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IIJ、在宅医療における医療・介護情報の迅速な共有を実現する「IIJ電子@連絡帳サービス」を提供開始

地域医療連携と地域包括ケアを実現する多職種連携システムをクラウドサービスとして提供

2017年3月1日

株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎、コード番号:3774 東証第一部)は、ヘルスケア分野における事業推進の一環として、在宅医療に関わる様々な専門職の方が情報共有するためのプラットフォーム「IIJ電子@連絡帳サービス」を開発し、2017年4月1日より提供を開始いたします。

本サービスは、名古屋大学医学部附属病院 先端医療・臨床研究支援センターが開発した情報共有ツール「電子@連絡帳」を、同センターとの共同研究により、クラウド型サービスとして商用化したものです。IIJでは、地域医療連携および地域包括ケアを実現するためのコミュニケーション基盤として、全国の自治体、医師会、医療法人等を対象に本サービスを販売してまいります。

団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年を目処に、政府では、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の構築を推進しています。そのような中、在宅医療を支える様々な専門職の方が共通のシステム上で情報共有できる多職種連携システムの構築が必要とされています。

本サービスでは、すでに東海エリアを中心に導入実績のある「電子@連絡帳」を、医療情報の取り扱いに係る各種ガイドラインに準拠した高いセキュリティレベルのクラウド基盤上で提供します。要介護者やその家族、医師、看護師、介護士、薬剤師等、在宅医療に関わる方々が、安全かつ迅速に情報交換できる共通のプラットフォームを提供することにより、円滑なチーム医療を支援します。

本サービスの主な特徴は以下のとおりです。

在宅医療に関わる情報を迅速に共有し、地域包括ケアを実現

要介護者をとりまく地域の専門職の方は訪問することなく、細かな状況の経過をそれぞれの視点から迅速に確認できます。

訪問前に介助方法の計画が可能

医師や看護師等の処置、服薬指導の内容を共有できるため、要介護者宅に訪問する前に最適な介助方法を計画することができます。

高度なセキュリティ環境での情報共有

「医療情報関連ガイドライン」に準拠した高いセキュリティ基盤に加え、電子証明書によるシステムへのログインが可能なため、利用者の医療情報を安全に交換することができます。

サービス概要図

IIJ電子@連絡帳サービス 概要図

サービスの主な機能

機能 概要
患者一覧・登録 3ステップ(入力→確認→登録)で簡単に患者登録ができ、一覧から対象患者の詳細情報を確認することができます。
掲示板 掲示板形式でコミュニケーションがとれます。職種アイコンと、会話の内容による色分けにより、直感的に理解できます。
医療・介護連携サマリ 入力された各種情報を連携サマリとして、ボタン1つで帳票出力が可能です。
定型文書発行 在宅医師より各種定型文書を発行できます。PDF形式の帳票が掲示板に書き込まれ共有できます。
グループ機能 「プロジェクト」タブ機能を用いることで、患者に紐付かないグループを作成し、連携医療機関などのグループで、コミュニケーションをとることができます。
ファイル添付 文書ファイルなど、様々な資料を添付ファイルで共有できます。

サービス利用料金

初期費用 0円
月額費用 200,000円(患者登録数5,000人まで)

利用画面イメージ

サービス紹介サイト

名古屋大学医学部附属病院 先端医療・臨床研究支援センターからのエンドースメント

「IIJ電子@連絡帳サービス」の提供開始を歓迎いたします。
我が国は世界で最初に「超高齢社会」を迎え、すべての人々が自らの立場でこの社会を支える担い手になることが求められています。地域包括ケアシステムは医療・介護・福祉の面でその担い手を支援する仕組みです。そしてこの仕組みに必要な機能を現場の声を聞きながらコンパクトにまとめ、体系化したツールが名古屋大学の開発した「電子@連絡帳」です。
この度、「電子@連絡帳」及びその関連ツール(NU-Medライフケアエコシステム(※))を「IIJ電子@連絡帳サービス」としてIIJより全国に展開することになり、大きな期待を抱いています。このサービスが多くの地域の人々に活用され、超高齢社会にも負けない健康づくり、街づくりに役立てば幸いです。

名古屋大学総長補佐
名古屋大学医学部附属病院 先端医療・臨床研究支援センター
教授 水野正明様

  • (※)NU-Medライフケアエコシステムは、電子@連絡帳(新名称:NU-Med電子連絡帳)を始め、電子@支援手帳(新名称:NU-Med電子支援手帳)、災害時活用オプション、画像連携オプション、生体情報収集オプションといった連携アプリケーションを包括した総称です。

IIJでは今後も、医療・ヘルスケア分野のニーズに応える付加価値の高いサービスを提供してまいります。

お詫びと訂正

2017年6月8日、以下の内容で訂正しました。

  • 誤)名古屋大学医学部附属病院 先端医療・研究支援センター
  • 正)名古屋大学医学部附属病院 先端医療・臨床研究支援センター

お詫びして訂正いたします。

報道関係お問い合わせ先

株式会社インターネットイニシアティブ 広報部

〒102-0071 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム

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