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株式会社報知新聞社 様株式会社報知新聞社

新聞制作に欠かせない高セキュリティのメールシステムをIIJグループが構築

「スポーツ報知」を発行する報知新聞社は、記者から送られる原稿の受信をはじめ、業務でメールをフル活用している。近年、増え続ける迷惑メール対策とともに、老朽化したメールシステムの刷新が急務になっていた。そこで、IIJの統合メールセキュリティゲートウェイ「IIJセキュアMXサービス」と、IIJテクノロジー(IIJ-Tech)のエンタープライズメールシステム「iiMail」を組み合わせて導入。新聞制作に欠かせない高セキュリティ、高信頼性に加え、容易な運用管理や将来の機能追加に対応する柔軟なシステム拡張性が評価されている。

新聞原稿の送受信などでメールをフルに活用

「スポーツ報知」は、巨人をはじめとするプロ野球やサッカーなどのスポーツ情報、芸能情報、時事ニュースなどを満載したスポーツエンターテイメント紙として、多くの読者に親しまれている。

多種多様なニュースをタイムリーに提供するため、今や新聞社にとってインターネットを活用した情報の受発信は不可欠で、報知新聞社では、より安全で確実な情報のやり取りを実現するネットワークシステムの構築・運用に長年取り組んできた。メールシステムもそのひとつだ。同社では97年6月にメールシステムを導入。社内の業務連絡に加え、2001年ころには「記者が取材先から本社に原稿や写真を送る手段として、メールを本格的に活用し始めました」と、制作局システム部の増田善功氏は説明する。

国内のみならず、海外の契約記者がサッカーなどのスポーツ情報をメールで送ってきたり、社員への一斉通達、広告会社との原稿のやり取りなどにもメールが使われ、日々の新聞制作にメールシステムは欠かせない存在になったという。

同社のメールシステムは、IIJがサポートしてきた。まず、インターネット接続サービスの利用に合わせて、IIJが開発・構築したメールシステム「IRIS」を導入。その後、メールの流量増加と共にIIJのポストオフィスサービスを追加し、2つのドメインを運用していた。

セキュアMXサービスとiiMailの導入で運用管理負荷軽減

社内の日常業務に加え、読者からの意見募集などでもメールを活用。「紙面やWebサイトにメールアドレスを掲載していることもあり、近年、情報セキュリティを脅かす迷惑メールが大きな問題になってきました」と増田氏は打ち明ける。また、迷惑メールの影響でメールサーバが過負荷になり、レスポンスが低下する問題もあったという。

そこで、システム部では迷惑メール対策とともに老朽化したメールシステムの刷新を検討。「まず、自社でメールシステムを構築し、セキュリティアプライアンスを導入するコストを試算しました。その結果、構築・運用・保守費を含めると膨大なコストになったため、ほかの方法を検討したのです」と振り返る。

報知新聞社では、

  1. 既存のポストオフィスサービスに迷惑メール対策機能を追加する
  2. ゲートウェイ型のセキュアMXサービスにメールボックスオプションを追加し、全面移行する
  3. セキュアMXサービスとIIJ-TechのiiMailを組み合わせてメールシステムを刷新する

という3つの選択肢を検討した結果、3の採用を決定。

「その理由は、迷惑メールなどのセキュリティ対策をアウトソーシングしつつ、自社でメールシステムを運用するためです。当社では社内でのメール利用が多く、メーリングリストやWebメールなどを柔軟に運用することが可能となります。また、将来的にメールアーカイブなどのシステムを拡張する際にもメールサーバを自社内で運用したほうが得策だと判断しました」(増田氏)。

iiMailは、オープンソースをベースに、メールの基本機能とアカウント管理機能をパッケージ化したエンタープライズメールシステム。簡易なWeb画面上でアカウント管理をはじめ、メールサーバの状態監視や統計情報、メーリングリストなどの管理も行え、運用管理負荷を軽減できる特徴がある。

増田氏は「Web画面での運用管理機能に着目してiiMailの採用を決めました」と話す。従来のメールシステムでもWeb管理画面を活用、その操作性に注目していた。アカウントの追加・削除などの管理は、システム部ではなく管理部門が行っているため、「簡易な運用管理機能は必須の要件」だった。

社員の携帯メールや社外からのメールに対応できるよう、個別にWebメールを構築。また、オープンソースを利用したメールシステムは運用が難しいイメージがあるが、「iiMailは高度な専門知識がなくても使いこなせる利点があります。コストパフォーマンスに優れ、信頼性、拡張性の高いメールシステムを短期間で構築できました」と、増田氏はIIJ-Techの技術力を評価する。

セキュアMXサービスの導入で迷惑メールの課題を解消

同社では約750メールアカウントで、今年4月からiiMailとセキュアMXサービスの本格稼動を開始。セキュアMXサービス導入後、迷惑メールが解消され、「業務に必要なメールだけが届き、正規のメールを見逃すリスクがなくなったため、安心して利用できると社員から好評です。迷惑メールに関する苦情がシステム部に来なくなりました」と、増田氏は導入効果を話す。

また、セキュアMXサービスの経路暗号化機能を活用。経路暗号化はiiMailでも基本機能としてサポートしており、記者は出張先のホテルなどから、安全にメールをやり取りできる。さらにセキュアMXサービスのオプションとして提供されるメールボックス機能を利用して災害時用のドメインを設定している。

従来のポストオフィスサービスでも専用のドメインを設定していたが、通信社からの災害情報や記者からの原稿受信を継続できるBCP(事業継続計画)の体制を整備。万一、大地震などで本社のメールシステムがダウンしても、「堅牢なIIJデータセンター内で運用されるセキュアMXであれば、メールの利用を継続できます」と、新聞社に求められる高可用性のシステム運用を図っている。

iiMailを冗長構成で構築していることも同じ狙いだ。さらに、業務に不可欠なインターネット接続のアクセス回線のキャリアを分けて冗長化する構想もある。「こうしたマルチホーミングのほか、障害時の切り分けが容易に行えるよう、ネットワークの見える化も課題です。ネットワークインフラの信頼性やセキュリティを強化する提案を今後ともお願いしたいですね」と、増田氏はIIJとIIJ-Techに期待する。

導入したサービス・ソリューション

お客様プロフィール

株式会社報知新聞社
本 社:東京都港区港南4-6-49
創 立:1872年(明治5年)6月
資本金:1億1800万円
社員数:約800名
今年創刊136年目。来年にはスポーツ紙として発行60周年を迎える。東京、大阪両本社を中心に北海道、仙台、静岡、高松、広島、福岡に支局、駐在を構え、新聞発行、雑誌刊行、事業イベントなどを幅広く展開している。

株式会社報知新聞社

※ 本記事は2008年7月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

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