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福田道路株式会社 様福田道路株式会社

IT基盤をIIJにフルアウトソースし、
運用管理の省力化とBCP対策を実現

高速道路や国道などの舗装工事を担う福田道路株式会社(本社: 新潟市)では、全国83拠点を結ぶイントラネットの柔軟な運用やBCP(事業継続計画)の推進などを目指して社内IT環境を全面的に刷新。IIJのネットワーク・マネージメントソリューション「IIJ SMF sxサービス」やクラウドサービス「IIJ GIO」、各種セキュリティサービスを活用するなど、ITインフラをフルアウトソースしている。

本社集中型のシステム運用で高まるビジネスリスク

福田道路は1970年の設立以来、日本の道路網の整備とともに成長し、高速道路をはじめ、空港、国道などの舗装工事を中心に全国で事業を展開している。環境保全に配慮した舗装に注力しており、舗装表面に赤外線を反射する特殊塗料を塗布することで、夏場の路面温度を低く抑えられる遮熱性舗装が採用された、東京・四谷の迎賓館前の舗装工事を手がけるなど、最先端技術を保有する道路専業事業者として発展してきた。

こうした事業活動を支えるのがITである。工事を発注する国土交通省や地方自治体、ゼネコンなどとの情報交換はデジタル化され、インターネットを使った電子調達やメールによる業務連絡などもさかんに行われている。現在は、新潟本社を中心に北海道から九州まで、IP-VPNとインターネットVPNで全国83拠点を結ぶ社内イントラネットを構築・運用している。セキュリティ確保の観点から、各拠点からのインターネット接続やメールの送受信はすべて本社を経由する仕組みだが、「拠点のネットワーク機器の増設や変更の手間に加え、本社にサーバやインターネットゲートウェイなどを集中配置するリスクなど、BCPの観点からも課題を抱えていました」とシステム管理室長の佐藤栄一氏は打ち明ける。

同社では支店や営業所のほか、工事期間中のみ設置される現場事務所も多い。現場事務所の開設に合わせてイントラネット接続用のルータを用意する必要があるが、これまでルータの設定は通信サービス事業者に任せており、届くまで半月程度かかっていた。「設定済みのルータが現場事務所に到着後、駐在する社員にネットワークへの接続方法を電話などで指示していました。セキュリティ対策の検疫装置やLANスイッチなど、複数の機器をルータに接続する必要があり、ネットワークを開設するのも一苦労でした」とシステム管理室の大平健治氏は振り返る。

BCPの観点からも社内IT環境の見直しが迫られていた。新潟市では2005年12月、暴風雪で広域の大停電が発生。当時は基幹系システムのみならず、グループウェアやインターネットなどの情報系システムも本社で一括して運用管理していたため、停電中は全国の拠点でシステムが利用できなくなったという。

加えて、「老朽化するサーバの更新など、様々な課題が山積みしており、全社的なITの再構築に着手することになりました」とシステム管理室の阿部浩明氏は話す。

SMFを活用して機器の設定や変更などを柔軟に実施

IT環境の刷新に向け、複数事業者のサービスを検討した結果、IIJの提案を採用。「IIJさんには、当社のあらゆる要件を満たすサービスがそろっていました」と佐藤氏は採用理由を話す。要件の1つが、新設する現場事務所や各拠点のルータの設定変更などがスピーディに行えることだ。その手段として、IIJのネットワーク・マネージメントソリューション「IIJ SMF sxサービス」を導入している。

IIJ SMF sxサービスでは、ルータ機器の設定はユーザインターフェース上から一括して行える。設定情報はネットワークに接続するだけで自動的にSMFシステムから取得されるため、多拠点のインターネットVPNなども短期間で展開できる利点がある。「事業者に依頼していた以前と異なり、ルータの設定や変更を必要に応じて自社で行えるようになり、コストと時間を大幅に減らすことができました。加えて、SMFではルータ自体に設定情報が保存されないため、万一の紛失時にもセキュリティが確保でき、安心です」と大平氏はIIJ SMFsxサービスの導入効果を話す。

また、検疫装置で行っていた不正PCの接続禁止や拠点間のファイル共有の制限なども、「そうした機能が1台のルータに内蔵されているので、新たな機器の導入や運用コストを削減できました」(阿部氏)。そして、開設までに長時間必要だった現場事務所にはIIJモバイルを活用。全国をカバーするFOMA®網のモバイルカードをルータと組み合わせることで、WAN環境が即時に構築でき、有線の敷設が困難な山間部の現場事務所のIT活用をサポートしている。

IIJのサービスを活用してITの安定稼働と拡張性を確保

福田道路では、BCP対策として、耐震や電源などの設備が整ったデータセンターを基盤にIIJの各種サービスを活用。保守・運用管理といったネットワークサービスやクラウドサービス、メールセキュリティの「IIJセキュアMXサービス」、Webセキュリティを強化する「IIJセキュアWebゲートウェイサービス」など、様々なサービスを導入している。Webシステムのホスティングとして利用しているクラウドサービス「IIJ GIO」について、「業務に応じてシステムの拡張が柔軟に行えるうえ、運用管理はIIJさんに任せられるので安心です」と大平氏は評価する。

自社で運用管理していたネットワークやセキュリティ、情報系サーバなどをすべてIIJにアウトソースすることで「ITの安定稼働のみならず、ITコストを年額で約15%削減できました」と佐藤氏は試算する。今後は、自社で運用しているウイルス対策システムのクラウド化や、基幹系システムのデータセンター運用、また、BCP対策としての仮想デスクトップサービス導入などが検討課題になるという。

「東日本大震災後、経営陣もBCPの必要性を認識しており、これからもIIJさんに最適な提案をお願いしたいですね」と各氏は口をそろえる。道路建設を通じ、地域社会の発展に貢献する福田道路。そのITインフラをIIJのフルサービスが担っている。

福田道路株式会社様へ導入したシステム 構成図

導入したサービス・ソリューション

お客様プロフィール

福田道路株式会社
本社:新潟市中央区川岸町1-53-1
東京本社:東京都新宿区坂町28
設立:1970年11月
資本金:20億円
「誠実と技術をもって事にあたり、建設を通じ社会に貢献する」を経営理念に掲げ、地域社会の発展に貢献している。環境の保全、景観、スポーツ施設などの分野で高い舗装技術と実績を誇る。

福田道路株式会社

※ 本記事は2012年2月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。

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