会計まで一貫した情報処理が行え、業務効率化に役立つという。

また、工務店・設計事務所がパソコンで管理している施主情報や図面情報などの履歴保管庫として「IIJ GIOストレージサービス」を利用したサービスも計画している。「クラウドの基盤となる仮想化技術なども進化しており、今後とも最適なシステムの提案をお願いしたいですね」と北上氏はIIJに期待する。クラウドを活用して住宅業界の業務改革と活性化を推進する住宅クラウドコンソーシアムの動向が注目される。

一般社団法人住宅クラウドコンソーシアム様 システム概要図

導入したサービス・ソリューション

お客様プロフィール

一般社団法人住宅クラウドコンソーシアム
所在地:東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル4階
設立:2010年7月
住宅クラウドコンソーシアムは、利用会員の工務店・設計事務所向けに住宅システムのSaaS 型サービスや図面作成などの業務支援を担うベンダーやサポート事業者14社によって発足。中立・公平・オープンな立場で住宅クラウドの普及を図り、住宅業界の発展・活性化を支援している。

一般社団法人住宅クラウドコンソーシアム

※ 本記事は2010年10月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

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