IIJグループ、米国内で提供するクラウドサービス「IIJ GIO USサービス」のラインナップを拡充

リソース割り当て型の「Rシリーズ」を新たに開始し、企業のプライベートクラウドからソーシャルアプリケーション基盤の構築まであらゆるお客様のニーズに対応

2013年11月5日
株式会社インターネットイニシアティブ
IIJ America Inc.

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株式会社インターネットイニシアティブ（IIJ、本社：東京都千代田区、代表取締役社長：勝栄二郎、コード番号：3774 東証第一部）と、IIJの100%子会社で米国内でのISP事業とバックボーン運用等を行うIIJ America Inc.（IIJ America、本社：ニューヨーク、President＆CEO：小林弘一）は、米国内で提供しているクラウドサービス「IIJ GIO（ジオ） USサービス」のラインナップを拡充し、割り当てられたリソース内で自由に仮想サーバを構築可能な「Rシリーズ」の提供を本日より開始します。

IIJ Americaでは、2012年のIIJ GIO USサービス開始に先駆けて、2009年より仮想サーバを提供するホスティングサービス「Point Red」を開始し、主に日系企業向けに高品質で安定したサーバ環境を提供してきましたが、今回のRシリーズの提供にあわせ、Point RedをIIJ GIO USサービスに統合し、サービスメニューを刷新します。
このブランド統合によって、サービス設備が東海岸（ニューヨーク）と西海岸（ロサンゼルス、サンノゼ）に拡張され、社内サーバとしての利用やディザスタリカバリの用途など、幅広いニーズに対応できるラインナップを用意します。これにより、一般企業からソーシャルアプリケーション事業者まであらゆる層のお客様にとって、最適なクラウドサービスを選択することが可能になります。

IIJ GIO USサービスのサービスメニューは以下の通りです。

Rシリーズ

お客様がサーバ環境に必要なリソースを、自由に割り当てて利用するサービスで、お客様自身で仮想サーバやOSなどのサービスコンポーネントを設計し、構築することが可能です。プライベートネットワークの追加や、スナップショットの取得、仮想サーバのテンプレートを作成しておくことができるなど、高い柔軟性を保ちながら、必要なシステム環境を容易にクラウド上で実現でき、エンタープライズ向けシステムとしての利用に最適です。

Eシリーズ

VPNやファイアウォールをはじめとした多彩なオプションを備え、Dシリーズと組み合わせて利用することが可能です。オンプレミス環境と接続するなど、多様な利用形態をサポートし、エンタープライズ向けシステムインフラとしての利用に最適です。

Dシリーズ

お客様の要望に応じた物理サーバをご提供します。メモリやディスク、SSD（半導体ディスク）など、スペックや構成を自由にカスタマイズすることが可能です。

V/Xシリーズ

ソーシャルアプリケーションプロバイダー（SAP）のサービスプラットフォームとの高い接続性を持ち、仮想サーバ（Vシリーズ）と物理サーバ（Xシリーズ）を組み合わせた利用が可能です。SAP企業の情報インフラとして最適です。

IIJ Americaでは今後も、多様な要望に柔軟に応える幅広いサービス展開を通じて米国でのプレゼンスを一層高め、日系企業や現地企業をターゲットにIIJ GIO USサービスを拡販してまいります。

Rシリーズサービス仕様

バーチャルマシンOS	CentOS/Windows　他
バーチャルマシン数	無制限
CPU	1GHz～
メモリ	1GB～
ディスク	10GB～（10k rpm/15k rpm） 10GB単位で追加可能
インターネットコネクティビティ	200Mbps共有オプション：専用インターネット接続（1Mbps～1Gbps）

IIJ GIO USサービスについて

IIJ GIO USサービスは、日本市場と同じレベルの高品質で柔軟性の高いクラウド環境を米国内で提供するサービスです。多様なサービスラインナップで、エンタープライズからSAP向けシステムまで、幅広いニーズに対応します。アメリカ東海岸（ニューヨーク）、西海岸（ロサンゼルス、サンノゼ）の3箇所にサービス基盤設備を構築しており、日・英・米を大容量回線でつないだバックボーンネットワークに接続された遅延の少ない安定した環境をアメリカ東西で提供することで、災害対策やBCP対策への需要にも対応します。