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フマキラー株式会社 様フマキラー株式会社

スパム対策のフルアウトソースを実現する「IIJセキュアMXサービス」で業務を大幅に効率化

電気蚊とり器「ベープ」などで知られるフマキラーでは殺虫剤をはじめ、家庭用品や園芸用品など暮らしを快適にする製品づくりに取り組んできた。その製品群を市場に提供する営業部門や消費者との窓口となるお客様相談室では近年、急増する迷惑メール(スパム)が業務の妨げとなっていた。その解決策として、IIJのASP型統合メールセキュリティゲートウェイ「IIJセキュアMXサービス」を導入。サービス導入前には受信メールの約6割を占めていたスパムを駆除することができ、スムーズな業務やメールサーバの負荷軽減に大きな効果を発揮している。

スパムメールの急増で営業活動に大きな支障

フマキラーでは、殺虫剤の歴史を変えた「強力フマキラー液」や、革新的な電気蚊とり器「ベープ」などの殺虫剤から、防虫剤やアルコール除菌剤などの家庭用品、肥料や除草剤などの園芸用品、さらにペット用品まで、暮らしを快適にする製品を開発、提供している。

同社は広島市郊外に工場を構え、研究開発から生産まで最新技術を駆使した高品質の製品づくりを実施。研究開発段階での安全性の確認、コンピュータ監視システムによる生産管理体制などはその一例だ。最先端の工場で生み出された製品を市場に届けるのが営業部門である。消費者や流通の最前線の情報を研究開発や生産部門にフィードバックするなど、ユーザーイン指向の営業活動を展開している。

こうしたビジネススタイルを支援するのがITである。いち早く1人1台のPC環境を整え、営業活動を支援してきた。「営業担当者にとって取引先や社内の情報交換にメールが不可欠になっています。ところがこの数年、スパムメールの急増で業務に大きな支障が出ていたのです」と、管理部 情報システム課 課長代理の楠博史氏は打ち明ける。

全メールの6割に及ぶスパムへの対策が喫緊の課題に

フマキラーでは、「煩雑になりやすい運用・保守を外部にアウトソースすることでシンプルにし、情報システム部門はITを活用した業務改革を支援する」(楠氏)という方針がある。メールサーバについても広島市内のデータセンターにハウジングして運用管理を行ってきたが、スパムの増加がメールサーバにも大きな影響を及ぼしていた。「大量のスパムによってメールサーバが高負荷になり、メールがユーザーに1、2日遅れて届くこともありました。顧客・取引先との情報交換に欠かせないメールをタイムリーに受信できないばかりか、スパムメールに起因したフィッシングなどの危険性も高まり、ビジネス上の大きなリスクとなっていたのです」。

また、営業担当者が迅速に顧客対応できるよう、メールサーバから携帯電話にメールを転送する仕組みを導入しており、営業担当者は外出先から携帯電話でメールを確認できる。だが同時に、メールサーバに届いたスパムも昼夜を問わず携帯に転送されてくるため、「スパムメールをどうにかしてほしいという多くの声が情報システム課に寄せられていました」と楠氏は話す。

スパムの被害は営業部門のみならず、消費者との窓口となるお客様相談室にも及んでいた。フマキラーでは商品をWebサイトで紹介するほか、その取り扱いなどの相談をメールで受け付けているが、お客様相談室の公開メールアドレスに届くメールの約6割がスパムだという。「お客様相談室の担当者は、メールを開くまで消費者からの正規のメールなのかスパムなのかを判断しづらく、スパムの振り分けに多くの時間と労力を費やしていました。誤って正規のメールを削除してしまうこともあり、スパム対策が喫緊の課題となっていたのです」。

高精度のスパムフィルタリングや隔離レポートの使いやすさを評価

情報システム課では、スパムメール対策としてASP型ゲートウェイサービス、アプライアンス製品、ソフトウエア製品を比較検討。フマキラーでは数人の情報システム担当者が、全国の各拠点、約250人のユーザーをサポートしており、アプライアンスでは費用対効果の面で割高になることや、運用管理に手間がかかるという問題がある。また、ソフトウエア製品はクライアントPCのスペックの問題から、スパムのフィルタリングでパフォーマンスが低下する懸念もあったという。「こうした運用上の問題を解決し、運用をシンプルにする方針にもかなっていたのが、手軽に導入できるIIJセキュアMXサービスでした」(楠氏)。

ASP型のメールセキュリティゲートウェイ「IIJセキュアMXサービス」は、スパムメールフィルタやアンチウイルス、送信ドメイン認証などの基本機能に加え、必要に応じてメールアーカイブやメール監査などのオプション機能を付加できる。また、他社のISPを利用している場合や、他社のデータセンターにメールサーバをハウジングしている場合でも、IIJのゲートウェイサーバに接続するだけですぐに導入できる利点がある。

「McAfee社とIIJの技術協力により、日本語スパムにも強いフィルタリングエンジンを採用している点がポイントでした。また、ゲートウェイサービスのため、既存のメールシステムに手を加えずに導入できることも採用の決め手になりました」。

フマキラーでは2006年10月から約260アカウントでIIJセキュアMXサービスの利用を開始。「お客様相談室のスパムメールはほぼフィルタリングできるようになり、担当者は出勤後、スパムの振り分けに時間を取られることなく、本来の業務に着手できます。また、ゲートウェイ側でスパムを駆除できるため、メールサーバの負荷が大幅に下がり、営業担当者は取引先からのメールをスムーズに受信できるようになりました。さらに、携帯電話への無駄なスパムの転送を回避でき、パケット通信料の削減にも役立っています」と楠氏は導入効果を述べる。また、ユーザーごとの月額料金制により、予算管理がしやすいという利点もあるという。

そして、楠氏はユーザーごとのスパムメール隔離レポートの使いやすさを評価する。「GUIベースの容易な操作でユーザー自身が隔離レポートを確認でき、運用面でも助かっています」。情報システム課ではIIJセキュアMXサービスの利用に先立ち、ユーザーに操作説明書を配布。隔離レポートの操作に関する問い合わせは一切ないという。

今後、日本版SOX法を視野にメールアーカイブの導入を検討しているところだ。「必要に応じて機能を容易に追加できることも、IIJセキュアMXサービスを採用した理由の一つです。自社でシステムを保有せずに、セキュリティやコンプライアンスを強化することができます」。

重要なビジネスのコミュニケーション基盤として、更にメールセキュリティの強化を目指すフマキラーにとって、IIJセキュアMXサービスの役割はますます大きくなりそうだ。

導入したサービス・ソリューション

お客様プロフィール

フマキラー株式会社
本 社:東京都千代田区神田美倉町11番地
創 立:1924年7月
設 立:1950年12月
資本金:28億8960万円
従業員数:約230名
殺虫剤・家庭用品・園芸用品・業務用品などの製造・販売、輸出入事業を展開。国内のほか、マレーシア、インドネシア、インド、韓国に合弁会社を設立。世界80カ国以上へフマキラー・ブランドが広がっている。

フマキラー株式会社

※ 本記事は2007年5月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

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