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株式会社ジャパネットたかた 様株式会社ジャパネットたかた

メディアミックスの要となるECサイト用サーバ
インフラの構築と運用を全面サポート

テレビから、カタログ、チラシ、ラジオ、インターネット、携帯電話サイトまでさまざまなメディアを活用して通販事業を展開するジャパネットたかた。同社は、そのメディアミックスショッピングの要となるECサイトのサーバインフラ再構築を決定。構築と運用を担当したIIJ-Techはわずか3ヶ月でプロジェクトを完了させ、現在、サーバは順調に稼働している。併せて、ECサイトの脆弱性診断を行い、セキュリティの強化も実現した。

ECサイト売上急伸の秘訣は自前だからできる、迅速なサイト改善

ジャパネットたかたは、高田明社長自らがテレビショッピング番組に出演し、商品をわかりやすく解説することで有名な通販企業である。テレビショッピングだけでなく、ラジオ、新聞広告、折り込みチラシ、カタログ、インターネット、携帯電話サイトと、さまざまなメディアで通信販売を行う「メディアミックス」戦略で、顧客がそれぞれの生活スタイルに合わせて、ショッピングを楽しめるようにしている。

中でも、ジャパネットたかたが“メディアミックスの要”と位置づけるのが、ネットショッピングだ。日替わりセールやオークションだけでなく、スタジオでMC(司会者)が商品を解説するインターネット専用のライブ番組「ジャパネットWebスタジオ」を放送。2000年の開始以来、ネットショッピングの売上高は毎年20-30%増で伸び続け、2008年は全売上高の23%を占め、テレビショッピングに迫るまでに成長している。「ネットショッピングの売上を伸ばすポイントは、ECサイトへの集客を高めることです。そのために一番重要なのは、コンテンツを自分たちで制作して、スタジオで起こった反応を素早くECサイトに反映させることだと考えました。コンテンツ制作を外部に頼んでいたら、旬のタイミングがずれてしまい、自分たちが望むスピードで、顧客にサイトに来てもらうことができません。加えて、動的ページの作りが悪いと、操作性が悪くなるので、顧客は疲れてきて、注文しなくなります。ですから、動的ページを常に改善し続けることも、極めて重要です」とジャパネットたかた 専務執行役員 星井龍也氏は説明する。

基盤系システム運用をアウトソーシングし、社員はプログラミングに集中

ジャパネットたかたは、業務をスピードアップし、顧客に最新情報と商品をいち早く届けるために、商品の仕入から媒体制作、注文受付、発送、購入後のアフターフォローまで担当部署をすべて社内に置き、社員が責任を持って対応する「自前主義体制」をとっている。こうした観点から、ジャパネットたかたでは、ショッピングサイトの運営もすべて自社で行ってきた。しかし、それは、プログラミングだけでなく、その基盤となるミドルウェアやSolarisOS、ハードウェア、そしてネットワークまで、すべてを自分たちで運用していくことを意味し、社員にとって大きな負担となる。「Javaのプログラミングやデータベースの設計・項目変更は自社で対応可能です。ところが、何かの拍子で、データベースそのものにトラブルがあったりすると、ほとんど手が出ません。実際、ミドルウェアが立ち上がらなくなったことが、3年間で2回ほどありました。その時は、設定の不具合であることに気づき、元に戻したら立ち上がりましたが、『立ち上がらなかったら、どうしよう』と本当に冷や汗をかきました」とジャパネットたかた メディア企画制作本部 インターネット企画制作部モバイル課 チーフ 松田武士氏は話す。

そこで、ジャパネットたかたでは、ミドルウェアとOS、ネットワークからなる基盤系の運用をアウトソーシングし、自分たちはプログラミングとデータベース設計に集中することにした。アウトソーシング先のエンジニアが、同社特有のJavaの仕組みや構築したサーバの設定内容などを理解したうえでサポートできれば、障害が起きても、安心して運用を任せられると考えたのである。それを受けて、IIJ-Techは、ミドルウェアのWebLogicに詳しいスタッフ、Javaプログラマーを含めた専用のSEサポート体制を用意した。「IIJ-Techは、コストを極力抑えた可用性の高い構成で提案し、これまでの実績から技術的な裏付けがあると明言しました。エンジニアの言葉として、充分信頼に足ると判断して、最終的にIIJ-Techに決めました」(星井氏)

株式会社ジャパネットたかた様 サーバーインフラ構成図

プロジェクトは3カ月で完了。効果的な大規模キャンペーンで集客と売上が増加

新しいサーバをIIJ-Techのデータセンターに導入するプロジェクトがスタートしたのは2007年12月末。計画通り3ヶ月後の2008年4月から、新しいサーバインフラは計画通り稼働した。プロジェクトの進行は、ドキュメントテンプレートがいかに整備されているかに大きく左右されるが、今回のプロジェクトの中で、もっとも大変だったのは、バージョンが異なることによって発生するソフトウェアの非互換性を克服し、短期間で、プロジェクトを完了させたことだった。

「プロジェクト期間は下手をすれば、倍の6ヶ月かかったかもしれません。というのは、ハードウェアごとに、これ以外はサポートしないというSolarisのバージョンがあります。それが異なると、オラクルDB、フレームワークのStrutsもそれぞれバージョンが違ってきます。それらにすべて対応して開発を進めると、工数が増え、プロジェクト期間は当初の倍になっていたでしょう。これに対しIIJ-Techは、ミドルウェアに詳しいリーダーが『この部分はバージョンが違っても吸収できる』と判断し、自信を持って提言してくれました。おかげで当初の計画通りに、プロジェクトを終わらせることができたと思っています」(星井氏)。

さらに、ジャパネットたかたでは、ショッピングに必須の安心を商品と一緒に顧客に届けるため、情報セキュリティマネジメント(ISMS)の取得や、社員のセキュリティに関する意識改革に取り組んでいる。ECサイトについても、今回、サーバを切り替えた段階で、IIJ-TechがサーバとWebアプリケーションの脆弱性診断を実施。その結果にもとづいて作成したセキュリティルールに従って、現在、プログラムのコーディングを行っている。

IIJ-Techは、ITパートナーとしてジャパネットたかたと定期的にミーティングを行い、セキュリティ攻撃対策における技術的なサポートだけでなく、アプリ開発の支援や、キャンペーン時のアクセス急増対応を行っている。新システム移行後は、以前のようにアクセス集中によるサーバ停止はなくなり、大規模なメディアミックスキャンペーンを頻繁に行うことができるようになった。今後、ジャパネットたかたでは、この新しいサーバインフラを基盤に、ライブ番組の同時視聴ユーザーを増やし、ECサイトでの売上を一層拡大させていく計画だ。

プロジェクトの概要

プロジェクト概要 大規模ECサイトやメールマガジン配信サーバなどWebシステム全体をフルリプレイス
サービスカテゴリ
  • コンサルティング
  • システムインテグレーション
  • アウトソーシング
  • サービス
    • 運用管理サービス
    • データマネジメントサービス
キーワード
  • Webシステムフルリプレイス
  • 大規模ECサイト
  • Webアプリ脆弱性診断

※ 株式会社インターネットイニシアティブと株式会社アイアイジェイテクノロジー(IIJ-Tech)は、平成22年4月1日をもって合併いたしました。本合併により、ネットワークサービスとSI事業を融合し、最適なトータル・ネットワーク・ソリューションを実現してまいります。

お客様プロフィール

株式会社ジャパネットたかた
本社:長崎県佐世保市日宇町2781
創業:1986年1月
資本金:1億円
「モノの向こうにある生活や変化を伝えたい。より多くの人々の快適ライフのパートナーを目指して。」を理念に、自社の社員が責任と誠意を持った対応をする自前主義体制とメディアミックスショッピングで、顧客に商品を提供している。

株式会社ジャパネットたかた

※ 本記事は2009年9月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

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