ページの先頭です


ページ内移動用のリンクです

株式会社北海道新聞社 様株式会社北海道新聞社

新聞制作を脅かすウイルスや迷惑メールをIIJセキュアMXサービスでブロック

家庭に届けられる新聞づくりにおいて、今やインターネットを利用した情報の発信、収集が報道機関の生命線になっている。北海道新聞社では、記者が現場で書いた記事の送稿や広告・販売など各部門の情報のやり取りにメールを活用する一方、増え続ける迷惑メールやウイルス対策に悩まされていた。そこで、IIJのASP型統合メールセキュリティゲートウェイ「IIJセキュアMXサービス」を導入。メールに必要なあらゆるセキュリティ対策をIIJにアウトソースすることで、セキュリティの強化と監視・運用・保守の省力化を可能にしている。

安心・確実に情報をやり取りできるネットワークシステムを推進

北海道新聞は1942年の創刊以来、国内外の政治や経済、文化、スポーツなどのタイムリーな情報を道民に提供。道内を代表する新聞として親しまれている。こうした報道活動を支えるのが最新のITである。記者が書いた記事や写真部員が撮影した写真はネットワークを介して本社の新聞制作システムに送信。記事の入稿から印刷までコンピュータ処理され、スピーディーな新聞発行を可能にしている。

「この新聞制作システムの開発やネットワークの運用など、制作工程全体の管理をシステム本部で行っています。近年は、取材現場からの原稿送信にインターネットが活用されるようになるなど、安全、確実に情報をやり取りできるネットワークシステム環境の構築を推進しています」と、制作局システム本部開発部部次長の後藤環氏は述べる。

また、北海道新聞では、インターネットや携帯電話などを活用したメディアミックスを推進。96年にIIJのインターネット接続サービスを導入し、Webサイトを開設して以降、北海道のニュースをはじめ、グルメや観光などの情報を幅広く提供している。

全社的なメールの活用によりウイルス感染のリスクが増大

「Webサイト上での情報の発信のみならず、インターネット導入後、社内外の情報の収集、交換など、業務に欠かせないコミュニケーション手段としてメールの利用が次第に広がってきました」と開発部部次長の渡辺邦彦氏は述べる。

インターネットで記事を集配信するシステムの利用に加え、現場からメールで記事や写真などを送信できるようにアカウントを発行するなど、「メールの活用が全社的に広がる一方、ウイルス感染などセキュリティのリスクも増大することになったのです」と開発部の石田裕介氏は話す。

ウイルス対策は各部門に任されていたが、記者クラブなど社外でインターネットを利用する機会の多い記者には、PC管理部門のシステム運用部がウイルス対策ソフトをインストールしたPCを配布。しかし、定義ファイルの更新は各部員や記者に任されていたため、更新漏れによるウイルス感染の被害が発生したこともあるという。

こうした経験から、定義ファイルの更新を強制的に行えるサーバ型のウイルス対策を導入したが、「新聞制作の基幹システムを担う開発部には専任のセキュリティ管理者がいるわけではなく、定義ファイルの更新など、日々の運用管理が大きな負荷になっていました。そこで、インターネット接続などのサービスを利用していたIIJにウイルス対策もアウトソースすることになり、Mailゲートウェイサービスを導入したのです」と後藤氏は説明する。

迷惑メールやウイルス対策など統合的なメールセキュリティを導入

IIJのデータセンター内に設置されたゲートウェイでメールのウイルスをチェックすることにより、ウイルス感染のリスクは解消されたが、新たな脅威が顕在化。メールの活用が社内に広がるとともに、迷惑メールが急激に増加し始めたのである。取材先や取引先とのやり取りのみならず、「読者からの投書や新聞の購読申し込みなど、新聞社と読者との接点としてメールが盛んに利用されています。その一方、Webサイトや紙面でメールアドレスを公開していることもあり、急増する迷惑メールへの対策が急務になっていたのです」(渡辺氏)。

正規のメールと迷惑メールの振り分けに手間がかかるだけでなく、重要なメールを誤って削除してしまうケースもあり、「社内からどうにかしてほしい、という声が寄せられていました」と石田氏は述べる。

そんな時、Mailゲートウェイサービスに迷惑メールフィルタ機能を付加し、各種セキュリティ機能を強化したIIJのASP型のメールセキュリティゲートウェイ「IIJセキュアMXサービス」に着目。このサービスは、迷惑メールフィルタやアンチウイルスに加え、送信元メールアドレスの正当性をチェックする送信ドメイン認証、通信経路の暗号化、システム障害時の配送保留、送受信ログダウンロードの基本機能のほか、メールを保管するアーカイブやメール監査などのオプションを用意し、メールセキュリティに必要な機能を統合的に提供する。IIJのデータセンターに設置された冗長構成のシステムをメール専門のエンジニアが24時間・365日の体制で監視・運用・保守を行い、企業ユーザーはメールシステムに手を加えることなくサービスを利用できる。

システム概要

北海道新聞では2006年10月からIIJセキュアMXサービスに移行し、約1500アカウントで利用している。その導入効果について後藤氏は「従来はメールを開いてみなければ迷惑メールかどうか判断できませんでした。導入後は、約8割の迷惑メールがフィルタリングできており、振り分けの手間を軽減しています。また、正常なメールが誤判定されてしまったことは、ほとんどありません」と述べる。現在、開発部などで試験的に迷惑メールフィルタを行っているが、効果を見極めて全社に広げていくという。

また、渡辺氏は「外部からのウイルス感染被害を防御するだけでなく、二次感染を防ぐため外部に送信するメールについてもチェックする対策を講じてきました。監視・運用をIIJにアウトソーシングすることで報道機関としてメールのセキュリティをさらに強化するとともに、私たちは新聞制作のシステム開発に専念できます」と話す。

同社ではコンプライアンスの強化・拡充を図っており、問題発生時に検証が可能なメールアーカイブの導入やログの長期保存なども今後の検討課題になるという。また、記者が現場や自宅から安全にシステムを利用できるよう、IIJセキュアリモートアクセスの運用も始まっている。読者に正確な情報を伝える北海道新聞社のメールとネットワークのセキュリティをIIJが支えている。

導入したサービス・ソリューション

お客様プロフィール

株式会社北海道新聞社
本 社:札幌市中央区大通西3-6
創 立:1942年11月
資本金:3億4650万円
従業員数:1569人(2006年10月現在)
札幌の本社を中心に、函館や旭川、釧路など道内に8支社・1総局・38支局を構えるほか、東京支社、モスクワやワシントンなどの海外に支局を設置。新聞の発行、書籍の刊行、各種イベントの開催、電子メディアによる情報配信など広範な事業を展開している。

株式会社北海道新聞社

※ 本記事は2007年4月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

導入事例

資料請求・見積依頼もお気軽に

お問い合わせ

電話でのお問い合わせ tel:03-5205-4466 (土日祝日除く 9:30~17:30)

導入したサービス・ソリューション


ページの終わりです

ページの先頭へ戻る